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ドタキャン

ここしばらく、原稿書きやら打ち合わせやら連絡業務やらに振り回されつつ、その合間に明日からのインド取材の荷造りや、家を留守にする準備をしていた。それらもようやくメドがついたので、夕方からリトスタで、ビールを飲みつつ、うまいもんを食いだめ。

と、そこへiPhoneに電話がかかってきた。依頼元から。話を聞いて、文字通り、耳を疑った。明日からの取材、今になって急にキャンセルするという。インドに同行する予定だったスタッフの中心人物の方が、今日になって事故で足を負傷し、取材に行けない状態になってしまったのだとか。

まさに、我が人生最大のドタキャン。事故なので、誰が悪いというわけでもないのだが、それにしても‥‥。取材にあてるはずだった明日から約2週間、スケジュールがまっしろなんだけど。

まあいいや。とりあえず今夜は、目覚ましを気にせず、ゆっくり寝よう。

ばったばた

終日、部屋で仕事。先日のノルウェー取材の原稿の執筆。

プロットを決め、写真を選んでフォトショで調整し、原稿を書き、推敲し、写真とのマッチングを確認し‥‥。金曜からはしばらくインドに行くので、それまでにできるだけ進めておかなきゃならない。インドの仕事の方も、スケジュールや予算のチェック、空港までの足や携行品保険の手配、現地の状況の確認、荷造りの準備など、やることは山ほどある。もちろん、それ以外の仕事だって気がかりだし‥‥。

なんつーかもう、ばったばたすぎて、いろいろやばい。ほっとひと息つけるのは、いつの日か。

長蛇の列からの解放

昼過ぎ、最寄りの税務署へ。ここまでさんざん苦労して準備した、初の青色での確定申告。

税務署の建物の前には、すでに長蛇の列。うららかな小春日和で、並んで待っていても寒くはなかったが、それにしても待たされる。建物の入口まで来たと思ったら、そこからさらに長い列が。結局、受付に辿り着いたのは、並びはじめて1時間以上も経ってからだった。とはいえ、僕はまだ運が良かった方で、背後の列はさらに長く長く伸びていた。

青色申告の相談コーナーであれこれ指南してもらいつつ、どうにか決算書類の体裁を整え、パソコンでの申告書作成コーナーへ。一時、ケアレスミスで金額が合わなくなりかけてちょっと焦ったが、すぐに気づいて事なきを得た。やれやれ。

すべての書類を提出して、税務署の建物を出たのは、すでに夕方。あと30分もすれば税務署が閉まってしまうような時間だった。あー、なんて清々しい解放感。これでやっと、自分が本来やるべきことに集中できる。

駅の反対側の理髪店で散髪し、まほろば珈琲店でコーヒー豆を補充し、たかねで今季初の道明寺を買う。いろんなことが、ようやく自分本来のペースに巻き戻った気がした。

北極圏からの帰還

Tromso
今日の昼、ノルウェーのトロムソからヘルシンキ経由で東京に戻ってきた。

トロムソでの数日間は、思っていたよりもハードだった。毎日、朝早くからいろんな取材をしなければならなかったし、夕方からはオーロラの撮影に出かけ、すっかり冷え切った身体で宿の部屋に戻るのは夜半過ぎだった。それでも充実した気分で乗り切ることができたのは、生まれて初めて訪れる国や街に対する好奇心と、これ以上ないほど美しい姿を大盤振る舞いで見せてくれたオーロラのおかげだったかもしれない。

写真は、この地域の先住民族サーミ人の親子と、彼らにとって大切な存在のトナカイ。今回の旅の模様は、近いうちに某誌サイト上でお届けします。

いろいろギリギリ

明日からノルウェーに出発するのだが、いろんなことが出発直前まで整わないというのは、まあ、世の中ではよくあること。

まずは月末からのインド取材に備えて、何が何でも今日中にインドに詳しい手配内容を一式まとめたメールを送信しなければならなかったのだが、依頼元からの指示を受けてすべてを整えてメールを送信し終えたのは、夜の8時半。で、明日からのノルウェー取材関連でも、飛行機内でのオーロラなどの撮影許可証が送られてきたのが夜7時で、最終的な日程表が送られてきたのが夜の8時。それを受けて自分の取材計画表を修正し終えたのがついさっき。一昨日のうちに、さくっと荷造りを終わらせておいて、ほんとによかった。

まあでも、いろいろギリギリになっても、最後にはきっちり帳尻を合わせてくれるのは、みなさんすごいなあと思う。

そんなわけで、明日からしばらく、留守にします。帰国は18日(水)の予定です。