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Beats by Dr. Dre Tour v.2

Beats by Dr. Dre Tour v.2 iPhone用のイヤフォンは、ここ数年、アップル純正のIn-ear Headphonesを使っていたのだが、長い間の酷使でかなりくたびれていて、この間のタイ取材で断線寸前の状態になってしまった。ちょうどiPhone 6に機種変するタイミングだし、ついでに買い替えよう、と思って次に選んだのが、Beats by Dr. Dre Tour v.2。ホワイト&レッドのモデルは一番人気でずっと品薄のようだが、アップルストアで注文したら、意外と早く届いた。

イヤフォンで聴く音の良し悪しは、そもそもイヤフォン自体が耳にフィットするかどうかという点だけで、かなりの部分を左右されるのではないかと思う。アップルのIn-ear Headphonesもけっして悪くはなかったが、僕の耳にはフィット感が今ひとつ完璧ではなく、つけているうちに微妙に浮いてきたり、頭を動かしたはずみにずれてしまったりすることがあった。そうなると当然、音の聴こえ方も違ってくる。

Beats by Dr. Dre Tour v.2には、イヤーチップが4種類も用意されているし、耳たぶで安定させるためのウイングチップも3種類ある。これだけ選択肢があれば、ほとんどの人の耳にフィットする組み合わせを見つけられるだろう。僕は標準的なMサイズのイヤーチップとウイングチップにしているが、つけた時の安定感は申し分ないし、遮音性も素晴らしい。装着が安定しているので、低音の豊かなふくらみも、スコンと気持ちよく響く高音も、存分に堪能できる。おかげで、もうすでに何度か電車を乗り過ごしそうになった(笑)。

イヤフォンの微妙なフィット感に悩んでいる人には、個人的にかなりおすすめできる製品だと思う。店頭で試聴してみたら、「‥‥こんな風に聴こえるんだ!」と、結構びっくりするんじゃないかな。

無駄に早足

先週、二年ぶりにiPhoneを機種変して、iPhone 6の64GBモデルに替えた。

それまで使ってたiPhone 5はもうかなりバッテリーの減りが早くなってたし、容量が16GBしかなくて、手持ちの音楽を全部入れてしまうと、余計なアプリはほとんど入れられない状態だった。新しいiPhone 6は画面もほどほどに大きくて見やすいし(6 Plusは正直でかすぎて手に余る)、動作もきびきび、バッテリーも容量も余裕たっぷりで、毎日気分よく使わせてもらっている。

で、それまで使えなかったM8モーション・コプロセッサ対応のアプリも使えるようになったので、歩数計のアプリを新しく入れてみた。最初は、自分が一日に何歩くらい歩いてるのかを見てみたいという軽い興味だけだったのだが、使っているうちに、歩数とは別のことがわかってきた。

俺、無駄に早足すぎる。

一般の人が特に何も意識せずに普通に歩いている時の平均速度は、だいたい時速4キロくらいなのだそうだ。でも、自分の歩数計アプリを見てると、だいたい時速6キロくらいで歩いている。別にエクササイズとしてウォーキングをしてるわけでも、何かに遅刻して焦って走ってるわけでもない。駅の南口のまほろば珈琲店さんにコーヒー豆を買いに行くのに、その速度で歩いてしまっているのだ。その用事でそこまで早足になる意味がわからない(苦笑)。

もうちょっとゆったり構えてみてもいいような気がする、ほんと。

1000エントリー目のリニューアル

一昨日くらいから、ふと、このブログのデザインをリニューアルしてみようかと思いはじめた。2010年にWordPressのデフォルトテーマのTwenty Tenをカスタマイズして使いはじめて以来、かれこれ4年近くになるわけで、ちょっと飽きてきたのと、スマートフォンやタブレットに最適化した表示にできないのがずっと気になっていたのだ。

で、たぶん2年ぶりくらいにMAMPを起動して、土台にするのに適当なテーマを探しはじめた。最初はいくつかあるWordPressのデフォルトテーマのどれかをまたカスタマイズして使おうかと思っていたのだが、どれもまともに仕上げるにはかなり手間がかかりそうで、メンドクサイなあと思ってたところ、ひょっこりよさげなテーマを発見。Mathesonというテーマなのだが、とてもシンプルな見た目で、どんな画面でも柔軟に可変表示できるレスポンシブデザインになっている。試しにローカル環境で動かしてみても、日本語表示などに特に問題はない。無料版でもよかったのだが、各部のカスタマイズやフッタ部分のウィジェットの必要性から、今回は思い切って有料版を導入した。

