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ラタトゥイユ

先日収録したラジオ番組が今日の夕方放送されるので、自宅待機。いやはや、自分のしゃべくりの拙さに、聴いてるだけで緊張した(苦笑)。うまく編集してもらえたからまだよかったものの‥‥(汗)。でも、本の宣伝もしっかりしてもらえて、ありがたかった。

晩飯は、ひさしぶりにラタトゥイユを作ることにした。トマト、ナス、ズッキーニ、ピーマンを適当な大きさに切り、鍋でオリーブオイルを熱して刻んだニンニクを入れ、香りが移ったら中火でトマト以外の野菜を炒め、トマトと缶詰のツナを入れ、フタをする。水は野菜から出てくるので一切入れない。煮立ってきたら弱火にして、10〜15分くらい煮る。味見をして、必要なら軽く塩・胡椒をすればできあがり。

夏野菜でラタトゥイユを作ると、あー、夏が来るんだなあ、という気がする。今日もおいしくいただきました。

30秒前の攻防

僕は麺類が好きで、家ではパスタやラーメンをよく作る。工夫らしい工夫は何もしてないけど、茹で時間には妙なこだわりがある。

たとえば、茹で時間11分のパスタなら、キッチンタイマーを11分にセットして寸胴で茹ではじめ、10分30秒になったら火を止め、湯を捨てる。ラーメンも同じで、茹で時間が3分なら、キッチンタイマーを3分にセットして茹ではじめ、2分30秒になったら火を止める。というのも、指定通りの時間で茹でたら、火を止めてコンロから鍋を移動させたりしてるうちに麺に余熱が通り過ぎてしまうんじゃないか、という疑問がずっとあって、ならば火を止めてからの余熱の時間も見越して早めに火を止めよう、と考えた次第。

だったら、最初から10分30秒とか2分30秒とかにタイマーをセットすればいいのに、と思う人もいるだろうが、僕としては、それでは意味がない。セットした時間の30秒前に作業を始め、麺を湯切りして器によそい終わるかどうかというタイミングで、チャララ〜♪とタイマーが鳴り響く。これが大変気持いいのだ(笑)。

‥‥何だろう。自分で書いてて、すげーバカっぽい(笑)。

小休止

昨日からの予定通り、今日は何もしない日。

昼頃までどっぷり寝て、おひるにラーメンを作って食べる。ひさしぶりに部屋中に掃除機をかけ、届いたメールにいくつか返事を書き、だらだらネットを見ていると、もう夕方。スーパーに買い出しに出かけ、ビールと食糧を調達。夜はこれまたひさしぶりにまともに自炊して、大根と豚肉のみぞれ煮を作った。さっき風呂に入って、これからビール。

‥‥数え上げてみると、それなりにいろんな行動してるけど(当たり前か)、まあ、とりあえず、のんびりできた。明日は午前中から遠くに出かけて取材。がんばろ。

マルちゃん正麺

何日かに一度の割合で、おひるにインスタントラーメンを食べている。たいていはサッポロ一番の醤油味か味噌味で、キャベツなどの適当な野菜を一緒に茹で、生玉子を落とし、食べるラー油をちょっとかける。この組み合わせ、割と気に入っていて、ずいぶん長いこと習慣化している。

今日のおひるもラーメンにしたのだが、サッポロ一番ではなく、最近噂の、マルちゃん正麺を試してみた。値段もほぼ同じで、中身は乾燥麺と液体スープのみ。ほうれん草を刻んだのと一緒に茹でて、生玉子を入れるいつもの作り方にする。どんな味かと思ったら‥‥びっくりした。違う。全然違う。麺の食感も、スープの香ばしさも、予想のナナメ上を行くうまさだ。

この価格帯のインスタントラーメンは、コスト的にもそう凝った仕掛けはできないし、もう大きなイノベーションは起こらないのではと思っていたが‥‥見事にやられた、という感じ。人間、本気になれば、まだまだいくらでも工夫できるんだな。

明日も、ラーメン食べたくなってきた‥‥。

春のホロにが

今週初めに取材した件の執筆を進める。ボリュームがそれほど大きくないので、夕方までにはだいたいメドがついて、ゆったり気分。ここのところ手抜き気味だった自炊を、ひさびさにしっかりやってみることにした。

友人たちとのアフリカ旅行帰りの母が、菜園で採れた野菜を送ってきてくれていた。その中に菜の花(といっても正確にはチンゲンサイの菜の花)が入っていたので、これをシンプルにおいしく食べてやろうと思い立つ。フライパンにオリーブオイルを熱し、スライスしたニンニクを入れて香りを移し、刻んだベーコンと菜の花を投入し、じゃじゃっと強火でさっと炒めて、どんぶりによそった炊きたてごはんの上に、どーんとのっける。仕上げに醤油をちょろっと回しがけて完成。「しっかりした自炊」と呼ぶにはほど遠い簡単さ(笑)。

しゃっきり炒めた菜の花は、どこかホロにがくて、それが何ともいえずうまい。苦味をうまいと感じるようになったのは、いつからだったのだろう。子供の頃は、菜の花を進んで食べようなんて、思いもしなかったのに。