Category: Diary

青色吐息

ここ2、3日、ブログを書くような余裕はまったくなかった。それもこれもすべて、青色申告のせいである。

先週土曜の午後、知人が関わっているフリーランス向けの青色申告のセミナーに参加して、割と具合のよさそうな青色申告用のソフトを紹介してもらったので、日曜からいざ、と取り組んでいるのだが、いやもうほんとに、はてしもなく長い長い道程で‥‥。初心者にはわけのわからない用語ばかりだし、仕訳の仕組みもさっぱりわからないし、おっそろしく消耗した。わけのわからん理系の原稿を5万字くらい書かされた気分(苦笑)。

それでもまあ、ちまちま入力してるうちに少しずつソフトの仕組みにも慣れてきて、金額的にも通帳とほぼ合致するくらいまで整ってきたのだが、それでも気分はさっぱり上がらない。そりゃそうだ。儲かりまくってウハウハならともかく、今のていたらくじゃ、青息吐息ならぬ、青色吐息だ。

あー。もっとビッグな身分になりたい。そしたら税理士の先生に、メンドクサイことを全部丸投げできるのに(笑)。

北極圏へ

夕方、麹町へ。来週の金曜から約6日間、プレスツアーに参加して取材と撮影をする仕事が入ったので、その打ち合わせ。

今回のプレスツアーの行き先は、トロムソ。ノルウェーの北部、北極圏に位置する街だ。今の時期はとんでもなく寒いのかと思いきや、海流の影響で、北海道と同じ程度の体感気温らしい。まあそれでも、北極圏に変わりはないわけで。

トロムソから戻ってきたら、すぐさま原稿に取りかからねばならないのだが、22日(日)にはトークイベントがあるし、27日(金)からのインド行きの手配も直前までいろいろ手間がかかりそうだし。で、3月中旬に日本に戻ってきたらすぐ、大学案件の繁忙期に突入だ‥‥。うあー。死ぬ。

僕にとっての春は、まだまだ遠い。

良い知らせ

雪がちらつく、冷え冷えとした一日。出かける用事がなくて助かった。ずっと家に引き籠って過ごす。

今日は一つ、良い知らせが来た。今月末から、ある取材企画に裏方として協力するためにインドに行く可能性があったのだが、その取材許可がインド大使館から下りたのだという。現地での手配に必要な時間を考えるとギリギリのタイミングだったのだが、どうやら予定通りに行けることになりそうで、ほっとした。

‥‥まあ、行くなら行くで、あの国のことだから、いろいろ大変なことも待ち受けてるだろうし、インド行きによって他の仕事のスケジュールが一気に厳しくなるから、しんどいのは間違いなさそうだけど。ともあれ、これ以上無駄にインドに振り回される恐れはもうなくなったので、それだけは気が楽になったかな。

とりあえず、来週末からもいろいろあるので、うっかり体調を崩したりしないように、気をつけねば。

抜け出すには

午前中、三鷹駅前の喫茶店で打ち合わせ。ありがたいご提案をいただいて、今年の夏のプランがようやく少しずつ固まってきた気配。他にも絡めなければいけない仕事があるので、細かい部分を詰めていく必要はあるのだが。

去年の秋にタイ取材を終えて帰国してから今年初めにかけて、大小いくつかの仕事のオファーをいただいたり、自分からも新しい企画を提案したりしていて、それなりにいろいろせわしない。それでも自分的には、何かもう一つ物足りないというか、こんなんじゃ抜け出せないんじゃないか、という気がしている。

「抜け出す」というのは、経済的なこととか自身に対する評価とかではなく、何というか‥‥自分で「これだ」と確信できるような、突き抜ける手応えを感じられる仕事ができていないのでは、ということ。目の前にぶらさがった任務に一生懸命取り組んで、自分なりに結果を出そうと努力してはいるけれど、そこからぐっと抜け出すまでには至っていないというか。

目の前の仕事はもちろん大切で、おろそかにするなんてもってのほかだ。でも、その先にあるかもしれないものを見据えて考えてみることも、同時にやらなきゃいけないな、と思う。じっと手を見る、だけで終わってしまわないように。

インドノミゾシル

朝起きると、外は一面の白い雪。昼過ぎには止んできたが、東京でも、降る時には降るものだ。

幸い今日は外に出る用事もなく、食料の買い置きもあったので、完全に引きこもる。とはいえ、抱えてる仕事はいろいろあって、夜が更けるまで、電話やメールであちこちと連絡業務。一歩も家の外に出なかったのに、何だろう、この疲労感は(苦笑)。

気疲れの一番の原因は、現時点での懸案事項が、こちらがあーだこーだとじたばたしてもまったくどうにもならない、まさに神のみぞ知る状態にあるということ。いや、神というか、インド人というか‥‥(苦笑)。

あの国に振り回されるのは今に始まったことじゃないけど、ほんと、早くどうにかなってくれ、と祈るしかない。