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たくさん笑うこと

午後、神保町で取材。ひさびさのインタビューの仕事。相手の方のお人柄のおかげで、とても楽しく話を伺わせていただいた。編集部でも何人かの方と話をして、今日は一日、いろんな人たちに会って、たくさん笑ったように思う。

昨日ちょっと嫌なことがあって、いらいら、もやもやしたものをひきずっていたのだが、今日たくさん笑ったことで、何だかとてもすっきりした気分になれた。一人で暮らし、一人で仕事をしていると、ストレスがたまってネガティブな気分に陥った時、切り替えるのに苦労することが時々あるのだが、一番いい解決法は、誰かと会って、たくさん話して、たくさん笑うことなんじゃないかなと思う。

おかげさまで、すっかり元気です。明日から、原稿、がんばろ。

人生の終え方

東京は今日、初雪が降ったらしい。終日、部屋で仕事。

デヴィッド・ボウイが昨日亡くなったということで、J-WAVEもInterFMも追悼特集を組んで彼の曲を流し続けている。ヒーローズ、ジギー・スターダスト、チャイナ・ガール、ライフ・オン・マーズ、ファイブ・イヤーズ……。今日だけで、世界中でどれほど多くの人々が彼の曲に耳を傾けたのだろう。

ラジオで、彼が死の二日前にニューアルバム「ブラックスター」をリリースしたばかりだったと知る。一年半に及ぶ癌との闘病を続けながら、文字通り最後の最後まで、一人のミュージシャンとして音楽を作り続けていたのだと。そして今、世界中の人々が彼の人生を思いながら、彼の曲を聴いている。何という人生の終え方だろう。こんな時にカッコイイという安易な言葉は使いたくないが、それでもカッコよすぎる。

僕も自分の人生を終える時は、最後の最後、ギリギリまで、文章を書くこと、写真を撮ること、本を作ることにこだわり続けていたい。デヴィッド・ボウイのようにカッコよすぎる終え方は絶対できなくて、僕はきっと、みっともなくじたばたあがいてるうちに終えてしまうと思うけど。

次の本が最後の一冊になっても後悔しないように、精一杯、心を込めて本を作ろうと思う。

「BE-PAL」Webサイトでの連載開始のお知らせ

Bepal-chadar小学館のアウトドア雑誌「BE-PAL」のWebサイトで、2016年から週に1回のペースで「旅」をテーマにした連載の執筆を担当させていただくことになりました。2015年に執筆したノルウェー南アフリカラダックなどを旅した際のようなフォトレポートのほかに、過去の旅の経験の蓄積の中から構成した記事や、僕以外にも国内外の各地で活動されている方のインタビュー記事(そういえば僕、もともとインタビュアーでした、苦笑)など、今まで以上に豊富なバリエーションで展開していこうと考えています。

この連載は、毎週水曜日の朝に更新される予定です。よかったら週に1回、同誌のWebサイトにアクセスして、ぽちっとクリックして記事をご覧になっていただけるとうれしいです。1月6日(水)からはザンスカールのチャダル・トレックについての連載を開始します。よろしくお願いします。

仕事始め

年末年始は、2泊3日で実家のある岡山に帰省した。母と妹一家とですき焼きを食べ、姪っ子に学校と部活の話を聞き、甥っ子1号と公園でサッカーをし、甥っ子2号は頭をピコピコハンマーで叩いて……あとはこたつで本を一冊読んだくらいか。大晦日もテレビはほとんど見ず、元旦は雑煮とおせちを食べて近所の神社に初詣に行き、昼過ぎ発の新幹線で東京に戻ってきた。

今朝は昼頃までゆっくり寝て、そこから仕事始め。BE-PALのサイト向けの原稿を1本仕上げる。今年からしばらくの間、BE-PALのサイトで週イチ連載を担当するので、今の時点で書ける原稿はできるだけ書き溜めておかないと、後で困ることになるからだ。今作っている本に関連する件で書かねばならない長めの原稿もあるし、週明けからはインタビュー取材の手配もいくつかしなければならない。連休明けには大事な打ち合わせもいくつかあるし、その後は2冊の本の編集作業が本格化する。1月末か2月頃には、沖縄取材も控えているし。

よっしゃ。とりあえず、できることから、がんばろ。

スピティの映像の再放送のお知らせ

2015年11月23日(月祝)夜にTBSで放映された「テレビ未来遺産 地球絶景ミステリー」。この番組の中で放映されたスピティの映像が、2016年1月1日(金祝)元旦の朝5時から、内容を一部変更して再放映されることになりました。番組名は「謹賀新年! 一生一度は見てみたい 世界のふしぎ絶景10」。先日の放送を見逃した方や、もう一度見てみたいという方は、ご覧になっていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。