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日射しと風と

日射しはもう十分に暖かいのに、風は「三月だなんて嘘じゃね?」と思うほど冷たい。今日は横浜の方で取材と打ち合わせ。取材はまずまずうまくいって、面白いお話を伺うことができた。

行きは東京駅から京浜東北線に乗ったのだが、帰りは横浜から湘南新宿ラインで。新宿で途中下車して、本屋をぶらつき、ラーメンを食べ、あまり電車が混まないうちに三鷹まで帰る。それにしても風が冷たい。

明日明後日はずっと家にいて仕事ができるので、ちょっとほっとしている。今作っている本でご協力をお願いしている方々とのアポイントもほぼすべて整って、こちらもひと安心。今夜はちょっとだけ深く眠れそうだ。

一つひとつ

昨日のおつとめは、普段の仕事よりもよっぽどダメージが大きかったようで(苦笑)、昨日は夜半前には早々と寝てしまったのに、今朝は十時過ぎまで起き出せなかった。あれを毎日24時間やってる妹と旦那さん、すごいなあ。

いつものようにおひるにラーメンを作り、コーヒーをいれて、仕事開始。まずは木曜日に収録したインタビューの原稿執筆。集中して取り組んだおかげで、夕方にはどうにか形にできた。とはいえ、手元にはまだ未執筆の収録データがたまってるし、終わってない収録もたくさんある。自分自身で執筆しなければならない解説系のページもある。これからやらなければいけない作業の量と、残された時間のことを考えると、正直、途方に暮れてしまう。

でも、この期に及んで無駄に焦っても、何の解決にもならない。毎日々々、その時々にやらなければいけないことを、一つひとつ、コツコツと進めていくしかない。こういう追いつめられた時こそ、腹を括らなければ。

こんな日々の積み重ねが、いつかきっと、実を結ぶ時が来る。

粉雪

昼、銀座のスタバで取材と打ち合わせ。二時間ほどで終わり、店の外に出ると、雪が降ってる。朝、家を出る時は、よく晴れていたはずなのに。ビルの谷間に、音もなく舞い降りる粉雪。

昼飯に適当にハンバーガーを食べ、本屋などをぶらつきつつ、雪が止むのを待つ。止んだかな?というところで、次の取材&打ち合わせ先の八丁堀まで、てくてく歩きはじめる。と、また降りはじめてしまった。後戻りするには微妙な距離。ピーコートの肩に落ちる雪を横目で見ながら、まあいいか、と歩き続ける。

この冬の雪も、さすがでこれが最後かな。あと三週間もすれば、木蓮や桜も咲くはずだ。

力を受け取る

夕方、吉祥寺で、今取り組んでいる企画に関係する取材と打ち合わせ。昨日は同じ企画で地方在住の方とスカイプで打ち合わせをした。明日も同じ企画絡みで取材が二件。来週以降も同じような感じで、取材や打ち合わせが絶え間なく続いていくことになる。

取材をすれば原稿の執筆もあるわけで、いつもなら忙しすぎてそれなりにへばってるところだが、今のところ、そうでもない。何しろ一件々々の取材が楽しいので、たいして苦にならないのだ。人に会って話を聞くたび、力になるものを受け取ってるというか‥‥。

そうして受け取る力は、もちろん預かる責任も伴うものだ。だから中途半端なことはできない。自分が持っている知識と経験のすべてを尽くして、一番いいカタチに昇華しなければ。楽しいけれど、身の引き締まる思いも感じる。

校了まで、ノンストップでいくぜい。

谷川俊太郎×竹沢うるま「コヨーテの旅」レポート

二月上旬に渋谷で開催された、詩人の谷川俊太郎さんと竹沢うるまさんによるトークイベント「コヨーテの旅」の模様を紹介するレポート記事の執筆を担当しました。小学館の雑誌「BE-PAL」のWebサイトに、前編後編に分けて掲載されています。貴重な顔合わせのトークイベントだったので、ご一読いただけるとうれしいです。