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肉と脂

昨日の夜は割とたっぷり寝たはずなのだが、今朝起きてみると、頭も身体もどんよりと重い。具合が悪いというほどではないが、原稿に集中するにはちょっとしんどい。昼の間は身体を休めることにした。

夕方、近所の中華料理店に出かけて、ホイコーローを注文。肉とキャベツの配分が逆になったかと思うほど肉がたっぷりのやつが運ばれてきた。はふはふ言いながら食っていると、身体がどんどんあったまって、しゃんと力が入るようになった。家に帰って熱いシャワーを浴びると、かなり復活。夜からテープ起こしに取りかかる。

結局、僕の身体に足りなかったのは、肉と脂だったのだな。冷え込んでるし。寒さを乗り切るためにも、もうちょっと肥えた方がいいのかな。

来年はいろいろと

今日は一日、家でのんびり過ごす。部屋中に掃除機をかけて、気分的にもすっきり。帰省のための荷造りは、あっという間に終わった。

来年の二月上旬頃、とあるグループ写真展への出展のお誘いをいただいたので、その写真選びと展示のシミュレートなどをぼちぼちとやってみる。枚数が限られているし、他の出展者の方との兼ね合いもあるので、地域や時期を絞り込んで、キュッとコンパクトにまとめようと思う。地味だけどじわじわくる、みたいな感じで(笑)。

来年はそのグループ写真展だけでなく、自分の写真を人に見てもらうための場を、何度か設けられればと思っている。それに合わせて、本も形に‥‥できるといいな。いろいろとがんばらねば。こだわりでも意地でも、とことん貫き通せば何かにつながるはず。

明日12月30日から1月2日まで、実家に帰省するため、ブログの更新をお休みします。よいお年を。

一応、仕事納め

世間的には、昨日か今日が仕事納めという会社が多いのだろう。しがない自営業である僕も、とりあえず今日で仕事納め、のはず。

先週取材した分の原稿は、かなり件数が多かったものの、どうにかこうにか片付いた。そのうち一、二件が諸事情で執筆が先送りになってしまい、結局年をまたぐことになったのが気がかりだが‥‥。年明けすぐには、割と大きなインタビューの仕事があるし、大事な打ち合わせや、行く末が気がかりな会議などもあるので、何気に気を抜けない。

結局、頭の中がごちゃごちゃと仕事のことで占められたまま、年を越すことになりそうだ。まあ、仕事がまったくなくてヒマを持て余すよりはましだけど。

自分に自信を持つ方法

昨日のクリスマスイブの夜、J-WAVEで毎年放送されている沢木耕太郎さんの番組「MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ」を聴いていた。

この番組の中では、毎回何人かのリスナーと沢木さんが電話でやりとりするのが恒例になっている。その中で、就職活動中の大学生の男の子が「自分に自信を持つにはどうすればいいですか?」という質問をしていたのだが、沢木さんはそれにこんな風に答えていた。

「僕には、ある一点においてだけ自信を持って言えることがあります。それは、自分の仕事に関しては、絶対に手を抜かないでやってきたことです」

そうだよな、と思う。沢木さんはもちろんのこと、僕みたいな物書きのはしくれでも、もし手を抜いてしまったら、その結果は自分の名前と一緒にずっと残ってしまうのだ。自分の心の中で消えない呵責としても。

才能もセンスもアイデアもテクニックも、本当にきつい正念場では、自信のよりどころにはなってくれない。それまでに手を抜かずに丹念に積み重ねてきたものだけが、ほんのわずかな自信を持たせてくれる。

僕は、今まで自信らしい自信を持てたためしがないけど(苦笑)、これからも積み重ねていくことをあきらめないようにしようと思う。

がけっぷちからの脱出

夕方、某社の編集者さんよりメール。去年から預かってもらっている新しい書籍の企画が、実務者レベルの会議で承認を得られたとのこと。

この企画、実は今月初旬に一度差し戻しになったのを再提出したもので、今回もダメならその出版社との交渉はあきらめざるを得ない、いわばがけっぷちの状況だった。だから、本っっ当にほっとした。ここしばらく、ずっとこの企画のことが心にひっかかっていて、重苦しい気分から抜け出せないでいたから。

とはいえ、状況はまだ半歩前進といったところ。来月中旬の新刊会議で最終的な承認を得られなければ、大手を振って制作を始められない。企画を通し切るべく、最後の一押しの作業をがんばらねば。