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それにしても腹が減る

午後、築地で打ち合わせ。去年と今年の夏の取材の成果を中心にした写真記事を、雑誌で発表できることになった。〆切までのスケジュールはかなりタイトだけど、愉しい仕事だから苦にならない。がんばろ。

それにしても、腹が減るのである。スピティからラダックまでのトレッキングの時、炎天下の中を毎日七、八時間ばかりも歩き続けていたので、予備燃料タンクである余分な皮下脂肪をすっかり使い切ってしまったからだろうか。あー、ひもじい。

まあ、日本の食べ物が、それだけおいしいということもあるのだろう。みんな普段当たり前のように食べてるけど、日本の食べ物のうまさと有り難みをあらためて再認識する今日この頃。しかし、ひもじいなあ。

今、できることを

子供の頃、自分の行手には、無限に思えるほど長い人生の時間が横たわっていると感じていた。いつかはそれが途切れることなど、想像もつかなかったし、考えもしなかった。

一般的な人間の寿命の半分ほどの時間を生きてきた今、自分の行手に横たわる時間はそれほど長くはなく、だいたい想像できる範囲だ。今は、ずっしり重いカメラバッグを担いで標高5000メートルの山の中を歩き回ったりしているが、それができる時間も、あと30年もないだろう。

もしかすると、まともな人の感覚で考えれば、行手に横たわる時間の終盤に備えて、今からあれこれ準備しておくべきなのかもしれない。でも、僕は‥‥今、できることを、めいっぱいやるにはどうすべきか、それをまず考えたい。後になって、あの時、あれをやっておけば、ああいう本が作れたのに‥‥という後悔だけはしたくない。先のことを憂うより、今の自分が出せる力を出し切りたい。

それで、どこまでやれるのか。でも、やるしかないな。

病み上がりの味

ちょっと凹んでいた体調も、今日になってほぼ復調。仕事にも普通に取り組めるようになったので、昼から淡々と原稿を書く。週末にぐったりしてた割には、原稿の進捗は順調。残った分は依頼元の判断を待ってからでも大丈夫な案件なので、これで一息つけそう。

体調が戻ってうれしかったのは、コーヒーやビールやラーメンが普通にうまいということ。やっぱり、鼻が詰まってたりのどが腫れぼったかったりすると、いつもの味や香りがまともに楽しめない。普段から当たり前のように飲み食いできていることの有り難みをあらためて感じた。真っ当な自炊も、忙しさにかまけてしばらくご無沙汰なので、できる時はしっかり自炊するかな。

そんなことをつらつら思う、連休の谷間。

風邪っぴき連休

先月から今月にかけての取材ラッシュで疲労困憊していたところにつけこまれたのか、風邪をひいてしまったらしい。熱は全然ないのだが、鼻づまりとのど周りの腫れぼったさ、身体のだるさがなかなか治らない。

風邪をひきかけてる気配はこの前の火曜日くらいからあったのだが、取材の真っ只中だったので、どうにか気合で保たせていた。しかし昨日の昼頃になって、一気に疲労噴出。いったん昼に起き出したものの、身体が異様にだるく、頭も思考停止状態。ベッドに逆戻りして、夕方まで横になってじっとしていた。夜になって多少回復したので、原稿の執筆を少し進め、再びどっぷりと眠る。こういう時は、とにかく寝れるだけ寝るしかない。

今朝になると、身体はだいぶ軽くなって、力がしゃんと入るようになった。鼻づまりとかも多少ましに。しかし‥‥Twitterのタイムラインを観ていても、友人たちはみなわきわきとあちこちに出かけて連休を楽しんでるのに、僕は部屋で一人、鼻をスンスン鳴らしながら原稿を書いていると‥‥。せつない(苦笑)。

まあ、しゃあない。今がんばっていれば、いつか、いいことあるさ。

やむなく早寝

昨日は神奈川の伊勢原近辺で、今日は板橋の西台近辺で、それぞれ取材。どちらも朝イチからで、家に帰り着いたのは夜。メールでの連絡業務、取材データのバックアップ、次の取材の準備などしていると、あっという間にこんな時間。

明日は、今日よりさらに早い時間から、途中に移動を挟みつつ、さらに遅い時間まで取材。おまけに天気予報は雨。木曜も取材がある。取材をしたら当然、その原稿も書かねばならない。ほんと、気の休まる暇がない。

とにかく、この間のように身体がへばってしまうとどうにもならないので、少しでも体力を温存・回復させるために、できるだけ寝る時間を多く確保している。この夜型人間が、やむなく早寝に追い込まれているというわけだ(苦笑)。それでも、効果はまあ知れてると思うが。

とりあえず、目の前のことを一つひとつ、捌いていくしかない。やらねば。