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狙いに狙う

終日、雨。身体がだるかったので、午後に少し仮眠。身体がしゃっきりしたところで、原稿を書く。

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写真を撮る技術で、自分がまだまだダメだなあと思うのは、いい写真を狙って撮ることができてない、ということ。

このブログのポートフォリオに載せている写真も、自分からシャッターチャンスを察知して、狙いに狙ってモノにしたという写真は、実のところ、あまりない。むしろ、「とりあえず撮っとくか」的な感じで何の気なしにパシャッと撮った写真の方が、周囲の評価が高かったりする。いい写真ってどうやったら撮れるんだろう、と思うこともしばしば。

ただ、「狙いに狙う」ことを止めたら、いい写真が撮れなくなるのは間違いないと思う。何というか、いい写真を愚直に狙い続けていれば、周囲に注意が張り巡らされて、狙いとは違うところで何気ない瞬間が訪れても、脊髄反射で反応できる気がする。狙ってないと、ほぼ絶対に反応できないから。

狙ってモノにする確率も、まぐれ当たりの確率も、両方上げていくのが理想かな。修練せねば。

陣馬山〜高尾山縦走

仕事もだいぶ落ちついたし、梅雨入りする前に、もう一、二回くらい山歩きをしようと思って、出かけてきた。今回選んだのは、陣馬山から高尾山までの縦走コース。平均標高が低いのはやや物足りないが、家から近いし、縦走にすればそれなりの距離を歩けるので、夏に向けて身体を絞るにはいいかな、と考えた次第。

高尾駅北口から陣馬高原下行きのバスに乗り、学校に向かう大勢の小学生たちと一緒に小一時間。終点で降りて、和田峠に向かう道を登りはじめる。途中に看板があるところから、陣場山新ハイキングコースという細い登山道に入る。杉林の中に、ホーホケキョ、とウグイスの鳴き声が響く。行手の登山道に、木漏れ日の光がこぼれていた。

丹沢表尾根縦走

半年間の本づくりで、なまりになまった身体を叩き直すべく、丹沢を登ってくることにした。丹沢は学生の頃に何度か登った記憶があるが、それ以来とんとご無沙汰だったので‥‥二十年ぶり?(汗) はてさて、どれだけ体力が落ちてるのやら‥‥。

今回選んだのは、丹沢表尾根縦走コース。秦野からバスで行けるヤビツ峠から登りはじめ、二ノ塔、三ノ塔、烏尾山と尾根を伝って、塔ノ岳を目指す。下りは大倉尾根を一気に下って、大倉バス停から渋沢に戻るという計画だ。小さめのリュックに合計1リットルの水と、簡単な食糧、ウインドブレーカー、タオル、財布とiPhone、それからGR DIGITAL IVを詰め込んだだけの軽装備で行くことにした。

早朝の秦野駅に降り立ってみると、ものすごい数の登山客がひしめいていて、びっくり。ヤビツ峠行きのバスに乗れるのか、ちょっと焦ったが、幸い臨時バスがばんばん来てくれて、事なきを得た。

ヤビツ峠からは、一時間少々、蒸し暑い木立の間の道を登る。ふっと周囲が開け、ふりかえると、快晴の空の下に広がる緑豊かな表丹沢の山々が見えた。

リコー GR DIGITAL IV

僕が旅先で写真を撮る楽しさを初めて知ったのは、リコーのGR1というカメラだった。それがデジタルとなったGR DIGITALも、2005年に発売された初代をずっと愛用してきた。ただ、さすがに七年前のコンデジとなると、普段使いはともかく、仕事のサブカメラとしては画素数や画作りの面でかなり厳しい。ほかのメーカーのカメラもいくつか検討したのだが、手にした時にしっくりくるホールディングや操作感、写りの好みを考え合わせた結果、「やっぱりGRだな」という結論に達して、GR DIGITAL IVを手に入れることにした。

奥多摩散策

ひさしぶりに遠出。といっても、同じ東京都内の奥多摩へ。ずいぶん昔に一度歩いたことのある、奥多摩湖から奥多摩駅までのハイキングコースをまた歩いてみた。この間新しく購入したばかりの、リコーのGR DIGITAL IVの試し撮りもかねて。まずは、奥多摩駅からバスに乗ってやってきた奥多摩湖にある、小河内ダムの水門。