地デジ化

二日前にネットで注文したテレビが届いた。今まで使っていたテレビは、たしか日韓ワールドカップのあった年に買ったやつだから、かれこれ八年ぶりに買い替えたことになる。

このタイミングで買い替えを決断した理由はいくつかある。画面の上下の黒帯に「アナログ放送はもうすぐ終了するから、早く買い替えな」という字幕がずっと表示され続けるのにうんざりしていたし、エコポイントの支給額が12月から半減してしまうというのもあった。シャープからLEDバックライトを搭載した26V型モデル(LC-26DZ3S)がちょうど出たばかりというのも、理由の一つ。懸案だった古いテレビのリサイクル費用の問題も、昔の職場の後輩が引き取ってくれることになったので、あっさり解決してしまった。

それでも、どちらかというと後ろ向きな理由で買い替えてしまった気分だったのだが、新しいテレビをセッティングして電源をオンにしたとたん、あまりにも鮮烈な映像に、ひっくり返りそうになった。家電量販店の店頭で実機をチェックしてはいたけれど、あらためて自分の部屋で見比べてみると、その画質の差に驚かされる。たとえ映し出されているのがミヤネ屋であっても、だ(笑)。

これは、解像度で三倍以上の性能差があるからだけでなく、アナログ放送と地上デジタル放送のクオリティの差もあるからだろう。実際、アナログモードに切り替えてみると、ぼんやり、もやもやした映像に見えてしまう。伊達に地デジ化を推進していたわけではないのだな、と、今さらながらちょっと感心してしまった。これを見てしまうと、もうアナログには戻れない。

まあでも、女優や女子アナは、日々のお肌のコンディションまで鮮明にモニタリングされることになるわけで、大変だろうなあとは思う(笑)。

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