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腹が減っては

取材のため、午前中に家を出る。下りの中央線に乗り、西国分寺で武蔵野線に乗り換え、さらに東武東上線に乗り換えて、川越へ。あたりに広がる、田んぼと畑。えらいところまで来たもんだ。

今日は二件の取材が入っていたのだが、間の空き時間が中途半端だったせいで、おひるを食べ損ねてしまった。二つめの取材を終えて電車に乗る頃には、もうふらふら。完全にエネルギー切れ。腹が減っては‥‥というやつだな。

都心に戻り、八重洲にある和風ダイニングの店へ向かう。以前、デリーでさんざんお世話になったご夫妻と、その友人の方との会食。いやー、おいしかった。びっくりした。エネルギーが枯渇してたから、余計においしく感じたのかも。

ひさしぶりに会った方々と、ラダックやらパキスタンやらアフガニスタンやら、濃〜い話ができて愉しかった。それぞれ夏には計画があるので、帰国したら報告会をやりましょう、という話に(笑)。心地よい時間だった。

奥多摩散策

ひさしぶりに遠出。といっても、同じ東京都内の奥多摩へ。ずいぶん昔に一度歩いたことのある、奥多摩湖から奥多摩駅までのハイキングコースをまた歩いてみた。この間新しく購入したばかりの、リコーのGR DIGITAL IVの試し撮りもかねて。まずは、奥多摩駅からバスに乗ってやってきた奥多摩湖にある、小河内ダムの水門。

目指すべき高み

取材のため、朝から巣鴨へ。午前中に一件、午後に二件。それぞれ、まずまず首尾よくやり遂げたが、集中力のオン、オフをくりかえすのは、やっぱり疲れる。

すべての取材を終えた後、品川へ。キヤノンギャラリーで開催中の石川梵さんの写真展「人の惑星(ほし)」のオープニングパーティーに出席させていただく。名前を聞くだけでくらくらするほど錚々たるフォトグラファーの方々の迫力に圧倒されながら、会場の片隅でビールをすする(苦笑)。でも、石川さんや、一年ぶりにお会いした庄司康治さん、「梅里雪山 十七人の友を探して」の著者の小林尚礼さん、「グレートジャーニー」の関野吉晴さんなど、何人かの方にご挨拶ができたので、よかった。

石川さんの「人の惑星(ほし)」は、世界各地の壮大な自然の空撮と、さまざまな民族の生活や文化に密着した写真の数々が同居した、とてつもなく濃密な写真展だった。石川さんが写真を撮り続けてきた、30年という時間が凝縮されている。その密度に圧倒されながらも、「‥‥だったら、自分はどうする?」と、頭の片隅で考えている自分がいた。刺激を受けたというにはおこがましいけれど、改めて、自分の中にある目標設定をセットさせてもらえた気がする。

今まで目指してきたものに、間違いはない。ただ、目指すべき高みは、もっと上にある。

ひさしぶりの自転車

いい天気。今日を逃すと当分チャンスがなさそうだし、自転車に乗ることにした。紫外線が凄そうなので、念のために日焼け止めを塗って、いざ出発。Tシャツとクロップドパンツでも暑いくらいだ。

選んだのはおなじみの、野川公園から野川、二子玉川、多摩川と回るコース。本当は、先月の桜の時期にこのコースを回りたかったのだが、忙しくて時間が作れなかった。でも、今日は今日で、野川沿いの景色は新緑で眩しいくらいに綺麗だった。魚採り網を手に、川に入ってはしゃいでる子供たち。川べりの遊歩道をぶらぶら歩いてる老人たち。僕と同じように自転車に乗ってる人も多い。やたら長いレンズと三脚をつけたカメラを持ち歩いてる人も多いな(笑)。

二子玉川から多摩川にかかる橋を渡ると、「‥‥何のフェスだ?」と訝りたくなるほど、ものすごい数の人たちが河川敷でバーベキューをしていた。肉の焼ける匂いと煙でむせかえるほど(苦笑)。休みの日の多摩サイは、ふらふらと危なっかしげに歩く人が多い一方で、シャカリキにロードレーサーを飛ばす人もいて、危なくて気が抜けない。

登戸茶屋でコーラを飲んで休憩。登戸から鶴川街道までは、左岸の車道を走ってみることにした。ある意味、こっちの方が多摩サイより安全かも。ギヤをトップに入れてしばらく走ってみたが、帰りの深大寺あたりの上り坂で、あっさりと脚が動かなくなってしまった。なまってるなあ、身体‥‥。去年の夏にラダックで増殖したヘモグロビンも、普通の人並みに戻ってしまったようだ。

ガイドブックが校了すれば、しばらくはそんなに忙しくならなさそうだし、自転車とか、登山とか、ちょっとがんばってみるか。

Gジャン羽織って

暑いくらいの、春の陽気。TシャツにGジャンを羽織って出かける。ぬるんだ風が気持いい。

午前中は赤坂へ。週末にチェックしたガイドブックの再校ゲラを編集者さんに渡し、今後の段取りを打ち合わせる。この後、来週出る色校をチェックして連休明けに戻せば、すべての行程が終わる。まだまだ気は抜けないが、やっとここまで来たか‥‥。

午後は上野に移動して、大学案件の取材を二件。だいぶ勝手がわかってきて、どうにか首尾よくやり遂げる。帰りは時間があったので、アメ横を抜け、秋葉原まで歩いて行って、総武線各駅停車でのんびり帰った。

家に着く頃、にわかに空がかき曇って、部屋に入るとぽたぽた雨が降ってきた。ぎりぎりセーフ。