Category: Diary

チーム再結成

午後、都心へ。来春出す予定の新しい本について、デザイナーさんと印刷会社の担当者さんを交えての打ち合わせ。

この顔ぶれで集まって本を作るのは、これで2冊目。再結成したチームの、お互いによくわかっているという安心感と信頼感。そしてまた、本をまるまる1冊、一緒に作れるのだという、ぞくぞくするような期待感。仕事なんだけど、作りはじめる前から作業が楽しみで仕方ない。きっと面白い仕事になるし、必ずいい本にしてみせる。そして、一人でも多くの読者のもとへと届ける。よっしゃ。

……その前に、今、目の前で山積みになってる、先に片付けとかなきゃいけない別の仕事を、なんとかします……。

余裕、なくなる

気がつけば、余裕がまったくなくなってしまっていた。

8月の終わりにインドから帰ってきて、1カ月半くらいは日本でゆっくりできると思っていたのだが、タイ案件の依頼元の都合で、予想より10日も早く出発しなければならなくなった。10月から半年ぶりに再開する予定のWeb連載も、タイに行く前にある程度書きためておかなければならない。帰国してから突発的に入ってきた書き仕事もいくつかあるし、インドで撮ってきた2カ月分の写真のデータ現像作業もある。何より、来年の春に出す予定の新しい本の準備作業がある。

それなのに、毎日とても眠いのである。ソファに横になれば、あっという間に1時間寝落ち。疲れてるのか、単にぐうたらなのか。とりあえず、そろそろ本気でしゃっきりせねば、タイに行くこともままならなくなる。

というわけで、これからガンバリマス。

カメラマンと体幹

今年の初めから、腕立て伏せ、腹筋、プランク、スクワットといった部屋の中でできるエクササイズを継続的にやってきて、具体的に効果があったと実感した点は、「カメラバッグを担ぐのが楽になった」ことだと思う。

カメラバッグに関しては、数年前からほぼバックパックタイプに切り替えている。機材が少なめの時はロープロのプロタクティック350AW。80−400mmの望遠レンズなどで機材が多めの時は、同じくロープロのプロランナーBP450AW2。どちらも機材がぎっちり入っているとかなり重く、長い時間背負っていると、特に背中から腰にかけてのあたりが疲れやすかった。

でも今年の夏の取材では、カメラバッグの重さが、去年までに比べるとあまり苦にならなかった。たとえば、ザンスカールのプクタルに歩いて向かった時、標高4000メートル近い場所の山道を機材がめいっぱい詰まったカメラバッグを背負って歩いていても、腰や背中はまったく平気だった。腹筋とプランクの習慣で、普段から体幹の筋肉をまんべんなく使えていたからだと思う。移動中や撮影中に身体がきつく感じないというのは、それだけ撮影に集中できるという意味で、ものすごく大きなメリットだと思う。腰痛の防止にもなるし。

年々おっさん化が進むにつれ、何もしないでいると、筋肉もしぜんと衰えていってしまう。これからも疲労に気を取られずに撮影し続けられるように、エクササイズの習慣は続けていこうと思っている。

カレー肉談義

インドから帰国して、10日ほど経った。当初予定していた作業以外に、新規の仕事の打診をすでにいくつかいただいていて、ありがたいことだなあと思う。進行スケジュール的には、だんだん余裕がなくなってきたけれど(苦笑)。

というわけで、今日は午後から夕方まで、依頼された原稿の一つを書いていた。夕食は、昨日のうちに買っておいた食材を使って、ビーフカレーを煮てみた。牛肉は概して高いので自炊ではあまり使わないのだが、昨日は安いカレー・シチュー用の牛肉が手に入ったので。作ってみると、牛肉、やっぱりうまい。牛肉だけのことはある(笑)。

とはいえ、自炊のカレーに使う肉の種類で一番気に入っているのは、カレー・シチュー用の豚バラ肉。煮込んでも柔らかく仕上がるし、脂の旨味がたっぷりルーにしみ出るような気がする。コスパもいいし。自炊ではなく、外食で食べるカレーだと、欧風カレーならやっぱり牛肉。インドカレーならマトン派だ。マトンカレーのおいしいインド料理店は、ほぼ間違いなく当たりだと思う。

……とりとめのないカレー肉談義をつらつらと書いてしまった。仕事に戻ろう。

旅先で飲むコーラの味

僕は普段、缶コーヒーとかを除くと、コーラなどの清涼飲料水の類はほとんど飲まない。ところが、海外に旅に出かけると、結構頻繁に口にする。これには一応、僕なりの理由がある。

ある程度の長い期間、異国での旅を続けていて、一日三食、ローカルな食事ばかり続けていると、何だかんだで、だんだん疲れてくる。たとえば、初めて訪れた土地の食堂であまりよくわからないまま料理を注文して、想像していたのと全然違う材料や味の料理が出てくると、結構ヘコむ。そういうハプニングもまあ旅の一部なのだが、いつも毎食ごとにそんなチャレンジをくりかえしていると、それなりにストレスもたまってくる。

でも、食事の時に何か一つでも自分の知っている味のものがあると、それに関しては想定内の味ということで、ストレスなく、ほっとした気持で味わうことができる。それはたとえばコーラだったり、大きな街ならファストフードチェーンの味だったりするだろうか。いずれにしても、食事の時に「チャレンジしなくていい、想定内の味のものを口にできる安心感」というのは、長旅の中でメンタルを安定させる上で、結構重要なことだと思うのだ。少なくとも僕にとっては。

別に、ちゃんとした日本食とかでなくても全然構わないのだ。自分の知っている想定内の味をちょっとでも口にできれば、それで十分。1杯のコーラで気持をリフレッシュさせて、再び現地の味にチャレンジしていく。そんな食事のくりかえしを、僕は自分の旅の中で続けているように思う。