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アンラッキーパンチ

昨日は、昼間のうちに仕事を進めておいて、夕方から綱島のPOINTWEATHERへ。旅音の林さんご一家にお誘いいただいた、旅人たちの飲み会に参加してきた。林さんの息子さんのチビオト君(もうすぐ一歳)も来ていて、ぷくぷくした笑顔でみんなに愛嬌を振りまいていた。

飲み会に集まったのは、みなさん一風変わった経歴の持ち主ばかりだったのだが、特にすごいなあと思ったのは、今も現役で活動中のキックボクサーの方。数年前に二年間ほどタイでムエタイの修業をしていたそうなのだが、現地でムエタイの試合に出た時、試合の賭博に絡んでいるらしいマフィアっぽい男が、試合前の彼の背中に銃を突きつけて、「わかってるな? 負けろよ!」と脅してきたのだという。何だそれは‥‥(怖)。

そんな風に脅された彼は、言われた通り負けようかどうしようかと考えながらリングに上がったところ、うっかりいいパンチが相手にヒット。で、「このまま倒しちゃっていいのかな‥‥」と躊躇しつつも、そのまま相手を倒してしまった。その後も、マフィアからは結局、何もされなかったそうなのだが。

世の中、いろんな人がいるものだ。ほんとに。

ぱにゃにゃん

終日、部屋で仕事。原稿整理作業を淡々と進める。

昨日あたりから、仕事の合間の気晴らしに楽しませてもらっているのが、ラオス語。Twitterで@laos5というアカウントを知ってから、そのめくるめく半濁音ユルユルワールドに、すっかりはまってしまいつつある。

たとえば、「がんばる」は「ぱにゃにゃん」、「ありがとうございます」は「こぷちゃいらいらーい」、「なんで」は「ぺんにゃん」、「ゆっくりあせらないで」は「こいぺんこいぱい」。ダメだ、腹筋がよじれそう‥‥(笑)。

何か、勉強したくなってきた、ラオス語。ぱにゃにゃん。

世界は動く

終日、部屋で仕事。ジュレーラダックから頼まれたごく短い原稿を書いてから、自分の本の執筆を進める。‥‥あまりはかどらず。

テレビで、ネットで、次々に報じられるニュース。リビアでは、カダフィの指示を受けた軍が自国民の無差別殺戮を始めた。ニュージーランドでは、地震によって至るところで建物が倒壊し、大勢の人が生き埋めになっている。今、知人の一人がニュージーランドに滞在しているので、気が気ではない。無事でいてくれるといいのだが‥‥。

こうして部屋で一人キーボードを叩いている間にも、世界は刻々と動いている。どんな場所からでも、あっという間に情報が得られる今だからこそ、その便利さに麻痺してしまわないように気をつけなければと思う。人々が叫び、走り、血を流しているのは、モニタの向こう側の別世界ではなく、同じ地球上に存在する現実の世界なのだから。

エジプトの革命

昨日の深夜は、アルジャジーラのエジプトからのネット中継をずっと見ていた。

一昨日、辞任確実と見られていたムバラク大統領が即時辞任を拒否する演説をしたことで、タハリール広場に集まった数十万人の市民たちには、すさまじいほどの怒りがみなぎっていた。火に油を注ぐとは、まさにこういうことを言うのだろう。そして、ムバラクは家族とともにカイロから逃げ出し、副大統領がムバラクの辞任をテレビで発表した。タハリール広場に響き渡る歓喜の声。人々が泣き、笑っている。数えきれないほどのエジプト国旗が振られている。彼らの革命は成ったのだ。

今まで生きてきた中で、ベルリンの壁が崩れた瞬間や、ソ連が崩壊した瞬間も見てはいたが、まさか、21世紀に入ってからも、こうした革命というものを目の当たりにするとは想像もしていなかった。

いつの日か、チベットのラサで、同じような光景を見てみたい。そう思わずにいられなかった。