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店長おまかせコース

昨日は、昼過ぎに蒲田まで出かけて打ち合わせ。あるフォトグラファーの方に、今作っているガイドブックに必要な寺の写真(今は内部の撮影が禁止されている)をお借りするため。幸い、望んだイメージのカットを使わせてもらえることになって、ひと安心。その後夕方まで、編集者さんと細々とした打ち合わせ。いろいろ決まった。発売日まで決まった‥‥。時間がない。がんばらねば。

夜は三鷹のリトスタで、たかしまてつをさんと中村文を囲んで、ナロの写真展を愛でる宴。今回は「店長おまかせコース」というコースメニューにしたのだが、前菜からメインまで、全員に行き渡る分の料理がとんとんと出てくるので、とても楽だった。かきと豆腐のあんかけ煮や鶏の唐揚げが、どーん!と大皿で出てくると、それだけで全員かなりテンションアップ(笑)。普段は出ない生春巻や鮭のちらし寿司といったメニューも出てきて、みんな満足、満腹。いい宴だった。

ある程度の大人数なら、店長おまかせコース、狙い目かも。

ビール徒然

ビールが好きだ。いろんな種類の酒の中でどれか一つ選べと言われたら、迷わずビールを選ぶと思う。飲み会の時も、最初から最後まで、だいたいビールで通すことが多い。

理由はいくつかあると思う。料理と一緒に飲むとうまい場合が多いとか、悪酔いしにくいとか。まあでも、最初の一口をごきゅっ、とやった時の、あの爽快感というか、カタルシスというか、それが一番の理由かな。日がな一日、コツコツと原稿を書き続けて、その日のノルマを達成した後に、ぷしゅっ、ごきゅっ。いやはや、生きててよかった。

ていうか、一日の終わりにビールが待っててくれなかったら、仕事なんてやってられない!(笑)

アナログな作業

冷えるなあ。今夜は雪になるのだろうか。

今日は終日、部屋で仕事。昨日の打ち合わせの内容を受けて、地図の制作を依頼するために必要な素材の準備をする。紙の地図を苦労してコピーしたり、グーグルマップの画像をプリントしたりしたものに、掲載したい地名や建物名を、赤ボールペンでちまちまと書き込んでいく。なんというアナログな作業(笑)。

でも、編集の仕事というのは、今でもこうしたアナログな作業に支えられている部分がすごく多い。で、僕個人としては、そういうアナログな作業で処理した方がはるかに効率がいい場面がたくさんある。レイアウトラフ然り、文字校正然り。パソコンだけじゃできないことって、未だにたくさんあるものなのだ。少なくとも、本づくりの世界では。

だから、自分の手を動かしてこういう作業をするのが好きという人は、編集者の素質があるんじゃないかな、と思う。

うかうかしてると

午後、外苑前で打ち合わせ。今書いているラダックのガイドブックについて、デザインフォーマットを検討して細部を詰めたり、収録する地図や、表紙のデザイン案などについて話し合う。

いつもながら思うのは、本づくりは、一人ではできないものなのだな、ということ。各方面のプロの方々の意見を聞いていると、自分だけでは思いもよらなかったアイデアや考え方を提案してもらえる。いい感じで化学反応が起きている手応えを感じた。

このガイドブック、順調に行けば五月頃には発売される見通しなのだが、打ち合わせでゴールデンウイークの頃の進行について話をしていると、何だか気が遠くなった‥‥。ついこの間、2012年が始まったばかりだと思ってたのに、もう半年くらい過ぎちゃった気分(苦笑)。

うかうかしてると、時間を無駄にしてしまう。気合いを入れ直して、がんばらねば。

淡々とした日々

ここしばらく、判で押したように同じリズムでの生活が続いている。

朝の遅い時間に起きて、シャワーを浴び、おひるを適当に作って食べる。ラジオを聴きながらメールとニュースをひと通りチェックして、ラジオを切り、執筆開始。夕方、きりのいいところまで進んだら、晩飯を作るか外に食べに行くかする。その後、再び執筆開始。ノルマに設定しているページまで到達したら、もう一度原稿を見直して、終了。ビールを飲みながらネットをチェックして、ほどほどの時間に寝る。

こんな風に淡々とした日々が続いているのは、実はいい傾向なのかな、と思う。ものすごくトラブっているわけでもなく、調子に乗って書き急いでいるわけでもない。細部にこだわりつつ、全体も見渡しながら、同じペースで書き進めていく。何カ月にも及ぶ長丁場を乗り切るには、こういう持久力も必要なのだろう。

仕事が終わってこのブログを書いている時間帯は、正直、毎日ヘトヘトなんだけど(苦笑)。