わかりやすくキレる

午後、市ヶ谷で、これから書く本の打ち合わせ。共同で執筆するライターの友人を交えての場だったが、いい感じで今後の段取りを詰めることができた。友人曰く「こんな打ち合わせらしい打ち合わせ、ひさしぶりだ」とか(笑)。

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先日、別の仕事に絡んで、新規の取引先からかなり嫌な対応をされた。常識ではちょっとありえない、非礼な対応。

フリーランスという弱い立場で仕事をしていると、往々にして、今回のような非礼な扱いをされることがある。でも、そこで黙って耐えてしまうと、次からそれが当たり前にされてしまう。そこで、きちんと抗議しておく必要がある。

こういう時に問題なのは、相手が、自分がいかに非礼な対応をしたか、ほとんど自覚していないということだ。今回もその例に漏れず、相手はまるでどこ吹く風といった風情だったので、僕としてはかなりひさしぶりに、わかりやすくキレてみた。

「‥‥だったら、先日こちらが渡した素材、全部引き上げますけど、それでいいんですか?」

世の中には、思いっきりわかりやすくキレてみせないと、こちらに対していかに非礼なことをしたのかを自覚できない人が大勢いるのだ。僕としても、ほとほとメンドクサイのだけれど‥‥。

頼むから、やるべきことをきちんとやって、こっちに笑顔で気持よく仕事をさせてほしいものだ。

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