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言葉にできないもの

ずっと前から、いつか書かなければと思っていて、でもなかなか書けずにいた文章が、ふいになんとなく、今日は書けるんじゃないか、という気がした。

Macでテキストエディタを立ち上げて、タタタッ、とキーボードを叩く。とたんに指が止まる。うまくまとまらない。こんがらがってる。何も伝わらない。そもそも、自分は何を書こうとしていたのだろうか。

言葉にできるものを書くのは、時に難しいこともあるけど、やってできなくはない。でも、言葉にできないものを書こうとするのは、本当に難しい。そもそも、そんなものは書けないのかもしれない。

それでも、書こう書こうとあがき続けたその痕跡が、何かを人に伝えることもあるかもしれない。だから、やれるだけやってみよう。さて、書くか。

来年の計画

年の瀬で何かとバタバタしてる今日この頃だが、その一方で、来年の個人的な計画も少しずつ固めつつある。

今年は特に前半でいろいろ苦戦して、諸事情も重なり、結局自分自身の企画での書籍を上梓することができなかった。来年は、前半のうちに一冊、年末までにもう一冊、作ってみたいと思っている。前半に出したい一冊は、去年からかれこれ一年も出版交渉を続けている本なので、何とか実現させたい。年末までに出したいもう一冊は、これも去年から大苦戦しつつ交渉を続けている本だが、今後の状況によっては僕個人の出版レーベルで刊行することも具体的に視野に入れつつ、準備を進めている。それに合わせて、来年末には写真展などのイベントも開催したいと思っている。

今年でほぼ唯一、自分自身の企画として納得できた仕事は、雑誌「ソトコト」2013年11月号での巻頭グラビア記事。スピティからラダックまでの道を辿る旅について、たぶん一番いい形とタイミングで世に出せたのはよかったと思う。こうした雑誌などの場での仕事も、納得できる形で携われるのであれば、来年はもっと増やしていきたい。まずはとにかく世に出さないと、誰にも何も伝わらないわけだし。

旅については‥‥今年の秋のタイ取材のような仕事は入るかもしれないが、その一方で、ラダックには来年は行かないと思う。仕事として依頼されれば別だが。その代わりというわけではないが、来年は夏の終わりに、二週間ほどアラスカへ行ってこようと思っている。狙っていた日程でのキャンプサイトの予約も無事に取れた。いきなりすごい成果を挙げられるとは毛頭考えてないので、まずはビギナーらしく、かの地での旅の仕方を勉強してこようと思う。

そんな感じかな。常に一年くらい先のことを考えておかないと到底やっていけないのが、フリーランスの身のきついところだ(苦笑)。

霜月から師走へ

昨日はひさしぶりに大学関係の取材の仕事があって、出かけてきた。今日はその取材を受けての原稿執筆。ネットで検索してもなかなか関連情報が見つからないような難しめのテーマだが、それを誰にでもわかるような文章に落とし込むのもまた難しい。

今週末にはまた別の大学で取材があるし、来月以降もちょこちょこ取材が入りそう。先月のタイ取材関連も、もうすぐ初校が出てくるのでその確認作業もある。年明けすぐにやる予定の割と大きめなインタビュー取材の準備もしなければならないし、僕個人で進めているプロジェクトの準備もおろそかにできない。

霜月は割と暇だったのだが、師走はやはり師走らしくなるのかな。何だか気ぜわしい。

形にする

この間からずっと自分の中でつっかえて手が付けられないでいた作業に、昨日あたりから、ようやく取り組めるようになってきた。形にするとしてもあと一年くらい先の話なのだが、まずは自分の中でイメージが固まりつつあることに、ちょっとほっとする。

ずっとつっかえて悩んでいたのは、たぶん、確信が持てなくなっていたからだと思う。「‥‥そこまでして、それを形にすることに、意味があるんですか?」‥‥同じような言葉を何度も何度も浴びせられているうちに、自分の中でも揺らいで、わからなくなってしまっていたのだ。

それでもやっぱり、立ち向かうしかない。

これを形にすることに意味があるかどうかなんてわからないけれど、形にしなければ、意味があるかどうかさえ確かめられない。大切にしていることを伝えるために、今の自分にできる一番いい方法で、形にする。意味があるかどうかを判断してくれるのは、それを手に取ってくれた人だ。

それでいいのだ、と思う。

本づくりとお金

さえない天気の土曜日、部屋で過ごす。来年作る(はずの)本の構成案や台割をもう一度見直してみる。

本の企画を考える時、予算はとても重要な要素だ。もし、使いたいだけお金を使えるなら、もちろんいい本を作れる確率は上がる。でも、ほとんどの場合はそんなことはないわけで、限られた予算の中、いろんな人と交渉したり、仕様で工夫をしたりして、その制限の中でできるだけいい本を作ることを目指す。

今度の本は、僕一人で中身を作るのではなく、かなり大勢の人に協力してもらわなければならないので、その人たちにお支払いする額をどう設定するのかもよく考えなければならない。少なすぎると失礼で申し訳ないし、逆に限度を超えると、僕の取り分がまったくなくなる(苦笑)。なかなか難しいところだ。

まあ、スパーンと景気よく重版でもかかれば、何の問題もないのだが。たぶんそれが一番の解決策だな。がんばろ。