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長蛇の列からの解放

昼過ぎ、最寄りの税務署へ。ここまでさんざん苦労して準備した、初の青色での確定申告。

税務署の建物の前には、すでに長蛇の列。うららかな小春日和で、並んで待っていても寒くはなかったが、それにしても待たされる。建物の入口まで来たと思ったら、そこからさらに長い列が。結局、受付に辿り着いたのは、並びはじめて1時間以上も経ってからだった。とはいえ、僕はまだ運が良かった方で、背後の列はさらに長く長く伸びていた。

青色申告の相談コーナーであれこれ指南してもらいつつ、どうにか決算書類の体裁を整え、パソコンでの申告書作成コーナーへ。一時、ケアレスミスで金額が合わなくなりかけてちょっと焦ったが、すぐに気づいて事なきを得た。やれやれ。

すべての書類を提出して、税務署の建物を出たのは、すでに夕方。あと30分もすれば税務署が閉まってしまうような時間だった。あー、なんて清々しい解放感。これでやっと、自分が本来やるべきことに集中できる。

駅の反対側の理髪店で散髪し、まほろば珈琲店でコーヒー豆を補充し、たかねで今季初の道明寺を買う。いろんなことが、ようやく自分本来のペースに巻き戻った気がした。

北極圏からの帰還

Tromso
今日の昼、ノルウェーのトロムソからヘルシンキ経由で東京に戻ってきた。

トロムソでの数日間は、思っていたよりもハードだった。毎日、朝早くからいろんな取材をしなければならなかったし、夕方からはオーロラの撮影に出かけ、すっかり冷え切った身体で宿の部屋に戻るのは夜半過ぎだった。それでも充実した気分で乗り切ることができたのは、生まれて初めて訪れる国や街に対する好奇心と、これ以上ないほど美しい姿を大盤振る舞いで見せてくれたオーロラのおかげだったかもしれない。

写真は、この地域の先住民族サーミ人の親子と、彼らにとって大切な存在のトナカイ。今回の旅の模様は、近いうちに某誌サイト上でお届けします。

いろいろギリギリ

明日からノルウェーに出発するのだが、いろんなことが出発直前まで整わないというのは、まあ、世の中ではよくあること。

まずは月末からのインド取材に備えて、何が何でも今日中にインドに詳しい手配内容を一式まとめたメールを送信しなければならなかったのだが、依頼元からの指示を受けてすべてを整えてメールを送信し終えたのは、夜の8時半。で、明日からのノルウェー取材関連でも、飛行機内でのオーロラなどの撮影許可証が送られてきたのが夜7時で、最終的な日程表が送られてきたのが夜の8時。それを受けて自分の取材計画表を修正し終えたのがついさっき。一昨日のうちに、さくっと荷造りを終わらせておいて、ほんとによかった。

まあでも、いろいろギリギリになっても、最後にはきっちり帳尻を合わせてくれるのは、みなさんすごいなあと思う。

そんなわけで、明日からしばらく、留守にします。帰国は18日(水)の予定です。

青色吐息

ここ2、3日、ブログを書くような余裕はまったくなかった。それもこれもすべて、青色申告のせいである。

先週土曜の午後、知人が関わっているフリーランス向けの青色申告のセミナーに参加して、割と具合のよさそうな青色申告用のソフトを紹介してもらったので、日曜からいざ、と取り組んでいるのだが、いやもうほんとに、はてしもなく長い長い道程で‥‥。初心者にはわけのわからない用語ばかりだし、仕訳の仕組みもさっぱりわからないし、おっそろしく消耗した。わけのわからん理系の原稿を5万字くらい書かされた気分(苦笑)。

それでもまあ、ちまちま入力してるうちに少しずつソフトの仕組みにも慣れてきて、金額的にも通帳とほぼ合致するくらいまで整ってきたのだが、それでも気分はさっぱり上がらない。そりゃそうだ。儲かりまくってウハウハならともかく、今のていたらくじゃ、青息吐息ならぬ、青色吐息だ。

あー。もっとビッグな身分になりたい。そしたら税理士の先生に、メンドクサイことを全部丸投げできるのに(笑)。

北極圏へ

夕方、麹町へ。来週の金曜から約6日間、プレスツアーに参加して取材と撮影をする仕事が入ったので、その打ち合わせ。

今回のプレスツアーの行き先は、トロムソ。ノルウェーの北部、北極圏に位置する街だ。今の時期はとんでもなく寒いのかと思いきや、海流の影響で、北海道と同じ程度の体感気温らしい。まあそれでも、北極圏に変わりはないわけで。

トロムソから戻ってきたら、すぐさま原稿に取りかからねばならないのだが、22日(日)にはトークイベントがあるし、27日(金)からのインド行きの手配も直前までいろいろ手間がかかりそうだし。で、3月中旬に日本に戻ってきたらすぐ、大学案件の繁忙期に突入だ‥‥。うあー。死ぬ。

僕にとっての春は、まだまだ遠い。