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あれよあれよと

昨日の昼は、小石川にあるジュレーラダックの事務所に行って、「ラダックの風息[新装版]限定特典セット」の通信販売分の梱包と発送作業のお手伝い。近くのインド料理屋でテイクアウトしたカレーで腹ごしらえした後、本を一冊ずつプチプチに包んで袋詰めして、台車に積んで郵便局に運んだ。予想していたよりたくさんの事前オーダーをいただいて、今も注文が入り続けているという。ありがたいことだなと思う。

その後は急いで三鷹に引き返して、リトスタでの写真展「風息の行方」の設営作業。僕はこういう時、あーでもないこーでもないと悩んだり、段取りが悪かったりして、作業がめっちゃ遅いのだが(苦笑)、今回もミヤザキさんたちの助けを借りて、どうにかこうにか、3時間くらいで設営を終えることができた。夜は近所の居酒屋で軽く飲み会。リトスタには足しげく通ってるけど、こんな風に外で飲むのはひさしぶりな気がする。

そして今日から写真展は始まり、本も書店の店頭にだいたい並び終わった。僕は次から次へと降りかかってくる取材と原稿に追われつつ、来月と再来月のトークイベントの内容もそろそろ詰めていかなければというプレッシャーも感じている。夏からはまた、いくつかの国に出かけなければならない。いろんなことが、あれよあれよと進んでいく。一つひとつ、全力で迎え撃つしかないな。

本の旅立ち

今日は朝から夕方まで、雷鳥社の担当編集さんと「ラダックの風息[新装版]」の件で都内の書店さんにご挨拶回り。立川、荻窪、新宿、池袋、丸の内、神楽坂……。たくさん回るつもりだったけど、やっぱり全然時間が足りない。また日を改めて回らねば、と思う。

肝心の本は、すでに入荷しているところもあれば、まだ入っていないお店でも新規で注文していただけたりして、ありがたいかぎり。ラダック自体についての認知度が予想以上に高くなっていたのが意外といえば意外。特典の小冊子とポストカードも、思っていた以上に面白がっていただけて、ほっとした。打てる手は全部打つ。やれることは全部やる。やっぱり何をするにも、それが基本だ。

あの、ころんとした形の本が店頭でちょこんと平積みにされている様子は、(ほんと我ながらバカみたいだけど)自分の子供のように愛しかった。これから、いろんな人のもとに旅立っていく本たち。その先には、どんな出会いや出来事が待っているのだろう。

「ブータンとラダックにいったい何があるというんですか?」

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昨年に続いて今年の夏もラダックでツアーガイドの仕事を務めることになりました。そのツアーの説明会と「ラダックの風息[新装版]」の発売記念をちょこっと兼ねたスライドトークイベントを、ブータンで同じくツアーガイドを務めるブータン写真家の関健作さんと開催します。ブータンとラダックについて、楽しくてちょっとマニアックな話をできればと思っています。よかったらぜひお越しください。

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関健作×山本高樹 スライドトークイベント
「ブータンとラダックにいったい何があるというんですか?」

幸福の国ブータンで体育教師として3年間を過ごした後、写真家となってブータンの魅力を伝え続けている、『ブータンの笑顔』の著者、関健作。インド北部の秘境ラダックで長い歳月を過ごし、その日々を写真とともに綴った『ラダックの風息[新装版]』の著者、山本高樹。それぞれの土地をとことん知り尽くし、ツアーガイドとしても活動中の二人が、ヒマラヤにある二つのチベット文化圏の魅力と奥深さについて、豊富な写真とトリビアを交えながら楽しく語り尽くします。ブータンやラダックが好きな人はもちろん、まだよく知らないという人にもきっと好きになってもらえるトークイベントです。

日時:4月16日(土)14:30〜16:30(14:00開場)
会場:モンベル 御徒町店 4F サロン
東京都台東区上野3-22-6 コムテラス御徒町 TEL03-5817-7891 http://www.montbell.jp/
定員:80名(メールによる事前予約制)
参加方法:
メール(event@gnhtravel.jpまたはyamanagnh@gmail.com)にてご予約の上、イベント当日に会場入口でお一人につき以下のABCの方法のいずれかでご入場ください。予約のメールでは件名を「トークイベント予約」とし、参加される方のお名前(複数名の場合は全員のお名前)と、それぞれの方が下記のABCのどの方法での入場を希望されるのかをご明記ください。
A:『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』の購入(税込1728円)
B:『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』の購入(税込1944円、非売品の小冊子『未収録エピソード』+ポストカード2種付き)
C:本は購入せずに参加費1500円のお支払い(モンベルカードご提示の方は1300円)

