曇りのち雨

昼、昨日のエントリーにも書いた謎のパン屋、tOki dOkiへ。開店15分前くらいに行ったら、もう四人くらい並んでいた。しばらく待つうちに、背後の行列もどんどん伸びる。まあ、この順番なら楽勝だろう‥‥と思ってたら、開店後、前の人たちがどんどん大人買いしていくので、かなり焦る(笑)。

このお店、パンのラインナップはかなりシンプルだが、噛みしめるとがっしりと小麦の味がして、なかなかうまい。クリームパンとか、正直かなり感動してしまった。この界隈では最強クラスのパン屋かもしれない。めったに開店しないのが問題だけど(笑)。

午後は黙々と仕事を続けて、夕方、駅前のルノアールで、今一緒に本を作っている知人のライターの方と打ち合わせ。初校のゲラを受け取り、しばし雑談。帰りにお会計をしようとしたら、こっちが何も言っていないのに、店員のお姉さんがテキパキと領収書を作ってくれた。わかってらっしゃる(笑)。

店の外に出ると、パラパラと雨が降り出していた。もうすぐ関東も梅雨入りかな。

謎のパン屋

昨日に引き続き、パンにまつわる話。

うちの近所に、謎のパン屋がある。普段は閉め切られているのだが、月に一、二回、お昼頃に通りがかると、行列ができていることがある。どうやらパンを売っているようなのだが、何しろすごい行列なので、確認まではできずじまい。

いったいあれは何なんだろう‥‥と、ネットであれこれ調べてみたところ、「tOki dOki」という、不定期営業のパン屋さんであることが判明。この間は吉祥寺のキチムで出張販売もしたそうだ。ほほう。

どうやら、明日は営業するらしい‥‥。おひるを買いに行ってみようかな。

その味は

ここしばらくの気温の乱高下にやられたのか、身体が何だか重だるい。気合を入れ直して、粛々と仕事を進める。あれこれ殺到しているせいで、まだ、夏の長期取材の下準備もままならない‥‥。

夕方、外に出かける。ちょっと毒々しく見えるほど鮮やかな夕焼けが広がっている。近所の中華料理屋でホイコーローを食べた後、最近よく行くクラウンベーカリーで、夜食用のパンを二つ買う。レジでお会計をしていると、店員さんがニッコリと笑って、「これ、ご試食用に差し上げます!」と、半分に切ったパンをおまけしてくれた。

そのパンは「やみつき明太」といって、中に明太子とクリームチーズがたっぷり入っている、この店の看板メニュー。一度食べたらくせになる味で、僕もほとんど毎回買っているのだが、それを百も承知の上で、さらにおまけしてくれてるのだろうか。しかも‥‥昨日、今日と、二日連続で。

試食も何も、もう、その味は知り尽くしている(笑)。ありがたくいただきます。

つながるようになる

朝、NTTの点検担当者さんが来訪。一昨日からずっと不安定な状態が続いていた、光回線の点検をしてもらう。結局、どこがどう悪いのかという具体的な原因はつかめなかったが、宅内に設置しているVDSL装置に何かしらの問題が生じている可能性があるということで、装置を新しいものと交換してもらった。おかげで今は元通り、さくさくつながる。

担当者さん曰く、「ちょっと前に、計画停電とかがあったじゃないですか。この近辺はあまり停電しなかったようですが、それでも何かしらの影響がこの装置にあったのかもしれないですね」とのこと。

普段、家で仕事をしている時は、それこそ何も気にすることなく朝から晩までインターネットを使っていて、それが当たり前のような気がしていたけれど、いざ回線に不具合が出ると、いかに自分の生活がネットに依存していたかということを、しみじみと実感する。ラダックにいた頃は、丸一日ネットがつながらないなんて、ざらだったのに。

そろそろ、あの山の中で、魂の洗濯をしてくるべきか(笑)。

プロフェッショナルの条件

以前、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で松本人志が取り上げられた時、「あなたにとってプロフェッショナルとは何ですか?」という質問に、彼は「素人に圧倒的な力の差を見せつけること」と答えていた。それは至極もっともな定義だと思う。

でも、最近の僕は、プロフェッショナルの条件について、こんな風に感じている。

やるべきことを、きっちりとやれること。

何か、いきなりハードルがものすごく下がったような気もするが(苦笑)、ここのところ、当たり前にやるべきことができていない取引先に遭遇することが多いのだ。再三確認したにもかかわらず、作業スケジュールが何カ月も遅れてしまうとか。依頼内容や使用範囲に比べて、報酬がありえないくらい安いとか。報酬の入金期日が守られないとか。制作中にトラブルが起こっても、まともに連絡もしてこないとか‥‥。

「素人に圧倒的な力の差を見せつける」ことを目指して働こうにも、その前に足元をすくわれてしまったら、こちらとしても、どうしようもない。かといって、「ま、いいか」と妥協してしまったら、自分の仕事をそのレベルにまで貶めてしまうことになる。ほんと、頭が痛い‥‥。

仕事の選り好みをするつもりはないし、相場より安いギャラでも我慢して、〆切もきちんと守る。だから、依頼する側も、当たり前にやるべきことを、ちゃんとやってほしい。ほんと、プロをナメるな、と思う。