午後、市ヶ谷にある出版社へ。来年の前半に取り組む、新しい書籍の企画についての打ち合わせ。
この企画を依頼してきてくれたのは、昔からの知人の編集者さん。ここのところしばらくご無沙汰していたが、こうして僕を指名してくれて、また一緒に組んで仕事ができるのは、ありがたいことだなと思う。一時間半ほどの予定で始めたブレストは、何だか妙に盛り上がってしまって、気がつけば三時間オーバー(笑)。
「あー、こんな時間! でも、楽しかったです!」
編集者さんにそう言ってもらえて、僕も何だか嬉しかった。これから始まる冒険を前にして、宝の在処を記した地図を広げてわくわくしているような気分。まあ、いざ始まると、地味で根気のいる作業がずっと続くことになるんだけど。