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自分のペースで

起きたら、昼過ぎ。十時間以上も、どっぷり寝たことになる。うまく言えないが、身体の感じが何となくいつも通りになった気がする。何だかんだで、ずいぶん疲れてたようだ。

今日はひさしぶりに、丸一日、自宅で自由に使える。ノルマは、取材原稿三本。一本あたりの文字数は多くないが、それなりに専門的な内容だし、短ければ短いなりにまとめるのには難しい面もある。途中で休憩や食事を挟みつつ、焦らず、急がず、淡々と書き進める。ついさっき、ノルマ達成。ビールをちびちび飲みつつ、これを書いている。

自分のペースでやれるなら、疲れはたいしたことないのだな。人に合わせるのが気疲れするのだ、きっと。

仮眠の習慣

朝から池袋で取材二件。午後になって家に戻ってきたものの、どうにも眠くて、夕方まで仮眠。

最近、一日の早い時間帯に取材がある時は、家に帰ってきてから晩飯までの間、仮眠を取るようになった。そうしないと、夜の間に原稿に取り組める状態にまで持って行けない。最初のうちはそれでうまくいってたのだが、今日などは、予定より一時間も多く寝てしまい、頭もなかなかしゃっきりしない。疲労からの回復力が落ちてるのかもしれない。

明日は取材の後、別の仕事の打ち合わせ。仮眠はできないなあ。

薄氷を踏む日々

昨日は午前中から夕方にかけて、豪徳寺の近辺で取材。今日は昼に神保町で打ち合わせ。明日以降も取材や打ち合わせが続く。

これだけ平日の予定が埋まり続けると、原稿を書くのに割り当てる日が週末だけでは足りなくなるので、取材を終えて家に帰ってから、夜も原稿を書き進めなければならない。あまり夜更かしすると寝坊して朝イチ取材に遅刻してしまうという悪夢になりかねないので、難しいところなのだが。吹けば飛ぶよなフリーランスの身、一度派手に遅刻してしまえば、もうそこからお呼びはかからなくなる。ある意味、生活のかかったプレッシャーがのしかかる。

そんな薄氷を踏むような日々。まあ、本物の薄氷を踏む旅は、チャダルでさんざん経験したけれど(苦笑)。あの恐怖に比べれば、どうってことないか。

対岸は見えるか

今朝は五時起きで、列車に乗って海浜幕張方面へ。先方の手違いで、最初に取材するはずの人が来ていないというハプニングがあって焦ったが、取材の順番を入れ替えたりして、どうにか事なきを得る。またここまで来てと言われても困るし(苦笑)。

空は雨模様。帰りの京葉線の車窓から、灰色に霞んだ海が見える。前にも書いたけれど、去年の秋からずっと続けている、自分の新しい本を出すための取り組みは、まるで、何も見えない霧の海に小舟で漕ぎ出すようなものだった。漕いで、漕いで、漕ぎ続けて‥‥ようやくうっすらと、対岸が見えてきたような気がする。

その岸辺に上陸できるかどうかはわからない。どうにも手に負えない岩場だらけで、今度こそあきらめるしかないかもしれない。それでも、ひと漕ぎもせずにあきらめるよりは、はるかに納得して、すっきりとあきらめられるような気もしている。

まずは、やれるところまで、やってみるだけだ。

アイスコーヒーの季節

今日は鷹の台で、朝イチから取材。午後からは新百合ケ丘で取材だ。

最初の取材を終えた後、次までちょっと時間があったので、いったん新宿まで出る。おひるにラーメンを食べ、ひさしぶりにらんぶるに入る。何気なくアイスコーヒーを注文して、ああ、もうそういう季節になったんだな、とあらためて気付く。

午後の取材二件もどうにかこうにか無事に終え、帰りは下北沢で小田急線から井の頭線に乗り換え。東北沢、下北沢、世田谷代田のあたりで、今日の深夜に地下化作業が行われるらしい。日本の技術力、こういうところは異様にすごい。

吉祥寺で電車を降り、リトルスパイスでブナカレーを食べ、よろよろしながら歩いて帰る。疲れた。昔に比べて、疲労耐性がなくなったな。やれやれ。