Category: Diary

高地トレーニング

ひさしぶりに、自転車で遠乗りすることにした。いつもの、野川公園〜野川〜二子玉川〜多摩川のコース。この間乗ったのは、桜が咲いていた頃だったから、およそ半年ぶりか。

空は曇りがちでいまいちパッとしなかったけど、暑くもなく、寒くもなく、風もなくて、自転車に乗るにはいい天気。多摩川の河川敷で、ものすごい数の人たちがバーベキューに興じている。多摩サイは自転車で混雑しているかな‥‥と思っていたのだが、恐れていたほどでもなく、ほっとした。

春先に同じコースを走った時には、終盤に多少足がバテたのだが、今回はまったくのノーダメージ。たぶん、夏に標高3500メートルのラダックでさんざん歩き回ってたから、それが高地トレーニングの効果として現れているのだろう。ヘモグロビンとか、下界に下りても90日間くらいは維持されるらしいし。

シャーッ、と無心に自転車を走らせるのは、ほんと、いい気分転換になる。これから始まる本の執筆の間にも、何度か気晴らしに乗ろうかと思う。

新米の味

先月取り組んでいた案件の原稿、すべて納品完了。今月に入る地方取材のスケジュール調整などしつつ、部屋でのんびりと過ごす。

昨日、岡山の実家の母から米と野菜が送られてきたので、ひさびさに本腰を入れて自炊しようと思い立つ。一カ月前に帰国してからもちょくちょく家で食事を作ってはいたのだが、たいていうどんやパスタ、あとはインスタントラーメンといった感じで、結構手を抜いていたので。

足の早いニラを優先すべく、おかずは得意の豚キムチ。ひさしぶりに作ったけれど、おいしくできた。びっくりしたのは、新米のごはんの味。実家から送られてきたのは、今年の新米を一昨日に精米したばかりのものだったのだが、ごはん鍋のCO-KAMADOで炊き上がったごはんの、その絵に描いたようなふっくら、つやつやっぷりに、「うわ〜」と思わず声が出てしまった。最高の状態の米を鍋で炊くと、こんなにもおいしくなるのか‥‥。

せっかくの新米、これからもまじめに自炊して、おいしくいただこう。

本を売り、本を買う

今日は、一念発起。昨日のエントリーにも書いた、置き場のなくなった本や雑誌の処分に着手。

本棚や押し入れの中から、いらなくなった本を選り分けていく。愛着のある本も多いのだが、その一方で、仕事の資料として買ったり送ってこられたりした後、その役割を終えた本も少なからずある。そういう不要なものをまとめていくと、ダンボール箱二つ分になった。うちの近所、五日市街道沿いにあるブックオフまで、ずっしり重い箱を抱えて二往復。ひさびさの肉体労働に、腕の筋肉がぷるぷるする(笑)。買取価格は思ってたよりもよくて、2800円ちょっと。スライド書棚も数十冊分のスペースが空いたので、ほっとひと息。

その後、夕方に新宿で友人と会う約束があって、出かける。新宿に着いて、待ち合わせ時間までちょっと余裕があったので、ジュンク堂にふらっと入って‥‥あれ? どうして新しい本を二冊も手に‥‥?

本を売った金で、本を買う。これじゃ、いつまで経っても抜け出せないな(苦笑)。

増え続ける本

今抱えている仕事の案件が、ほぼ終わりが見えてきたので、今日は割とクルージングモード。メールでの連絡業務の合間に、コーヒーを淹れたり、部屋を掃除したりして過ごす。

今、僕の家での懸案事項は、増え続ける本。圧倒的な収納力を誇っていたはずのスライド書棚も、もうすぐ満杯。寝室の押し入れの中には、すでに本がぎっしり詰まったダンボール箱がいくつも入っている。無理もない。普通に買った本だけでなく、自分が関わった本の見本誌が何冊もまとめて送られてくるのだから。

押し入れにある本や古雑誌から順に、近所のブックオフに持って行かなければ、もうどうしようもないかも‥‥。重いし、メンドクサイしで、気が進まないのだが。誰か助けてくれないかな(苦笑)。

甘いもの

昼過ぎ、おひるを食べにリトスタへ。日替わりの鶏の唐揚げ中華香味だれ定食、そしてビール。真っ昼間から飲むビールは格別うまい。自堕落な気分を手軽に味わえる(笑)。

食後のコーヒーを飲みながら午後三時過ぎまで粘り、ティタイムに突入したところで、昨日の予告通り、かぼちゃプリンをオーダー。どっしり濃厚な味で、舌触りがちょっとざらっとして、まさにかぼちゃそのもの。これまたおいしくいただいた。

すっかり満足して、ぶらぶら近所を散歩した後、家に戻る。昼のうちにたらふく食べたので、晩飯は家にあったパスタをささっと茹でて済ませる。でも、たかねで買った栗蒸し羊羹が、夜のデザートにあるのだった(笑)。甘いものは、人をちょこっと幸せにする。