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病み上がりの味

ちょっと凹んでいた体調も、今日になってほぼ復調。仕事にも普通に取り組めるようになったので、昼から淡々と原稿を書く。週末にぐったりしてた割には、原稿の進捗は順調。残った分は依頼元の判断を待ってからでも大丈夫な案件なので、これで一息つけそう。

体調が戻ってうれしかったのは、コーヒーやビールやラーメンが普通にうまいということ。やっぱり、鼻が詰まってたりのどが腫れぼったかったりすると、いつもの味や香りがまともに楽しめない。普段から当たり前のように飲み食いできていることの有り難みをあらためて感じた。真っ当な自炊も、忙しさにかまけてしばらくご無沙汰なので、できる時はしっかり自炊するかな。

そんなことをつらつら思う、連休の谷間。

風邪っぴき連休

先月から今月にかけての取材ラッシュで疲労困憊していたところにつけこまれたのか、風邪をひいてしまったらしい。熱は全然ないのだが、鼻づまりとのど周りの腫れぼったさ、身体のだるさがなかなか治らない。

風邪をひきかけてる気配はこの前の火曜日くらいからあったのだが、取材の真っ只中だったので、どうにか気合で保たせていた。しかし昨日の昼頃になって、一気に疲労噴出。いったん昼に起き出したものの、身体が異様にだるく、頭も思考停止状態。ベッドに逆戻りして、夕方まで横になってじっとしていた。夜になって多少回復したので、原稿の執筆を少し進め、再びどっぷりと眠る。こういう時は、とにかく寝れるだけ寝るしかない。

今朝になると、身体はだいぶ軽くなって、力がしゃんと入るようになった。鼻づまりとかも多少ましに。しかし‥‥Twitterのタイムラインを観ていても、友人たちはみなわきわきとあちこちに出かけて連休を楽しんでるのに、僕は部屋で一人、鼻をスンスン鳴らしながら原稿を書いていると‥‥。せつない(苦笑)。

まあ、しゃあない。今がんばっていれば、いつか、いいことあるさ。

どうにか乗り切る

午前中、東小金井で取材を一件。これで、今月の取材ラッシュはどうにか乗り切った。昼過ぎに三鷹まで戻り、ひさしぶりに文蔵に寄る。

行ったことのない場所で、初対面の人に、限られた時間内で、自分たちの記事を作る都合に合わせて、根掘り葉掘り話を聞く。相手側にしてみれば、取材というのはそれだけで十分不躾な行為なのだと僕は思っている。だから事前の準備は欠かせないし、遅刻は厳禁。取材中も相手の話や場の空気を読みつつ、必要な質問をしながら流れをコントロールしなければならない。少なくとも、ただICレコーダーを持って相手に会いに行けば済むような仕事ではない。

取材が一本終わるたび、どっと疲れが噴き出して、それがくりかえされると澱のように身体にたまっていく。僕にはむしろ、取材後に原稿を書く作業の方がはるかにラクだと感じる。

一カ月で25本分の原稿の取材を終えた後にすすりこむ文蔵のラーメンは、たまらなくうまかった。

やむなく早寝

昨日は神奈川の伊勢原近辺で、今日は板橋の西台近辺で、それぞれ取材。どちらも朝イチからで、家に帰り着いたのは夜。メールでの連絡業務、取材データのバックアップ、次の取材の準備などしていると、あっという間にこんな時間。

明日は、今日よりさらに早い時間から、途中に移動を挟みつつ、さらに遅い時間まで取材。おまけに天気予報は雨。木曜も取材がある。取材をしたら当然、その原稿も書かねばならない。ほんと、気の休まる暇がない。

とにかく、この間のように身体がへばってしまうとどうにもならないので、少しでも体力を温存・回復させるために、できるだけ寝る時間を多く確保している。この夜型人間が、やむなく早寝に追い込まれているというわけだ(苦笑)。それでも、効果はまあ知れてると思うが。

とりあえず、目の前のことを一つひとつ、捌いていくしかない。やらねば。

立ち止まりたくなる

今月は文字通り「忙殺」という状態。とりあえず、これまでにやった取材の原稿は今日であらかた片付いた。でも明日からは、三日連続で取材に出なければならない。連日朝イチからで、本数も多い上、取材場所も遠い。拘束時間が長い分、気力も体力も消耗しそうだ。こんな風にわざわざ僕を指名して取材を依頼していただいているのは、ありがたいことではあるのだが。

それでも、たまには立ち止まりたくなる。ソファに寝転んでゆっくりと本を読み耽ったり、カメラの入ったかばんを肩にかけて散歩に出かけたり。立ち止まって、何もしない時間。足元を確かめ、周囲を見回し、再び前に進んでいくための時間。そういう時間が、そろそろ必要なのだろう。僕にとって、そうやって立ち止まることの延長線上にあるのが、旅なのかもしれない。

そんなことをぼんやり考えながら、目覚まし時計を明日の朝六時にセットする。