ここ何年かは日本で年越しをしてるのだが、それ以前は年末年始に休みを捻出して旅に出て、海外でクリスマスや正月を迎えるという場合も結構多かった。
ふりかえってみると、エルサルバドルでクリスマス、ニカラグアで正月という年もあったし、モロッコ、ミャンマー、南インド、そしてラダックでは二度ほど。旅先で会った人と酒を飲んでた時もあったが、たいていは、一人で何をするでもなく、ごく普通に過ごしてたように思う。もともと、やれクリスマスだ年越しだと世間のムードに影響されるのがあまり好きではないというのもあるが、そもそも海外では、日本のように街の雰囲気までもががらっと変わるようなことは、そんなにないし。
もし、どこか未知の国でクリスマスや年越しを迎える機会があるなら、僕から、一つアドバイスがある。それは、最低限、宿の部屋で口にできるような食べ物と飲み物を確保しておくこと。国にもよると思うけど、こういう時期は、街の飲食店やスーパーなどが一気に早じまいして、食べ物と飲み物が極端に手に入りにくくなる場合があるからだ。僕も以前、それでえらい目にあったことがある。
せっかくの海外での年越しなのに、ハラペコでひもじい思いをしたというのは、かなりせつない思い出だな(笑)。