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マニュアル通りの人生なんて

午後、高田馬場で取材。結構長丁場で、内容も難しくて大変だったが、どうにかやり遂げる。終わった後、さかえ通りの洋庖丁で晩飯を食べ、東西線で三鷹に戻る。

電車の隣の席で、大学生らしき男の子が、付箋やマーカーがびっしりの本を読み耽っている。終点の三鷹に着いて客が全員降りたのも気付かないくらい、一心不乱に。最初は勉強熱心だなあと感心していたのだが、ふと横目で本のページを見ると、それは就職面接のマニュアル本だった。

うーん、どうなんだろ。人それぞれいろんな考えがあるんだろうけど‥‥。就職の面接って、マニュアル本を読み込めばクリアできるようなものなの? ありのままの自分を出して、素直に会って話をしてくれば、それでいいんじゃないかと思ってしまうのだが。

少なくとも、僕は嫌だな。ただマニュアル通りに動くだけの人生なんて。

GWが待ち遠しい

昨日は午後遅めの時間から、赤坂で取材。出かけるまでに家で仕事を進めておこうと思ったのだが、朝はなかなか起きられず、起きても身体が異様にだるくて、家では何もできないまま、取材だけはかろうじて遂行したというていたらくだった。バングラから戻ってきて以来の仕事ラッシュで、たまっていた疲労が噴き出したのかもしれない。

今日はひさしぶりに丸一日、家にいられる。頻繁に着弾する仕事メールに返信しつつ、今週取材した分の大学案件の原稿を書き進める。昨日の夜、四ッ谷でうまいカキフライを食べ、前後不覚にぐっすり寝たからか、だいぶ体調が戻ってきた。自宅である程度まとまった時間が取れれば、あとは自分次第で何とかできるから、気も楽になる。

あー、早くゴールデンウイークが来ないかな。そうしたら、外から何にも邪魔されずに、ひたすら原稿に没頭できるのに! という願望を抱いてしまうのは、人として何か間違ってるような気もする(苦笑)。

写真のプリント

昨日は、昼に千駄ヶ谷で打ち合わせを一件こなした後、再びナロさん宅を訪問。目的はねこぱんちを受け止めるためではなく(笑)、プリンタをお借りして、写真のプリントをさせてもらうため。

来年の今頃くらいを目標に、今までラダックで撮影してきた写真の集大成となるような写真展の開催を計画しているのだが、会場候補として考えているギャラリーの年二回の公募受付期間が、来月から始まるのだ。ただ、そこでは、応募用の写真見本をインクジェットプリンタでプリントしたものに限定している。普段の仕事でもめったに必要にならないプロ仕様のプリンタを、そのためだけに買うのは難しい。どうしようかなと悩んでいたところ、たかしまさん宅でプリンタを使わせていただけることになり、ありがたくご好意に甘えさせていただくことにしたのだ。

昼過ぎに開始して、A4サイズの写真を計45枚プリントするのに、約4時間。乾燥待ちの間に近くの焼き鳥屋で軽く飲んだりして、結果的にずいぶん長い時間お邪魔してしまい、何だか申し訳なかった。それにしても、最近のプロ仕様のプリンタで、一番いい写真用紙にプリントすると、恐ろしいくらいに綺麗に刷り上がるのには、本当にびっくりした。日本のメーカーの技術力というのは、つくづくすさまじい‥‥。さんざん見慣れたはずの写真なのに、ファイリングしたものをあらためてしげしげと眺めてしまう。

さて、公募、どうなるか。承認されるといいな。ちなみにナロさんは、昨日はほぼずっとおねむだった(笑)。

女子大で待ち合わせ

今日は朝から夕方まで、計三件の取材。収録場所は五反田にある某女子大。

朝、大学の正門前で15分前に待ち合わせということだったので、ちょっとだけ余裕を持って到着。iPhoneをいじりながら依頼元の担当さんが来るのを待つが、来ない‥‥来ない‥‥何となく不安になる。女子大の正門の前に、朝から何をするでもなく所在なげに立ち尽くすおっさん一人。正門脇の詰め所にいる守衛さんからすれば、これはもう不審者にしか見えない。

5分前になってようやく姿を現した担当さんを見つけた時は、ほっとした。いや、別に遅刻したわけじゃないけど、こういう場所で待つ身としては、ちょっとね(苦笑)。

ようやくの春

昼、取材に出かけようとしたら、外の空気がやたらぬくい。もう、上着もいらないんじゃないかと思えるくらいの暖かさ。ここ最近、気温の乱高下が続いていたが、ようやく春になったのだろうか。近所の木蓮もほぼ満開だ。

今日は午後から四ッ谷にある某大学で取材。キャンパスを行き交う学生さんたちも軽やかな服装で、どことなくうきうきしているように見えた。人間、気温が数度上がるだけで、気分もアガるんだな。自分もしかり。

この週末あたりには、東京でも桜が咲きはじめるのかな。今年は行けるんだろうか、お花見‥‥。