午前中から、原宿にある知人の編集プロダクションへ。彼らから依頼されている案件のデータを最終段階で調整するのにWindows環境が必要なため、マシンを借りにきたのだ。おひるを食べるヒマもないまま、夜までぶっ通しで作業したが、それでも終わらないので、来週また借りに来ることに。
好きな文章と写真だけ追いかけて生きていけるなら何の苦労もないけれど、僕はまだまだ小者なので(苦笑)、いろんな種類の仕事をこなしながら暮らしている。やり遂げた時にスコーンと突き抜けるような達成感を感じられる仕事もあれば、どんよりとした徒労感しか残らない仕事もある。
達成感と徒労感、分かれ目になるのは何か。たぶんそれは、やり遂げたその先に、誰かの喜ぶ顔を想像できるような仕事かどうか、なのだと思う。誰のための仕事なのかがうまく想像できない案件は、ただひたすら、徒労感がつのる。だからといって、手を抜いたりはしないけど。