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打ち合わせと収録と

昨日は昼から、神宮前で打ち合わせ。次に作る本のデザインについて、担当していただくデザイナーの方々と。

僕自身は、執筆・撮影・編集という役割をほぼ一人でこなす人間なのだが、デザインや造本、印刷といった分野ではまだまだ全然知識不足で、最新技術のノウハウにも追いつけていない。だから、その道の専門職の方々のアイデアを伺えるのは、本当に勉強になる。良い本を作れたらいいなあ。まずは原稿に着手せねばだけど……。

夕方からは、六本木ヒルズのJ-WAVEのスタジオで、コメントの収録に臨んだ。今週末の土曜日に放送される予定だという。先月と今月、2カ月連続でJ-WAVEに出させていただくことになるとは、想像もしていなかった。今回は収録なので、うまく編集されていることを願う……。

もろもろ終わった後、ブリュードッグ六本木に行って、ビールとハンバーガーで一人で軽く飲む。頑張った自分。おつかれ。

一年ぶりのラジオ

昨日の午後は、J-WAVEの「GOOD NEIGHBORS」という番組に出演した。ラジオ番組への出演は、昨年春に出たbayfmの「THE FLINTSTONE」以来、約一年ぶり。J-WAVEでの出演となると、2012年以来、九年ぶりということになる。

昨年の出演時はGoogle Meetを使ってのリモート収録だったのだが、今回はリモートでの生出演。スタジオとの映像中継はパソコンのZoomで(Zoomの音声はオフ)、音声はiPhoneのFaceTimeアプリ(FaceTimeの画面はオフで音声のみ)でマイク付きイヤフォンを使って、という方式だった。聴いてくれた方々がみな「リモートなのに、話し声が意外にクリアでびっくりした」という感想を伝えてくれた。実際、FaceTimeで音声を取ると、Zoomなどよりも音質がかなりよくなるらしいのだ。かれこれ一年以上もの間、リモートでのゲストの出演や収録を数多く強いられているラジオ局側の工夫なのだと思う。

トークの内容自体は、平日午後に放送される穏やかな雰囲気の番組ということもあって、聴く人の大半をおいてけぼりにするようなマニアックな話は、もちろんしなかった(笑)。ただ、それまで僕やラダックのことをまったく知らなかったような人が、今回の放送を聴いて「へー、ラダックって、どんなところなんだろう」と心の隅にでも付箋を貼っておくように気に留めてもらえていたら、それだけで僕はとても嬉しい。

次にJ-WAVEからお呼びがかかるのは、いつなんだろう。また、九年か、十年後くらいかな(笑)。

リモート出演

今日は午前中から、ラジオ番組の収録に参加。

普通ならスタジオに出向いての収録になるのだが、時節柄、ラジオ局でも極力在宅ワークを推奨しているそうで、今回は自宅から、Google MeetというWeb会議システムを経由してのリモート出演という形になった。ちなみに番組でも、僕の分の収録がGoogle Meetによる初収録だったという。

仕事机でMacBookを開き、Powerbeats Proをワイヤレス接続して耳に装着し、Google Meetでの収録スタート。いろいろ初めてづくしで、感覚がいまいちつかめず、話し方がおたおたしてしまった部分も結構あった。反省。うまく編集して綺麗にまとめていただけるといいのだが……。

それにしてもまあ、レアな体験だった。いつか、「あの時の収録は大変だったなあ」と、飲み会の席でのネタにできるような日が来るといいな。

ラジオのCMに思う

自宅にいる時、書き仕事でテンパってなければ、たいていラジオをかけ流しにしている。水曜の夜と、日曜の午後から夕方にかけては、InterFM。それ以外の時間帯は各局の番組内容に応じて気まぐれに、という感じだった。

でも最近は、上に挙げたInterFMの番組以外の大半の時間帯、Worldwide FMを聴くようになった。昨年9月にジャイルス・ピーターソンが中心になって立ち上げたインターネットラジオ局で、存在は前から知っていたのだが、先日iPhoneアプリがリリースされて、AirPlay経由で自宅のステレオで高音質で聴けるようになってからは、もう、こればっかり。まったく何の不満もない。合間にCMも入らないし。

CMといえば、巷のラジオ局では、「過払い金請求の無料相談」と「聞き流すだけの英会話教材」のCMが、なぜ、あんなにも存在感を発揮しているのだろう。統計を取ってるわけじゃないので、本数が多いかどうかまでは知らない。ただ、心地よい音楽の合間に急に突っ込まれる、あの唐突な異物感は、わざと演出してのものなのだろうか。のんびり気持ちよく散歩してる時に、突然、がくっ、と石ころにつまずいたみたいな気分になるのだが。

というわけで、今も聴いてるのは、Worldwide FM。いい。ほんとにいい。

radikoタイムフリー賛歌

今年の10月から、radikoに新しく導入されたタイムフリー機能。番組が放送されてから1週間の間なら、いつでもその番組を聴くことができるようになった。この機能、ほんと、まじで、スバラシイ。

僕は家にいる時、原稿執筆に集中していたりインタビューの音声起こしをしていたりする時でなければ、たいていラジオかCDをかけ流しにしている。好きなラジオ番組はいろいろあるのだが、時間帯によってはどこの局も、うーん、イマイチ、という時もまあ結構ある(苦笑)。外出していたりして、好きな番組を聴き逃す時も少なくない。でも、タイムフリー機能を使えば、そういう惜しい時間を取り戻して、埋め直すことができる。ほんと、拍手喝采である。

ちなみに今聴いているのは、昨日外出していて聴き逃した、Inter FMの「Barakan Beat」。同局の水曜深夜の「JAZZ ain’t Jazz」と「Tokyo Moon」もよくタイムフリーで聴き直している。落ち着いて聴ける音楽主体の番組が多いかな。それにつけてもこのタイムフリー、本当にいい取り組みなので、これからも改良を重ねながら、続けてほしいなと思う。