ひとり旅メシの愉しみ

異国を旅する時、僕の興味はだいたい二つのことに向けられる。写真を撮ることと、メシを食うこと。買い物とかにはあまり興味をそそられない方だ。そもそも、土産が入るほどバックパックが大きくない(笑)。

最近は、ガイドブックやネットから、どこの街のどこの店のどんなメニューがうまいとか、細かい情報がいくらでも手に入る。それを徹底的に調べて決め込んでから旅立つ人もいると思うが、僕はそういうのはあまり好きではない。その土地の名物は何なのか予習くらいはするが、どこで何を食べるのかは、結構、行き当たりばったり。でも、何となくふらっと入った店で、よくわからないままえいやっと注文して、うまいメシにありつけた時の嬉しさったらない。

当たる時もあれば、外れる時もある。昔、バンコクの街で地元民御用達の食堂に入り、前に並んでたすらっとしたお姉さんと同じガパオを注文したら、もうほんとに悶絶するほど辛かった(でも、そのお姉さんは平然と食ってた)とか。朝、ハノイの道端の露店でフォーを注文したら、よくわからないうちにドクダミの葉を投入されたりとか。「思ってたんとちゃう!」なんてことはいくらでもある。でも、それも、ひとり旅メシの愉しみなのだと思う。

ここ最近、ラダック界隈ばかりに行ってるからか、そういう一か八かの愉しみを、しばらく味わっていない気がする。そろそろ、どこかふらっと別の場所に行ってみるかな。

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