Tag: Camera

気楽な旅

ひさしぶりにコンパクトカメラを買おうと思っている。最有力候補は、もうすぐ発売になるリコーのGR DIGITAL IV。六年前から使っている初代GR DIGITALの買い替えという形になる。

同じリコーのGXRGR LENS A12 28mm F2.5や、オリンパスのXZ-1も考えてはみたのだが、店頭で実機を手にしてあれこれいじってみた結果、反応の速さや操作のしやすさ、持ちやすさなど、スナップシューターとしての完成度ではGR DIGITAL IVが抜きん出ていると感じた。特に、AFの速さと精度は素晴らしい。

新しいGR DIGITAL IVを手に入れたら‥‥ふらっと一人旅に出てみたい。着替えと洗面道具だけ詰め込んだリュックを背負い、小さなショルダーバッグにぽいっとカメラを放り込んで。いい写真を撮らなければならないとか、そんなことは一切考えなくていい、気楽な旅。見知らぬ国をおろおろ彷徨いながら、どこかでそんな間抜けな自分を楽しめる旅。

やってみたいな。ひさしぶりに、そういう旅。

Aside

ペンタックスのK-5リミテッドシルバーモデルが登場。それに併せて、DA Limitedレンズ3種類にもシルバーモデルがラインナップされた。どれも限定生産だけど、その姿にはなかなかそそられるものがある。危険(笑)。

K-5は、地味ながらもフォトグラファーの間では評価の高いカメラで、堅牢なボディには入念にシーリングが施されているし、マイナス10度でも問題なく動作する耐寒性能もある。ある意味、僕のような使い方には一番合っているカメラなのかも。

Aside

リコーがGXRの新しい拡張ユニットとして、ライカMマウントとAPS-Cサイズのセンサーを採用した「GXR用レンズマウントユニット」の開発を表明した。Mマウントのオールドレンズを装着できるというのは面白いけど、一部のマニア向けというか、これが不振に喘ぐGXRの救世主になるとは思えない。

リコーは、このコストパフォーマンスの悪い独特のシステムにこだわりすぎて、逆に追い込まれているのではないだろうか。昔からのユーザーとして、期待しているからこその苦言。

Aside

オリンパスの新型コンパクトカメラXZ-1が国内でも発表された。28-112mm相当のレンズで開放F値がF1.8-2.5というのは、相当に魅力的。ズームが使える分、サブカメラとしてはGR DIGITAL IIIより現実的な選択肢かもしれない。リコーびいきとしてはGXRも捨てがたいけど、正直、あのシステムはコストパフォーマンスが悪すぎる‥‥。

今、海外取材の時に持っていくサブカメラの刷新を考えているので、もうちょっと悩んでみる(笑)。

僕の撮影機材

ここ数年、自分の仕事の範疇に写真というものが入ってきているせいか、「どんなカメラを使っているんですか?」とか「あのレンズはどう思いますか?」といったことをたまに人から聞かれるようになった。ここでは、僕が使っている撮影機材について、ひと通り開陳しておこうと思う。