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冬の安曇野

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始は、岡山からやってきた実家の人間たちと合流して、安曇野の小さな家で過ごした。前半はちっちゃな二匹の怪獣(姪っ子と甥っ子)との戦いに明け暮れていたのだが(苦笑)、彼らが一足先に岡山に帰ってからは、いつもに比べるとのんびり骨休めできた。温泉にも三回くらい行ったし。

ひまつぶしに写真を何枚か撮ってきたので、ここに載せてみることにする。

マグナム・フォト

今日は夜に銀座で打ち合わせがあったので、少し早めに家を出る。いくつか用事を片付けた後、銀座のRING CUBEで開催されているマグナム・フォトの写真展「50の情熱」を見る。

マグナム・フォトは、第二次世界大戦後にロバート・キャパらが中心になって創設したフォトグラファー集団だ。それまであやふやだった写真の著作権というものが確立されたのは、彼らの功績によるところが大きい。今回の写真展は、マグナム・フォト所属の正会員50名の作品を集めた写真展だ。

RING CUBEは個人的にも好きなギャラリー(いつか自分もここで写真展をやってみたい‥‥)なのだが、世界最高峰のドキュメンタリー・フォトグラファー50名の作品がずらっと並んだ様は、さすがに壮観だった。時にはそっと、時には鋭く、対象を切り取るまなざし。いろいろと勉強になるというか、自分の青二才ぶりを思い知らされる(苦笑)。

現在はマグナム・フォトを離れてしまっているセバスチャン・サルガドとヨゼフ・クーデルカの作品が見られなかったのは、ちょっと寂しかった。この二人には、本当に大きな影響を受けたから‥‥。

InstagramとWordPress

あちこち飛び回りながらこなしていた今月の仕事も、ようやくゴールが見えてきた。ただ、ほっとして気を抜いたせいか、今日はなんだか身体に力が入らない。週末は仕事で千葉方面に行かなければならないし、もうひと踏ん張りしなければ‥‥。

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ここのところ、InstagramWordPressを連携させようと試行錯誤していたのだが、ようやく落としどころが見えてきた。InstagramからFlickrに写真をポストするように設定し、Flickrにアップされた写真を、Quick Flickr WidgetというプラグインでWordPressのウィジェットに表示させる方法だ。

Quick Flickr Widgetは、Flickr関連のプラグインの中では比較的シンプルで扱いやすい。画像の表示サイズや投稿日時の表示など、もう少し細かくカスタマイズできるといいのだが、今のところ僕の求める用途では、表示の具合や投稿から反映までのレスポンスなど、このプラグインが一番まし。ページ右下のウィジェットエリアに、最新の投稿を一件だけ、ちんまり表示させることにした。

ただの自己満足と言われたらそれまでだけど(苦笑)、今後は、ブログのページの右下も、ちょくちょく見てやってください。

Instagram

最近、面白いなと思っているiPhone向けアプリに、Instagramという無料アプリがある。今月初めに配布が始まったばかりなのだが、あっという間に広まって、一躍大人気に。巷では「Twitterの次に流行るサービスの本命はこれだ!」なんて声も聞くほどだ。

簡単に言うと、Instagramは写真共有アプリだ。iPhoneで撮った写真をトイカメラ風フィルタでスクエアフォーマットに加工して、アプリ経由でアクセスできる環境にアップロードする。フォロワーは、それに「Like!」やコメントをつけることができる。非常にシンプルで、必ずしも今までにない斬新なサービスというわけではない。では、なぜ今、こんなに人気なのか?

一つには、基本的にiPhoneだけで完結することを前提に、インターフェイスや仕組みを構築しているという点。Webから移植された従来のサービスに比べると、段違いに使いやすい。フィルタ加工される写真のサイズが612ピクセル四方というのも、それがiPhoneの画面で一番綺麗に表示されるサイズだということを計算しているからだろう(余談だが、Instagramで加工した写真はiPhoneの待受画面にちょうどいい具合に収まる)。いつでも気軽にiPhoneを持ち歩いて、気が向いたら写真を撮って、それを友達と共有する。そうした使い方にジャストフィットしたアプリなのだ。

もう一つは、用意されているトイカメラ風フィルタのクオリティの高さ。トイカメラアプリは過去にもたくさんリリースされているし、僕もCamera Bagというアプリを愛用していたが、それらと比べても、格段にいい。Instagramのフィルタを使うと、別にどうということのない写真でも「何かいい感じ」になってしまうのだ。フィルタの種類もたくさんあるので、写真に合わせていろいろ試して遊ぶことができる。iPhone 4からカメラの基本性能が大幅に向上しているのも、このアプリにプラスに働いていると思う。

TwitterやFlickr、Facebook、Tumblr、Foursquareとの連携機能も用意されていて、Instagramへの投稿をTwitterで知らせたり、Flickrに写真を同時投稿したりすることもできる(僕がFlickrでテストしたギャラリーはこちら)。また、gramjunctionなどのサイトで写真のギャラリーを作るのも面白い。今後はWordPressと連携させるプラグインも出てくるのではないだろうか。というか、出てほしい(笑)。

午前四時の写真集

昼、国立のKunitachi Tea Houseという店でガレットのランチを食べながら、仕事の打ち合わせ。これが本格的に始動するのは来年の春以降になりそうだが、この世にまだ存在しない本のことをあれこれ話し合うのは、とても愉しい。いい本になるといいのだが。

先方のオフィスで午後半ばまで打ち合わせをした後、新宿に出てヨドバシカメラを徘徊。もうすぐ買い替える予定のテレビの現物を下見する。機種はだいたい絞り込めた。あと少しで冬だというのに、うっかりバルミューダのGreen Fanにつられてしまいそうになる。その前に必要なのは、足元暖房のヒーターだろうに。

夜は、新大久保の梁の家という店で飲み会。夏のラダックのヌブラでしばらく一緒に行動した、ジュレーラダックのスタディツアーのメンバーの方々と。この店はひさしぶりだったが、カキのヂョンとポッサムのうまさはさすが。あと、おこげマッコリというのを初めて飲んだ。

夜中に三鷹まで戻ってきて、家までの道程をぶらぶらと歩く。規則正しく並んだ街灯の列の下、しんと静まりかえった住宅街を歩いていると、もう思い出せないほど昔に考えた本の企画を思い出した。午前四時、夜でもなく朝でもない時間に、誰もいない街の風景を撮って、それを写真集にしたら面白いんじゃないか。どうしてだか、そんなことがふいに脳裏に浮かんだのだった。