夕方、本屋に行ったついでに、駅前の揚げ物定食の店に入る。わかる人にはわかると思うが、そのチェーンの本社ビルの一階に入ってる店。味噌カツ定食を注文。
しばらくすると僕の分が運ばれてきたのだけれど、料理が載ってる黒いトレイが、およそ四分の一くらい、びっちょり濡れている。水滴がついてるというレベルではない。ただの水ならまだいいけど、お茶とかソースとかだったら嫌なので、通りがかった店員さんに聞く。
店員「あっ、これは‥‥水ですね。お取り替えしましょうか?」
僕「いや‥‥水ならいいです」
店員(手に持ってたテーブル拭きを見せて)「お拭きしましょうか?」
僕(かなりドン引きして)「いや、いいです」
何というか‥‥この間書いた、メールに返事を書かない編集者の件もそうだが、結局、想像力の問題なんだろうな、と思う。びっちょり濡れたトレイで料理を出されたら、相手がどう思うか。懇切丁寧にしたためて送られてきたメールを無視したら、送り主がどう思うか。そういうところを想像しようとするだけで、いろんなことがずっとうまく回るようになるのに。
自分自身、いろんな場面でそういう想像力を忘れないようにしようという、戒めも込めて。