日に焼けた肌

この週末、吉祥寺や三鷹の界隈では、あちこちでお祭りが行われていた。ちょっと近所を出歩いただけでも、法被姿の人たちが「ワッショイ、ワッショイ」と声を上げながらお神輿を担いでいるのに何度も出くわした。今年の夏はずっと日本にいなかったから、ようやく夏が来たと思ったら、あっという間に駆け去られてしまったような気がする。

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ラダックから日本に戻ってくると、「痩せましたね」と同じくらいよく言われるのが、「日焼けしましたね!」という言葉。確かに、顔や二の腕などの服の外に出ている部分は今や真っ黒焦げの状態だ。ただ、僕はもともと色白なので、あと一カ月もすれば元に戻ってしまうに違いない。夏らしく健康的に見えるのは、たぶん今のうちだけ(笑)。

ところで、「ラダック人は肌の色が浅黒い」と思っている人は多いようだが、実はあれも日焼けによるものだ。服の下は結構生っ白い肌だったりするので、それを見ると、同じモンゴロイドなのだなと実感する。逆に言えば、それだけラダックの日射しが強烈ということなのだが。

東京で、雪のように白い肌をした女の子たちが、日傘の陰で身体をすぼめるようにして歩いているのを見ると、あー、僕はもう、ラダックで紫外線を一生分浴びてしまったのかもなあ、と思う。

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