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ただぶらぶらと

今日は仕事を休んで、昼から外出。新宿のニコンサロンで開催中のチベット写真展へ。すると会場でいきなり知人に遭遇してびっくり。類は友を呼ぶというか何というか(笑)。ギャラリートークを聞いた後、その知人とらんぶるでお茶を飲みつつ、旅とカメラ談義。

一人になった後、原宿まで移動。表参道はとんでもない人出。早々に脇道に入り、夏向けのTシャツでいいのはないかと、いくつかの店をのぞきながらぶらぶら歩く。結局、色やサイズで不満が残って、何も買わないまま、渋谷から帰路につく。

ひさびさに頭をカラッポにして、一日中、ただぶらぶらと一人で歩き回って、何か楽しかったな。いろいろリセットしていかなければいけない時期なのかも。

「ソトコト」2014年3月号

「ソトコト」2014年3月号2月5日(水)発売の雑誌「ソトコト」2014年3月号の巻頭インタビュー「人の森」で、チベットやシッキム、ラダックなどのチベット文化圏で古い建築物の修繕などに取り組んでいる団体、チベット・ヘリテイジ・ファンドの代表を務める平子豊さんについての記事の企画・執筆を担当しました。同誌のサイトでも記事の一部を読むことができます。

愉しい仕事

午後、築地で取材。チベットやラダックに関係のある方へのインタビュー。年が明けてからの実質的な仕事始めがこういう取材だと、何だかとても気分がいい。

仕事をいい結果に結びつけるには、いろんな方法や工夫の仕方があるけれど、僕の場合、やってて愉しいなあと思える仕事は、ある程度いい結果に結びつくことが多いと思う。逆に、どこかもやもやとしたままやってしまった仕事は、結果もコケることが多い気がする。

今日の取材は、やっててとても愉しかった。こんな風に思える仕事の割合を、これからはできるだけ意識して増やしていけたらと思う。

煙霧

昨日の午後は、友人の宮坂清さんが登壇する、ラダックのシャーマンについての講演へ。話自体も、初心者にもわかりやすく噛み砕いた内容で面白かったし、ひさしぶりに会って、お互いの近況を話せてよかった。ただ、打ち上げの席では、別の参加者の絡み酒に邪魔されて(苦笑)、あまりゆっくり話し込めなかったのは残念だった。

で、今日は午後から、チベット・ピースマーチへ。電車に乗って向かう途中、中野駅のあたりで、急に空が灰黄色にどろんと濁ってきた。渋谷駅から外に出ると、強い風に煽られた砂埃で、目も開けていられないほど。黄砂にしては異様だなと思ったら、煙霧という現象らしい。ピースマーチが始まる頃には、ある程度収まってくれてほっとしたが。

夕方になっても風は吹き止まず、昼頃の陽気が嘘のように冷え込んできた。

事実を知り、事実を伝える

以前、別のエントリーで言及した「TRANSIT」のチベット特集号の件で、早稲田大学の石濱裕美子先生が、ご自身のブログに書評を掲載されていた。

白雪姫と七人の小坊主達:「事実」の重みを知れ

読んでいただければよくわかると思うが、件の雑誌の矛盾と問題点を、完膚なきまでに論破。石濱先生、さすがというか、容赦ない(笑)。お見事です。

でも、その一方で、あれだけ内容に矛盾と問題点を抱えてる雑誌を、「写真きれーい」「カッコイイー」「チベット行きたーい」と、うすっぺらく賞賛してる人も世の中にはいるわけで。そういう人は、何が矛盾してるのか、何が問題なのかということがまず理解できていない。日本人のチベット問題に対する認知度というのは、未だその程度の浅いものなのだろう。

先入観に惑わされず、今、何が起こっているのか、事実を知り、それを伝える。自分も書籍というメディアに携わる身として、あらためて肝に銘じねばと思う。

今日もまた一人、チベット人が焼身抗議を図ったという報せが届いた。状況は、何一つ好転していない。どこかの誰かに「演歌にも似た哀愁が絵空事に感じる」と言われようと、僕は、チベットの人々の側につく。