※定員を超えてからのご予約は、お立見になる場合があることをあらかじめご了承ください。
※会場ではご入場時にお買い上げにならなかった方々でも、『ブータンの笑顔』『ラダックの風息[新装版]』などの書籍をお買い上げいただけます。
※会場で書籍をお買い上げいただいた方でご希望の方には、イベント終了後、著者によるサインも進呈致します。

■関健作(せき けんさく)
青年海外協力隊の体育教師として、ブータンの小中学校で3年間教鞭を執る。帰国後、ブータン写真家として活動を開始。ブータンと日本を拠点に、写真展や講演、イベントなどを通じて、ブータンの魅力を多くの人々に伝える活動を行っている。著書『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』(径書房)。
http://www.kensakuseki-photoworks.com/

■山本高樹(やまもと たかき)
著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、ラダックに長期滞在して取材に取り組む。以来、書籍やブログなどを通じてラダックに関する情報を発信し続けている。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)他。
http://ymtk.jp/ladakh/

協賛:GNHトラベル&サービス
http://gnhtravel.com

写真展「風息の行方 ラダック ザンスカール スピティ」

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ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]」の発売に合わせ、ひさしぶりに写真展を開催します。会場は、東京・三鷹のリトルスターレストラン。前半の1カ月はパンゴン・ツォやツォ・モリリ、ザンスカールなどの主に自然をテーマにした展示。後半の1カ月はスピティとそこで暮らす人々をテーマにした展示にする予定です。会場では、書籍に小冊子とポストカードをセットにした「ラダックの風息[新装版]限定特典セット」の販売も行います。

開催期間中の在廊予定は、SNSなどで随時お知らせします。みなさんのお越しをお待ちしています。

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山本高樹 写真展
「風息の行方 ラダック ザンスカール スピティ」

インド北部、ヒマラヤの西外れにひっそりと息づくチベット文化圏、ラダック、ザンスカール、スピティ。この地をずっと見守り続けてきた「ラダックの風息[新装版]」の著者、山本高樹による最新写真展。空果つる地を吹き抜ける、風息の行方を辿る旅へ。

期間:2016年3月29日(金)〜5月29日(日)
会場:リトルスターレストラン
東京都三鷹市下連雀3-33-6 三京ユニオンビル3F
TEL&FAX 0422-45-3331 http://www.little-star.ws/
時間:11:30〜24:00(土日祝12:00開店/日祝23:00閉店)
定休:月曜日(臨時休業や貸切の日もあるため、同店のサイトをご確認ください)
料金:無料(会場が飲食店なので、1品以上のオーダーをお願いします)

※会場では山本高樹の最新刊「ラダックの風息[新装版]」に部数限定の小冊子「未収録エピソード」とポストカード2種をセットにした「ラダックの風息[新装版]限定特典セット」の販売も行います。

「ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]」

ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]
文・写真:山本高樹
価格:本体1800円+税
発行:雷鳥社
A5変形判288ページ(カラー120ページ)
ISBN 978-4844136958

2009年3月に上梓した僕の最初の単著「ラダックの風息 空の果てで暮らした日々」が、カラー写真のページを倍増させ、書き下ろしのエピローグを加えた「新装版」として発売されます。ラダックについて書かれた本として、ラダックの写真集として、僕が当初から思い描いていた理想的な形に最も近い一冊になったと自負しています。

この本は、全国各地の書店やネット書店のほかに、3月末から5月末まで東京・三鷹で開催予定の写真展や、4月と5月に都内で開催する予定のトークイベント会場でも販売されます。写真展とトークイベント会場で購入してくださった方には、本には未収録のエピソードの小冊子と新旧表紙写真のポストカード2種を進呈します。そうした会場に足を運べない方には、ジュレーラダックの通信販売でこれらの特典を同梱した「ラダックの風息[新装版]限定特典セット」を提供しています。

僕にとって一番大切な、かけがえのない一冊になりました。よろしくお願いします。