昨日は千石にある出版社で打ち合わせ。それが終わった後、巣鴨のプルジャダイニングに晩ごはんを食べに行くつもりだったのだが、夕方の開店まで少し時間があったので、巣鴨の地蔵通り商店街を、端から端までぶらぶら歩いてみた。
初めてここに来たのは、二十代の頃だったろうか。東京のほかの場所とは明らかに異質な、高年齢のお客さんをターゲットに徹底的に絞り込んだ店や商品の並びに、なんかすげーなあ、自分は場違いだなあ、と当時は圧倒された記憶がある。でも昨日、ひさしぶりに歩いてみると、昔よりは全然異質な感じも受けず、なんか馴染める感じがするなあ、と思った。理由は単純で、僕がそれだけおっさんになったからだと思う。
あの界隈は、歩道脇とかあっちこっちに、ベンチがたくさんあるのが、休憩するのに助かるんだよな。ほら、完全におっさんだ。