震災が起こってから、テレビをふっつりと見なくなった。特に見たい番組があれば、あらかじめ予約タイマーをセットしておくのだが、以前のように、ニュース番組を流し見しながらパソコンをいじることはしなくなった。
今のテレビでは、ネガティブでセンセーショナルな映像ばかりがひたすら流され続けている。そんな映像ばかり見続けていると、いつのまにかこっちもマイナスの感情を溜め込んで、心にダメージを負ってしまうような気がするのだ。
その代わり、家にいる時はラジオをよく聴くようになった。ラジオでも、必要なニュースや情報(緊急地震速報とか)はきちんと手に入る。それに、テレビのニュース番組がともすると危機感を煽るような演出に走りがちなのに対し、ラジオのパーソナリティは、聴き手に寄り添い、励ますように語りかけてくれる。その距離感の近さが、今はとても心地よく感じられる。
今日からradiko.jpでは、bayfm78やNACK5、FMヨコハマなどが新たに加わり、iPhoneやパソコンでいろんな局の放送が気軽に楽しめるようになった。これからさらに、ラジオっ子になりそうな予感。