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居酒屋の記憶

たまに、無性に居酒屋に行きたくなることがある。

気の合う友達二、三人と、けっしてチェーン系ではない、場末の地味な居酒屋へ。瓶入りのサッポロラガーに、小さめのコップ。肴は焼き鳥の塩ナンコツ、川エビの唐揚げ、それから煮込みとか。そんな感じで際限もなく、ゆるゆる、だらだらと飲み続けたい。

そんなことを想像していたら、はたと気づいた。それって、大学に進学して東京に出てきた時に連れていかれた、学生寮の近所の居酒屋のメニューそのままじゃないか。酒を飲みはじめた頃に刷り込まれた記憶は、その後もずっと飲み方に影響するのかもしれない。

ネットで調べてみたら、当時連れていかれた居酒屋は、もう、なくなってしまったようだった。

じゃがりこ断ち

ラダックガイドブックの仕事が一段落して、あらためて節制を意識するようになってから、身体がだいぶ絞れてきた。うちには体重計がないからわからないけど、明らかに身体が軽い。胴回りも、見た目で腹巻一枚分は絞れている。

最近の山歩きがいいエクササイズになってるというのもあるが、一番の要因は、余計な間食を減らしたことだろうか。特に、毎晩ビールを飲む時によく食べていたじゃがりこを、ここしばらく、まったく食べていない。じゃがりこをこよなく愛するこの僕が、である。

皆の衆、じゃがりこを断てば、やせられるぞ!

‥‥「ビールも断てばもっとやせられるじゃん」という意見もあるわな(苦笑)。

ビール徒然

ビールが好きだ。いろんな種類の酒の中でどれか一つ選べと言われたら、迷わずビールを選ぶと思う。飲み会の時も、最初から最後まで、だいたいビールで通すことが多い。

理由はいくつかあると思う。料理と一緒に飲むとうまい場合が多いとか、悪酔いしにくいとか。まあでも、最初の一口をごきゅっ、とやった時の、あの爽快感というか、カタルシスというか、それが一番の理由かな。日がな一日、コツコツと原稿を書き続けて、その日のノルマを達成した後に、ぷしゅっ、ごきゅっ。いやはや、生きててよかった。

ていうか、一日の終わりにビールが待っててくれなかったら、仕事なんてやってられない!(笑)

飲んだくれの会

昼、電車に乗って埼玉の西川口へ。ジュレーラダックの運営委員の方のお宅で、忘年会ならぬ「飲んだくれの会」。昼間から飲む酒は、背徳感と相まって格別。昼の二時から夜の十一時まで、ビールにワインに日本酒に焼酎と、ひたすらだらだらと飲み続けた。「飲んだくれの会」とはよくも名付けたものだ(笑)。

飲み会の話の流れで、「僕、女の子の方から好きって言われたこと、今までほとんどないですねー」と言うと、「そうやってぼけっとして気付かないでいるから、今まで何人も逃してるんじゃないですか! まったく!」と、女性陣から猛烈な剣幕で怒られた(苦笑)。いや、本当にそんなはずはないのだが‥‥すみません。

日帰りで大阪へ

朝四時起床。昨日買っておいたコンビニおにぎりを頬張り、身支度をして、出発。今日は大阪での日帰り取材だ。外に出たとたん、真っ暗闇を吹き荒ぶ木枯らしに早くもトホホな気分になる。

東京駅六時過ぎ発の新幹線は、品川と横浜でどやどやと客が乗り込んで、かなり込み合っていた。ビジネスマンは大変だなあ。窓の外には、青空に屹立する富士山。iPhoneで音楽を聴きながら、しばらくの間、うとうとする。

九時ちょっと前、大阪に到着。大阪駅がものすごく豪華になっているのにびっくり。エスカレーターに乗る時の並び方が左右逆だ。そして女の子たちの関西弁がかわいい(笑)。

十時から始まった取材は、先方のご協力のおかげで、スムーズに終了。帰る前に、梅田界隈を少しぶらつく。小さな飲食店がたくさん並んでいるあたりで、小さなお好み焼き屋にふらっと入り、モダン焼とビールを注文。うまい‥‥。取材が終わった後は、五割増しでうまい(笑)。

その後、再び新幹線で東京に向かい、夕方頃に三鷹に戻ってきた。明日も午前中から新宿で取材だけど、とりあえず、今日はもうポンコツ(苦笑)。