Tag: Work

ポンコツ

今日は特に予定もなく、ずっと家にいるつもりだったので、前後不覚に爆睡してしまった。目が覚めたのは昼過ぎ。あまりに寝過ぎて、頭が痛くなったくらい。

ボーゼンとした状態でシャワーを浴び、近所のコンビニで買ってきたサンドイッチをかじりながら、Macに向かって仕事開始。‥‥が、まったく頭が回らない。モニタを凝視したまま、数十秒も固まってしまう。ダメだ。今日の俺はポンコツだ(苦笑)。

夕方頃になって、ようやく身体がしゃっきりしてきたので、知人から頼まれているブログのデザイン案をPhotoshopでちょこちょこ作ったりする。何ともサエない一日になってしまった‥‥。明日からは打ち合わせやら何やらで立て込んでくるし、ま、いいか。

不透明感

午後、中野で打ち合わせ。今年の夏、ラダックでツアーのガイドを務めることになったので、その詳細について、二時間以上、みっちりと話し合う。盛りだくさんの面白そうなツアーになった。お客さんが集まってくれるといいのだが。

この仕事に限らず、本業の編集者としての仕事も、バタバタとあわただしい状況になりつつある。六月中旬までに書籍を一冊校了しなければならないし、それ以外にかなりボリュームのある編集案件を二つ、六月末までに片付けなければならなくなった。夏にラダックに行くという時限装置をセットしてしまった自分も悪いのだが(苦笑)、もうちょっと分散して作業できれば楽だったのに、と思わないでもない。

でも、夏のラダックでの仕事を終えて、九月に帰国してからの仕事は、どうなるかよくわからないというのが正直なところだ。一冊書くのはほぼ確実なのだが、それ以外は本当に不透明な状態。いつもなら「ま、何とかなるさ」と気楽に構えてテキトーに乗り切ってしまうのだが、ご時世がご時世なだけに、そう呑気にしてもいられない。必要な時に必要な企画のカードが切れるように、今からある程度準備しておかねば‥‥。

風の旅行社「風通信」No.42

風の旅行社が年に三回刊行している無料の情報誌「風通信」に、「もうひとつの居場所、ラダック」と題した4ページのフォトエッセイを寄稿しました。表紙の写真と目次の写真も提供しています。エッセイは完全書き下ろし。写真は「ラダックの風息」に掲載していないものを中心に選んでいます。

風通信」は、お問い合わせ用メールフォーム、または電話(東京0120-987-553、大阪0120-987-803)で風の旅行社に申し込むと、無料で送ってもらえるそうです。数に限りがあるそうなので、お早めにどうぞ。発送開始時期は、4月22日(金)頃の予定です。

飛行機雲

雲一つない青空。暖かくて気持のいい日和。コットンセーターにジージャンを羽織って、外に出かける。

午後、赤坂へ。懸案の本の企画について、編集者さんと打ち合わせ。企画のコンセプトを外すことなく、より実現の可能性が高い方向で検討を進めていくことで合意。先行きが不透明なことが多い世の中だけど、僕たちは、いい本を作る準備を整えることに集中する。今は、それがベストの選択肢なのだと思う。

三鷹駅から家まで歩いて帰る途中、ふと見上げると、茜色の空に、輝くひとすじの飛行機雲が伸びていくのが見えた。まるで、空をスパッとナイフで裂いたかのように。

台割を作る

終日、部屋で仕事。懸案の本の企画を実現させるため、台割の検討を進める。

台割とは、本のどのページにどんな内容が入るのか、最初から最後まで割り当てる、本全体の設計図のようなものだ。普通は、ある程度原稿を書き進めてから台割の策定に入るのだが、今回はちょっと特殊な事情があって、既存のフォーマットにできるだけ近い形に構成をあてはめた案も用意しておく必要が出てきた。なので、「1ページ目は総扉で、2、3ページ目はグラビアのイントロダクションで‥‥」といった具合に、ひたすらゴリゴリと検討を重ねていく。

こういう台割を作る作業、僕は大好きだ。頭の中で好きなように本のカタチを思い浮かべられるのは、編集の仕事の醍醐味の一つなんじゃないかと思う。考えているうちにどんどん楽しくなって、時間が過ぎるのを忘れる。

気がつけば、すっかり夜だった。