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「サニー 永遠の仲間たち」

「サニー 永遠の仲間たち」

先日観た「きっと、うまくいく」についてのWeb上での反応を見ていたら、かなり多くの人が、この「サニー 永遠の仲間たち」と比べて感想を書いていた。僕もこの映画の予告編を目にした記憶はあったのだが、本編は見逃してしまっていたので、Apple TVで借りて観てみることにした。

「セブン・シスターズ」とは、韓国ではトラブルメーカーの高校生を意味する隠語なのだという。この映画の七人の主人公たちは、文字通りのセブン・シスターズ。ラジオ番組から「サニー」というグループ名をつけてもらった七人は、向かうところ敵なしのハチャメチャに楽しい日々を過ごしていた。ある事件が起こるまでは‥‥。それから25年。余命二カ月の末期ガンに侵された元リーダーのチュナは、病院で偶然再会した仲間のナミに言う。「死ぬ前にもう一度、サニーのみんなに会いたい」と。

1980年代と現代のソウルを行き来して展開されていく物語。記憶の中の日々は明るい色彩と輝きに満ちていて、誰もが希望にあふれた人生と、変わることのない友情を信じて疑わなかった。散り散りになっていた今の彼女たちは、それぞれの事情やしがらみのせいで、必ずしも思い描いていた人生を歩めてはいない。それでも、チュナの呼びかけをきっかけに、彼女たちは気づくのだ。もう一度、なろうと思えばなれるのかもしれない。自分自身の人生の主役に。

チュナの余命という重い軸はあるものの、80年代のポップ・チューンに彩られたこの作品のトーンはとても軽やかで、コミカルな場面もたくさんある。だからこそ、観ていて余計にせつなくなる。もう、取り戻すことのできない時間。それでも、彼女たちは軽やかにステップを踏む。何度も、何度でも。

新しい家電

朝、アマゾンから荷物が届く。一昨日まとめて注文した、新しい家電。バルミューダのGreenFan miniと、オリンパスのVoiceTrek V-803

電化製品をこんな風にまとめ買いしたのは、ずいぶんひさしぶりだ。どちらも以前から必要に迫られていたものの、決断するまではかなり迷った。とはいえ、買ってしまえば何だかんだでウキウキするもの。うれうれと説明書をめくりながらセットアップ(笑)。

GreenFan miniは、夏の間、なるべくエアコンに頼らずに過ごしたいと思って選んだ。うちの部屋は一階で直射日光も当たらないので、一度冷やして中で風を動かしていれば、それなりに快適に過ごせる環境にある。この扇風機は羽根が二重構造になっていて、自然に近いふんわりと優しい風を送ってくれる。消費電力は1Wで、財布にも優しい(笑)。

VoiceTrek V-803は、言うまでもなく完全な仕事道具。今まで使っていたのもオリンパスのICレコーダーなのだが、液晶が小さくて見づらい、ボタンが押しづらい、バッテリーの減りが早いなど、地味にいろいろ悩まされていた。今回買ったものは、内蔵のUSB端子でパソコンに直挿ししてデータのバックアップやバッテリーの充電ができるし、液晶や操作ボタンも大型化して扱いやすくなっている。

何でも新しければそれでいいというわけではないけれど、せっかく買ったものだから、大切に、楽しく使おう。

ポスティングへの対策

以前もブログに書いた、自宅の郵便受けに毎日山のように放り込まれていたチラシや販促物の件。先頃、ちょっとした対策を施してみた。郵便受けに、こんな小さな貼り紙をしてみたのだ。

このポストへのチラシ・販促物の類の投函は一切お断りします。
投函されていた場合は、その広告主に通報させていただきます。

以前、友人の一人がこんな貼り紙をしたという話を思い出したのでやってみたのだが、これ、効果てきめん。あれだけしつこかったチラシの投函が、ぴたっと止んだのだ。こんなに効き目があるなら、もっと早く手を打っておけばよかったな‥‥。

この作戦のキモは、ポスティング業者に「この人を相手にしたらめんどくさそうだな‥‥」と思わせる雰囲気を醸し出す文面にすることだという。まあ実際には、チラシが投函されていたからといって、いちいちその広告主に電話するような煩わしいことはしやしないのだが。

ささやかなことかもしれないけど、チラシとか明らかに必要としていないという人は、こういう工夫をすると、資源の無駄な浪費を避けることに貢献できるかも。

立ち止まりたくなる

今月は文字通り「忙殺」という状態。とりあえず、これまでにやった取材の原稿は今日であらかた片付いた。でも明日からは、三日連続で取材に出なければならない。連日朝イチからで、本数も多い上、取材場所も遠い。拘束時間が長い分、気力も体力も消耗しそうだ。こんな風にわざわざ僕を指名して取材を依頼していただいているのは、ありがたいことではあるのだが。

それでも、たまには立ち止まりたくなる。ソファに寝転んでゆっくりと本を読み耽ったり、カメラの入ったかばんを肩にかけて散歩に出かけたり。立ち止まって、何もしない時間。足元を確かめ、周囲を見回し、再び前に進んでいくための時間。そういう時間が、そろそろ必要なのだろう。僕にとって、そうやって立ち止まることの延長線上にあるのが、旅なのかもしれない。

そんなことをぼんやり考えながら、目覚まし時計を明日の朝六時にセットする。

当たり前の日常

朝起きて、メールをチェック。うどんを茹で、コーヒーをいれ、しばらく仕事。原稿をメールで送り、スーパーに食材の買い出しに行き、コンビニでちょっと立ち読み。当たり前の日常。

あれから、二年。

思い返してみると、あの年は本当に大変だった。世間は震災でてんやわんやで、夏には父が突然逝ってしまった。今も色々苦労はしているけれど、あの頃に比べればずっとましだ。それも、当たり前の日常があるからこそ。何気ない物事への感謝を、忘れないようにしたいと思う。