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木枯らしの吹く日

終日、部屋で仕事。昼頃は穏やかな日和だったのに、急に空が真っ暗になって、横なぐりの雨。その後はまた急に晴れ上がって、冷たい風が吹きすさぶようになった。たぶん、木枯らし一号になったんじゃないかな。

こんな日は何かあったまる料理を‥‥と思って晩飯に作ったのは、カブとえのきのそぼろ煮。カブは皮ごと食べられるし、すぐ煮えるから、便利な野菜だ。ひき肉と刻んだえのきと一緒に10分ほど煮て、最後にカブの葉と茎を投入し、水溶き片栗粉でとろみをつける。おいしくできた。

この季節にこの料理、何かデジャブだなあと思って過去ログを遡ってみたら、二年前のこの日も同じようにカブとえのきのそぼろ煮を作っていた(笑)。考えることは毎年一緒なんだな。

ジーンズの寿命

夕方、ぶらぶらと歩いて吉祥寺へ。ひさしぶりにまめ蔵でカレー。

信号待ちか何かの時、ジーンズの太腿のあたりを軽くつまんだら、ぱりっ、と1センチくらい裂けてしまった。ほとんど力も入れてなかったので、ちょっとびっくり。

このジーンズ、買ったのはいつだったっけ? 思い出せない‥‥たぶん、十年くらい前? リーの101Zというモデルで、ノンウォッシュの状態から穿きはじめて、今やすっかり色褪せてしまった。家に帰って触ってみると、両腿の前面のあたりは擦り切れて、手で引っ張っただけで破けそうなほど、てろてろの状態。これはもう寿命というか、ジーンズとしては天寿を全うしたと言えると思う。

ダメージジーンズと呼ぶには年季が入りすぎてるので、お出かけに穿くには、ちと厳しいかな。これからは、近所を出歩く時に穿くことにしよう。おつかれさま。

通常運転

昨日から、本格的に仕事を再開。タイで取材してきた情報や素材をまとめて、依頼元に引き渡すための作業を進める。

朝起きて、おひるにうどんやラーメンを作り、コーヒーを淹れ、ラジオを聴きながらメールチェック。午後の間は作業に集中し、夕方から夕飯の支度。昨日はラタトゥイユ、今日は豚汁を作った。食事を終えて、風呂に入ってから、作業の続き。きりのいいところで打ち止めにして、お疲れさまのビールを一人でぷしゅっ。

こんな感じで、すっかり通常運転に戻った。人の指示や都合に合わせるのではなく、自分で自分を仕切る方が、何倍も気楽だなあと思う。まあ、かれこれ十年以上、フリーランスとして一人で働いているのだから、当然か。ないんすよ、からっきし、協調性が(笑)。

そんなわけで、ぼちぼちやっていくことにする。

ゆるめていく

昨日の夜から今日の昼まで、12時間以上寝た。途中、午前中にトイレに起きたりもしたのだが、どうにも眠くて、また横になって眠り続けた。

考えてみれば、タイでの四週間はほぼ一日も休みのないスケジュールだったし、夏にはスピティとラダック、帰ってきてすぐに雑誌のグラビア記事の制作など、ずいぶん早いペースで飛ばし続けてきたように思う。このあたりでゆるめていかないと、先々で無理が出てきそうな気もする。

昼過ぎに起きてからは、おひるにインスタントラーメンを作り、部屋中に掃除機をかけ、積もった埃を雑巾で拭き、昨日買っておいたまほろばの豆でコーヒーをいれた。ようやく、気持が落ち着いた。ペースをゆるめて、自分の歩幅で。

南国への旅

朝起きて、コンビニのサンドイッチをかじりつつ、ベッドシーツなどの大物を洗濯し、近所のコインランドリーで乾燥機にかける。チェックリストを見ながらの荷造りは、あっという間に仕上がった。いつにも増して、荷物が小さくて軽い。防寒着のいらない南国への旅だし、撮影機材も望遠レンズや超広角レンズは今回不要というのもあるけれど、それにしても、ちょっと不安になるくらい、荷物が軽い(笑)。

夜、リトスタで恒例の最後の晩餐。揚げかぼちゃのスパイスサラダ、ブリのカルパッチョ、新さんまの竜田揚げなどをもふもふ食べる。南国は南国で、きっとうまい食べ物があるだろうけど、今回はとにかく忙しいので、楽しむ余裕があるかどうか。まずは、暑さと疲労で体調を崩さないように気をつけつつ、最低限必要な仕事をきっちりこなすように心がけよう。

というわけで、明日から約四週間、取材の仕事でタイに行ってきます。帰国は10月17日(木)の予定。それまでブログの更新はお休みしますので、よしなに。