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ようやく前へ

終日、部屋で仕事。夏のスピティの写真の整理をしたり、タイ案件で編集者さんとメールでやりとりしたり、その他にもちょこちょこいろいろと。その中でも、一つ、色よいニュースが届いた。

およそ一年前に発案し、ブラッシュアップを重ねて出版社に預けていた新しい本の企画が、ようやく会議の俎上に載る見通しが立ったらしい。来月初めには何かしらの答えが出て、うまくいけば次のステップに進めることになった。自分の中でずっと気を揉んでいた案件の一つだったので、今後の見通しが立っただけでもちょっとほっとした。これで、ようやく前に進めるかもしれない。

今は、出すべき時に自分の力を最大限に出し切れるように、ぬかりなく準備をしておく時期だと思う。周囲のマイナス要因に対して文句を言っても仕方ない。やれることになれば、全力を尽くすだけだ。

足元を見直す

終日、部屋で過ごす。先日納品した仕事絡みの問い合わせに対応したり、メールで連絡業務をしたり。まあ、大半の時間は、何をするでもなく、考えごと。

前にも書いたことがあるけれど、自分のこれからについて気持が行きつ戻りつしている時、色川武大さんの「うらおもて人生録」に書かれている言葉は本当に至言だなと感じる。一カ所に淀まないこと。一段々々、あわてずに登ること。でも、決して後戻りはしないこと。

この数年間、自分がやってきたこと、積み重ねてきたことを、もう一度足元から見直してみよう。自分の実力を過不足なく見極め、どのタイミングで次のステップを踏み出すべきか、そのために何をどう整理していくべきかを考えよう。

なんとなく、すっきりしてきた。

眠れなかった夜

昨日の夜は、なかなか寝つけなかった。これから先の仕事について考えているうちに、どうにも眠れなくなってしまったのだ。

自分がやりたいこと。自分がやらなければならないこと。周囲から求められていること。日々の生活を支えるために必要なこと。何を優先すべきか。どう組み合わせていけば目標を実現できるか。いや、そもそも目標とは何なのか。自分はどこに向かおうとしているのか。

答えなど簡単に見つかるはずのない場所へ、僕は向かおうとしているのかもしれない。今夜も眠れなさそう。

「ソトコト」2013年11月号

「ソトコト」2013年11月号木楽舎から刊行されている月刊誌「ソトコト」2013年11月号に、写真紀行「ラダックとスピティ 2つのリトル・チベットをつなぐ道」を寄稿しました。巻頭のカラーグラビアで8ページにわたって掲載されています。記事の内容は、昨年と今年にラダックとスピティで行った取材の成果を中心に構成したもので、特にスピティについては、ほとんどの写真が未発表のものです。機会があれば、書店で手に取ってみていただけるとうれしいです。

いろいろすっきり

昼、新宿へ。コニカミノルタプラザで開催されているデイジー・ジラルディーニの写真展「POLAR WONDERS」を見る。北極と南極を中心に撮られた写真の数々に息を呑む。ホッキョクグマ、アザラシ、ペンギンなど、極地に生きる野生動物の美しさと儚さ。地球温暖化によって彼らが晒されている危機は、決して見過ごしてはならないものだと思う。

写真展の後は、シネマート新宿で凱旋上映中の「きっと、うまくいく」へ。何だか急に、もう一度大きなスクリーンで見届けておきたくなったのだ。水曜のレディースデーとはいえ、平日の午後なのに、場内はほぼ満席。日本語字幕で観るのは二度目だけど、やっぱり泣けて笑えて、思いっきり感情を揺さぶられ、観終わった後はものすごくすっきりした気分になった。

懸案だった雑誌記事のゲラチェックも、夕方に届いたデータをついさっき、全部チェックし終えた。担当編集さんとデザイナーさんのおかげで、いい記事に仕上がったと思う。いろいろすっきりしたところで、いよいよあさってから、四週間のタイ取材だ。