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天気予報は雨

今日は午前中に五反田、午後は麹町で打ち合わせ。暗い空に吹きすさぶ不穏な風。天気予報は午後から雨、かなり本降りになるとか。「しっかりした傘を持ってお出かけください」というので、折り畳み傘ではなく、大きめのビニール傘を手に持って出かける。

一件目の打ち合わせを終え、移動時間の合間にハンバーガーをほおばり、二件目の打ち合わせへ。空模様は見るからに怪しげで、生ぬるい風が肌にべとつく。帰りは本降りの雨だろうな‥‥と覚悟していたが、意外にも、二件目が終わって外に出ても、雨粒はまだ落ちてきていない。

いつもなら、帰りに寄り道して早めの晩飯でも食べるパターンなのだが、それで昨日みたいに大雨に降られたら難儀なので、四ッ谷から中央線で一直線に三鷹へ。駅からもせかせかと早足で歩き、途中のスーパーで晩飯用の惣菜を買い、無事に帰宅。

‥‥で、今、夜の八時半。まだ、雨も何も降ってない。濡れずにすんだのはよかったけど、朝から晩まで一日中、邪魔なビニール傘をただ無駄に持ち歩いてたのが悲しい(苦笑)。昨日といい今日といい、天気予報、さっぱりだな。

そば屋で飲む

この間の金曜日は、夕方に知人のデザイナーさんと打ち合わせ。終わった後、ちょっと飲もうということになり、西麻布のとあるそば屋に連れていってもらう。

蒸し暑い日だったので、とりあえずビール。よく冷えた小さめのグラスでちびちびと。コハダの酢締め、小アユの唐揚げ、そら豆など、夏らしい料理をつつく。二杯目から冷酒に切り替え、これまたちびちびと。最後は温かい具沢山のつけ汁の田舎そば。

こんな風にしてそば屋でちびちび飲むというのは、いい年の大人の特権なのかも、と思う。少なくとも、自分が二十代の頃はそば屋で飲むという発想はなかったし、実行してたとしても似合わなかっただろう。まあ、それだけおっさんになったということか。

これで、昼間からそば屋で冷酒を飲んだりすると、さらに背徳感が増してうまいんだよな(笑)。

積み重ねたもの

梅雨入りしたとは思えないほど、爽やかな午後。吉祥寺界隈をぶらぶら散歩し、夜、リトスタへ。

リトスタは、昨日の六月一日で九周年。昨夜はさぞや混雑しただろうと思っていたら、常連さんたちは同じような予測をして牽制し合ったらしく(笑)、むしろ今日の方が混んでいて、開店直後からほぼ満席。合鴨スモークとフルーツのサラダ、手羽元とジャガイモのスープごはんなど、たらふくいただく。

自分でレストランやカフェをやってみたいと考えてる人は、世の中にたくさんいると思う。たぶん、お店をオープンするだけなら、本気でやろうと決意すればかなりの数の人が実現できる。でも、それを続けていくことは本当に難しい。リトスタがオープンしてから九年間、同じ商店街で、どれだけ多くの店が開店と閉店をくりかえしたことか。

リトスタが歩んできたこの九年間も、大変な苦労の連続だったと聞いている。日々のやらなければならない仕事と、こうすればもっとよくなるんじゃないかという工夫の、地道で丹念な積み重ね。僕らが何気なくすする一杯のコーヒーにも、淹れ方からお客さんへの出し方まで、彼らが積み重ねたものがたくさん籠っている。

九周年、おめでとう。次は十周年記念ライブで(笑)。

五月晴れ

午前中から昼過ぎにかけて、都心で二件取材。終わった後、すぐさま最寄り駅までダッシュして、中央線ではるばる終点の高尾へ。そこからさらにバスに乗り、もう一件取材をこなす。終わってからも、家路が遠い(苦笑)。

こんなに忙しい日でも、そんなに疲れを感じなかったのは、天気があまりにもよかったからだと思う。本当に、雲一つないすっきりとした青空で、夏のような日射しが降り注ぎ、風はさらりと心地よかった。まさに五月晴れ。

同じ仕事のノルマでも、一日中雨に降られていたら、それこそぐったりだったろう。でも、来週明けにはもう、梅雨入りしてしまうのかな。時が過ぎるのは早い。