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忘れてきたもの

ほんと、やたらめったら忙しい。

今日は午後から、三田と赤坂でそれぞれ打ち合わせ。終わった後、四ツ谷のたけだでカキフライ定食を食べてほっとしたのもつかの間、家に戻ってみたらメールの山で、夜半過ぎまでひたすらキーボードを叩いていた。

赤坂で、冬だけ登場するアイススケートリンクのそばを通りがかった。スケートなんて、いったい何年やってないだろう‥‥さっぱり思い出せない。とりあえず、普通に前に進んだり曲がったりする分には普通に滑れるけど。あれ、そういえばスキーは? 何年やってない? 大学の時以来?

年を経るにつれ、いろんなことを経験していく一方で、忘れてきたものもある。寂しいような気もしないではないし、またやってみようかと思わなくもないけれど、うーん、どうだろ‥‥。何かきっかけがあれば、なのかな。

とりあえず今は、いろんな意味で余裕がない(苦笑)。

極北への衣替え

二日ほど前に、このサイトのヘッダ部分にある写真を入れ替えてみた。完全に気まぐれで。

トップページと各エントリーは、早朝にワンダーレイクの北端から見たデナリ。自己紹介のページは、雪が舞う中で草を食む牡のカリブー。仕事関係のページは、早朝に霜の降りたツンドラ。写真ポートフォリオのページは、北の空に舞うオーロラ。一気に極北の装いのサイトになった。

アラスカで撮ってきた写真は、いろいろあってまだまとまった形で出せずにいるのだが、まあ、このくらいだったらいいかなという写真を今回載せている。実はまだまだ、結構キテる写真がたくさんあるのだが、まあ、そんなに焦らなくても、いつか、何かしらの形で機が熟すんじゃないかな。その時が来たら、一気にお見せします。

氷河と寝袋

この間、毛布と布団の正しい使い方というのがネットで話題になっていた。これはたぶん、羽毛布団のロフトを最大限に活かすための使い方というのがキモなのだろう。僕はもともと羽毛布団(安物だけど)の上に毛布をかけていたのだが、試しに身体の下にも薄手の綿毛布を敷いてみたところ、確かに暖かい。下に敷く毛布が分厚すぎたり、材質がアクリルだったりすると、かえって寝苦しくなりそうだけど。

まあそれはそれとして、寝る時に一番暖かい寝具は、やっぱり寝袋だと思う(笑)。さすがに自分の家でわざわざ寝袋を使ったりはしないけど、何だかんだで、寝袋で寝起きしている回数は普通の人よりもだいぶ多いはずなので、そのありがたみは十分わかっているつもり。

僕が持っているのはマウンテンハードウェア製のものが二つで、一つは使い勝手のいいスリーシーズン用、もう一つは冬のラダックやこの間のアラスカでのキャンプで使った厳寒期用。厳寒期用は、襟元までみっちりダウンが詰まっているマイナス20℃くらいまで耐えられる仕様のもので、実際、チャダル・トレックや雪のワンダーレイクでもぐっすり眠ることができた。

でも、寝袋の世界にも、上には上がある。たぶん最強クラスなのは軍用の寝袋だろう。ラダックでも、地元の人々はインド軍の放出品の寝袋を使っている。これはめっちゃでかくてかさばるのだが、インナーとアウターを組み合わせて使うモジュラー構造になっていて、両方使うとものすごく暖かい。あまりにも暖かすぎるので、チャダルあたりでは片方だけ使っている人も多かった。

どうしてそんなに過剰なほど暖かい仕様になっているのかというと‥‥インドの最北部、ラダックのヌブラよりさらに北には、今もインドとパキスタンが領有権を争っている、シアチェン氷河という場所がある。ここは標高が6000メートル前後もあって、世界で最も標高の高い戦場とも言われている。そんなとんでもない場所で野営するのにも耐えられるように開発されたのが、この過剰に暖かい寝袋なのだそうだ。

世の中、いろんな場所で寝てる人がいるものである。

加住丘陵を歩く

kasumi01
八王子駅から北に少し歩き、浅川を越えると、加住丘陵という小高い丘がある。小宮公園という公園として管理されているこの場所には、コナラやクヌギを中心とした緑豊かな雑木林の中に木道が整備されていて、手軽に自然を味わえる散策コースになっている。気持のいい秋晴れの日、この加住丘陵をぶらぶらと歩いてきた。

北極光

Northern Lights
アラスカで目にしたもの、撮ってきた写真は、今すぐ全部公開するわけにもいかないのだが、これくらいだったらいいかな。北の空を舞うオーロラ。