原稿を納品し終わって、ひさしぶりにゆったりできる時間が取れた。去年の暮れに買ったニコンのD800と、当面の主力レンズになるAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRのテスト撮影をしに、井の頭公園へ。空はすこんとよく晴れていて、透明な冬の日射しが眩しかった。
最新のプロ仕様の一眼レフだからまあ当然なんだけど、D800、あきれるくらいよく写る。3630万画素のフルサイズセンサーによる余裕の絵作りは、圧巻としか言いようがない。ただその分、巷で言われてるように、手ブレの防止にはかなり神経を使う必要があると感じた。脇を締めて、呼吸を止めて‥‥という、昔ながらのカメラの構え方の基本を、あらためて思い出す必要がある。
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRは、それまでD300Sで使っていたAF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VRと換算画角がほぼ同じなので、テスト撮影をしていても違和感はまったくなかった。逆光耐性も素晴らしいし、手ブレ補正機能付きなのでD800で使うのにも安心感がある。いろいろ意地悪な条件で撮ってテストするのも、なかなか楽しかった。
今度はどこか別の場所でテスト撮影をしたいな。さて、どこにしよう。