実際のリニューアル作業は、本当に、あっという間に完了した。テーマをインストールして管理画面からポチポチと設定を選ぶだけ。カスタマイズしたとすれば、本文の日本語表示や段落間を調整するCSSを追記したくらいか。それも管理画面のカスタムCSSという項目から追加できるので、子テーマを作るなどというわずらわしい作業も必要ない。凝った造りに見えるPortfolioのフォトギャラリーも、Jetpackと組み合わせれば一瞬で作れる。つくづく便利な世の中になったものだ。

そんなこんなで、リニューアルについてエントリーを書こうとしたら、なんと、これがちょうど1000エントリー目。別に狙ったわけでも何でもないのだが、文字通り、節目でのリニューアルと相成った。これからも、日々の割とどうでもいいことから、たまにそんなにどうでもよくないことまで、つらつらと書いていくつもり。どうぞよろしく。

想像力で補う

この間、ドラクエのiPhoneアプリが無料で配布されるというので、ダウンロードして、ひまつぶしに遊んでみた。初代のドラクエ1なので、手軽に遊べて、割とすぐにクリアできてしまう。何だか懐かしかった。

ファミコン版のドラクエ1、2、3は、学生時代に寮暮らしをしていた頃に遊んだ記憶がある。最近の超美麗グラフィックのゲームしか知らない人には笑えてしまうくらいシンプルに見えるだろうが、当時のファミコンの処理能力やROMの容量の少なさを考えると、よくもここまでいろいろ工夫したものだと感心させられる。

僕は、その後のドラクエは買ったり買わなかったりで、最近はゲーム自体からすっかり遠ざかっている。凝った世界観やキャラクター設定、複雑なシステムが出てくればくるほど、食指が動かなくなった。個人的なノスタルジアが多分に加味されているかもしれないけど、僕にとっては、ドラクエ1、2、3の頃のシンプルなスタイルの方が、頭の中の想像力でいろいろ補って遊べたので、マイペースに楽しめていたのかもしれない。

とりあえず、2と3まではアプリが出たらやってみようかな(笑)。

職人が作るオイルドレザースリーブ for iPhone

先月末、ちょうど二年ぶりにiPhoneを買い替えた。iPhone 4からiPhone 5(どちらも16GBのブラック)にしたのだが、サックサクな動作とWi-Fiを凌駕するLTEの爆速っぷりに、いたく感動。まあ、純正のマップアプリはほんとにどーしよーもない代物だし(苦笑)、楽しみにしてたSiriもまだ暇つぶしに使える程度の性能なのは残念だったが。

iPhone 5では全体が縦に長くなったので、普段持ち歩く時のスリーブケースも買い替えねばならなくなった。iPhone 3Gの頃から使い続けてきたフライターグのスリーブケースも、内張が破れてボロボロになってたし。で、次のスリーブケースは、iPhone 5を手に入れる前から予約注文していた(笑)。友人の遠藤幸作さんが経営する国立商店が販売している「職人が作るオイルドレザースリーブ for iPhone」だ。

このスリーブケースを選んだのは、同系列のiPad用のスリーブケースを去年から愛用していて、かなり気に入っているから。肉厚のオイルドレザーの心地いい手触りと、職人の手によるきちっとした縫製が素晴らしい製品なのだが、今回のiPhone用スリーブケースもそれらの長所を引き継ぎつつ、シンプルかつ安心感のある設計で、期待に違わぬ出来だ。使い込んでいくうちにエイジングが進んで、革がクタッとなじんでくるのが楽しみでたまらない。僕はiPhone本体にはケースも何もつけない状態で使っているが、薄手のポリカーボネート製のケースくらいなら、装着したままでも収納できるそうだ。

一個々々が職人による手作りなので、欲しい時に即座に手に入るわけではないけれど、予約して待つだけの価値は十分にある、と思う。