去年の春、割と何の気なしに「バーフバリ 伝説誕生」を観に行って、文字通りぶったまげて、去年の暮れに「バーフバリ 王の凱旋」を観に行って、文字通り感涙。日本でこんな風にインド映画を堪能できるなんて、と感慨にふけっていたのだが、まさか、今年も半ばにさしかかるまで全国各地の劇場での上映が続き、さらに本国仕様ノーカット版の「バーフバリ 王の凱旋 完全版」まで公開されるとは想像すらしていなかった。なんてこった(ほめてる)。
というわけで、今日の昼、新宿ピカデリーで王の謁見を賜ってきた。いやー、眼福眼福。国際版で省略されていた26分間のシーンが加わると、全体の流れにかなり余裕が出る。激しい立ち回りだけではない、麗しいシーンやお茶目なシーン、ちょっとしたディテールの埋め合わせで、よりどっぷりとマヒシュマティ・ワールドに浸れる作品になっていた。もっとも、アクション主体の小気味よいテンポで楽しめる国際版ならではのよさもあるので、あとは好みの問題だが。
インドから遠く離れた島国まで、こんなにも大勢の観客に愛される作品を届けてくれた関係者の方々に、感謝。バーフバリ、ジャイホー!