Category: Diary

冷凍ごはんの解凍

自炊をする時、うちではごはん鍋で米を炊いている。一度に二合炊けるので、それを三回くらいに分けて食べる。その日食べる分を差し引いた二食分は冷凍して保存。これまではラップにくるんだり、電子レンジで使える適当な容器に入れたりしていたのだが、これがどうにも具合が悪かった。ラップだと解凍した後にしょっちゅうアチチッとなるし、適当な容器だと解凍の具合にムラができたりして、あまりおいしくならなかったのだ。

で、先日、ふとスーパーで見かけて買ってみたのが、ごはんを冷凍保存する専用容器。これが何気にすごい。同じように電子レンジで解凍したごはんなのに、めっちゃうまいのだ。底が内側に凹んでいることで加熱ムラを防いだり、フタの蒸気弁から蒸気を適度に逃がしたりする構造がその理由のようなのだが、1個あたり100円かそこらの商品でこれだけの恩恵を受けられるのだから、こういう分野での人間の創意工夫というのは素晴らしいなあと思う。もちろんくりかえし使えるから、毎回ラップを消費するよりエコだし。

‥‥なんかまた、ものすごくどうでもいいことをつらつら書いてしまったような‥‥いや、どうでもよくない。おいしいごはん、大事。

近所で火事

午後、用事のため、歩いて吉祥寺へ。年の瀬のアメ横かと見紛うほどのすごい人出。早々に退散して、玉川上水の方から歩いて三鷹に戻る。まほろばでコーヒー豆を補充し、デイリーズカフェで定食の晩飯。すっかり日が長くなった夕方の空を見上げながら、帰路につく。

歩いてる途中、何台もの消防車がけたたましいサイレンを鳴らしながら追い越していく。家の近所までさしかかると、あちこちで細い道が黄色いテープで封鎖されている。どうやら、家から数百メートルほど離れた場所にある住宅が火事になったらしい。現場につながる四方の道路にはそれぞれ何台ものポンプ車が停まっていて、消火栓から太いホースを通じて、現場の消防車に水を送り込んでいた。

遠くからだったので、現場の様子はあまりよく見えなかったが、何件もの住宅に延焼するほど激しいものではなさそうだった。人的被害が出てなければいいのだが‥‥。明日は我が身。火の扱いには気をつけよう。

ただそこに在る音

先日たまたま見つけて購入したCD「Tibet: Les Chants De L’exil – Songs From Exile」が非常に素晴らしく、すっかり惚れ込んでしまったので、同じくボリス・ルロンの録音による前作「PHILIPPINES: Femmes artistes du lac sebu – Women artists of Lake Sebu」を手に入れた。この手のCDは、アマゾン経由でさえ入手に数週間かかる‥‥。

フィリピン・ミンダナオ島のセブ湖周辺に暮らす先住民族、ティボリ族の女性たちが奏でる音楽。歌声、リュート、口琴、鐘、その他たくさんの民族楽器が紡ぎ出す音色に、森を渡る風、鳥のさえずり、蛙や虫の鳴き声、ぱちゃぱちゃと跳ねる水音、村の子供たちの歓声が入り混じる。ただそこに在る音。それが、どうしてこんなに心地よいのだろう。

この地球の上に、この素晴らしい音楽が奏でられている場所が、確かにある。そう想像するだけで、心がふっと軽くなる気がする。

病み上がりの味

ちょっと凹んでいた体調も、今日になってほぼ復調。仕事にも普通に取り組めるようになったので、昼から淡々と原稿を書く。週末にぐったりしてた割には、原稿の進捗は順調。残った分は依頼元の判断を待ってからでも大丈夫な案件なので、これで一息つけそう。

体調が戻ってうれしかったのは、コーヒーやビールやラーメンが普通にうまいということ。やっぱり、鼻が詰まってたりのどが腫れぼったかったりすると、いつもの味や香りがまともに楽しめない。普段から当たり前のように飲み食いできていることの有り難みをあらためて感じた。真っ当な自炊も、忙しさにかまけてしばらくご無沙汰なので、できる時はしっかり自炊するかな。

そんなことをつらつら思う、連休の谷間。

ポスティングへの対策

以前もブログに書いた、自宅の郵便受けに毎日山のように放り込まれていたチラシや販促物の件。先頃、ちょっとした対策を施してみた。郵便受けに、こんな小さな貼り紙をしてみたのだ。

このポストへのチラシ・販促物の類の投函は一切お断りします。
投函されていた場合は、その広告主に通報させていただきます。

以前、友人の一人がこんな貼り紙をしたという話を思い出したのでやってみたのだが、これ、効果てきめん。あれだけしつこかったチラシの投函が、ぴたっと止んだのだ。こんなに効き目があるなら、もっと早く手を打っておけばよかったな‥‥。

この作戦のキモは、ポスティング業者に「この人を相手にしたらめんどくさそうだな‥‥」と思わせる雰囲気を醸し出す文面にすることだという。まあ実際には、チラシが投函されていたからといって、いちいちその広告主に電話するような煩わしいことはしやしないのだが。

ささやかなことかもしれないけど、チラシとか明らかに必要としていないという人は、こういう工夫をすると、資源の無駄な浪費を避けることに貢献できるかも。