昨年に引き続き、撮影とデータ取材の一部を担当させていただいた「地球の歩き方 タイ 2015〜2016」が、2月6日(金)頃から発売されます。今回の改訂版では、巻頭のカラーグラビアにあるタイ国内の世界遺産(アユタヤー、スコータイ、シー・サッチャナーライ、カムペーン・ペッ)の紹介記事で5ページ、タイ北部の町ラムパーンの紹介記事で4ページの写真と文章を提供しています。それ以外では、タイ中部と北部の章トビラの写真も。タイに行く予定がある人だけでなく、特に行く予定がない方も(笑)、書店で見かけたら一度手に取ってみていただけると嬉しいです。
Tag: Thailand
下りない肩の荷
午前中から都心に出る。昨年秋のタイ取材で作ったページの、最後の色校チェック。今回は特に問題なかったので、あとは編集者さんにおまかせ。これでようやく肩の荷が一つ下りた。ふう。
午後の早い時間に自宅に戻ってみると、まるでそれを待ち受けてたかのように、電話やメールが矢継ぎ早に殺到。いろんな案件についてのやりとりが同時進行で繰り広げられて、気がつけば外はもう真っ暗。なんてこった。肩の荷が一つ下りたと思ってたら、まだまだたくさん載っかってた(汗)。
明日は午後から渋谷でトークイベントなのに、こんな地に足が付いてないばたばたの状態で大丈夫なのかな‥‥。まあ、ここまで来たらもう、なるようにしかならないんだろうけど。
本場の味
夜、吉祥寺へ。駅の近くのラオス料理店で、食事をしながらの打ち合わせ。ビアラオを飲みつつ、黒米入りのカオニャオと一緒にラープやガイヤーンをいただく。
その味が悪かったというわけではまったくないのだけれど、食べながら思い出していたのは、この間のタイ取材の時に、行く先々の安食堂や屋台で食べていた料理の味だった。ガイヤーン、パッタイ、ソムタム、カオマンガイ、センレックナーム‥‥安くて、さりげなく、それでいて鮮烈で、何とも言えずうまい。気候などにもかなり影響されていたとは思うが、あれらは文字通り、本場ならではの味だったのだろう。
そう考えると、僕はとてもぜいたくな経験をさせてもらえていたのだと思う。まあ、取材はほんとにきつかったけどね(苦笑)。