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Aside

最近はデジタル系のガジェットにもあまり食指が動かなくなってきているのだが、BERGのLittle Printerにはひさびさに心ときめいた。このご時世に、レシートサイズの感熱式プリンターという目のつけどころが素晴らしい。

たとえば、誰でも手軽に作れる料理のレシピが一日一回送られてくるとか、世界の遥か彼方——たとえばアラスカとかからちょっとしたニュースが送られてくるとかすると、かなり楽しそう。メルマガなどとはひと味違う、ぬくもりのあるコミュニケーションができるかも。

ツイてない日

夕方、電話が鳴る。以前、名刺交換をしたことのある方から「取材ができるライターさんを探していて、山本さんだったら‥‥」という相談。取材日を聞いてみると、あいにく、来週の大阪取材の日と重なっている。あちゃー。

先方はかなり困っているようだったので、友人のライターにもあたってみたのだが、みんな忙しくてNG。何も助けてあげられないまま、電話を切ることになった。申し訳ないことをした。

気を取り直して、音楽でも聴こうかと思ってボーズのイヤフォンを手に取ったら、あー! 断線してる! かれこれ三年近く使ってきて、特にラダックでは酷使してきたから‥‥。どうしよう。とりあえず、iPhone 4付属のイヤフォンは手元にあるのだが、ボーズに比べると音質が圧倒的に劣るし‥‥。

そんなこんなで、いろいろツイてない日。こんな時もあるさ。

バックパック

押し入れの天袋から、バックパックを引っ張り出してみた。

僕はバックパックを二つ持っていて、一つはミレーのキャプサンという、45〜55リットルくらいのもの。もう一つはグレゴリーのデイ&ハーフパックで、33リットルくらい。この二つの使い分けは単純で、ラダックのように寝袋が必要な場所へ行く時はミレー、寝袋がいらない場所に行く時はグレゴリーを使っている。もともと、寝袋さえ必要なければ「‥‥半年も旅行に行っていて、荷物、これだけですか?」と成田の税関で訝しがられるくらい(笑)、荷物は少ないたちなので、30リットルもあれば十分なのだ。機内にも持ち込めるし。

最近はウルトラライトが流行で、バックパックもびっくりするくらい軽量なものが出ている。いいなーと思ってはいるのだが、いかんせん、ラダックの山の中みたいに尖った岩だらけの荒っぽいところに持ち出すと、耐久性が‥‥。その点、今使っているミレーのキャプサンは頑丈で、五年経ってもびくともしていない。

バックパックを引っ張り出して、床に広げてみたところで、なぜかすっかり満足。荷造りは、明日以降に。

職人が作るオイルドレザースリーブ for iPad


一カ月前にiPad 2が届いてから、実はまだ、一度も外に持ち出していない。部屋の中では、ソファでのんびりしている時を中心によく使っているのだが、華奢な本体を保護するケースがなかったので、結局持ち出さずじまいだったのだ。

今までケースを買わなかったのは、友人の遠藤幸作さんが経営する国立商店が発売を予告していた「職人が作るオイルドレザースリーブ for iPad」にずっと目をつけていたから。昨日、待ちに待ったそれをようやく入手した。

扇風機

午前中から外出。書籍のゲラをDTPスタッフさんの事務所に届けに行く。何も考えずにTシャツにジージャンを羽織って出かけたら、今日はやたらと暑い。すぐにジージャンを脱いでしまった。

移動中の電車内もあまり冷房が効いてなくて、むわんとした空気が立ち込めている。今のところ、窓を開けたりしてしのいでいるようだが、これからさらに暑くなったら、ラッシュアワーとか、冷房なしでやっていけるのだろうか‥‥。やっていくしかないんだけど。

帰りに新宿のヨドバシカメラに寄って、ちょこっと買い物。季節家電フロアを覗いてみたら、人、人、人の大賑わい。しかも、みんなエアコンには目もくれず、扇風機コーナーに群がっている。時節柄というか‥‥。雑誌に載って有名になったバルミューダデザインのGreenFan 2は、生産が追いつかなくて、八月中旬まで入荷しないそうだ。やれやれ。

なんか、夏にラダックに行くのが、ちょっと申し訳なくなってきた。