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おつとめ

ロボット兵この週末は、妹の一家が遊びに上京してきた。妹と旦那さん、姪っ子(中1)、甥っ子1号(この春から小1)、甥っ子2号(現在約1歳半)という大所帯。昼に飛行機で到着し、スカイツリーに登った後、午後からジブリ美術館に行くというので、吉祥寺で待ち合わせて合流する。

日増しに天然度が増す姪っ子と、東京の街にテンションMAXの甥っ子1号、そして何もわかってないだろうけどテンションだけは同じくMAXの甥っ子2号。予想に違わぬ珍道中と相成った。今日は吉祥寺もすごい人出だったし、ジブリ美術館も同じく満員状態で、油断するとどこに行っちゃうかわからない怪獣たちを引き連れてそうした人混みの中を右往左往するのは、さすがに疲れた。仕方ない、これもおつとめだ。

それにしても助かったのは、晩飯をリトスタで食べられたこと。姪っ子と甥っ子1号は普段はそんなに食べない方で、いつもぐずぐず時間をかけながらごはんを食べているのだが、リトスタではすごい勢いでぱくついてた。僕よりも食ってたんじゃないかと思う(笑)。甥っ子2号に至っては、1歳半にしてレバーペーストをなめまくってたし。

これから先、彼らが今日のことをどれくらい憶えていてくれてるかはわからないけど、ちょっとでも記憶の片隅にひっかかっていてくれたらいいな、と思う。まあでも、どうかな(笑)。

粉雪

昼、銀座のスタバで取材と打ち合わせ。二時間ほどで終わり、店の外に出ると、雪が降ってる。朝、家を出る時は、よく晴れていたはずなのに。ビルの谷間に、音もなく舞い降りる粉雪。

昼飯に適当にハンバーガーを食べ、本屋などをぶらつきつつ、雪が止むのを待つ。止んだかな?というところで、次の取材&打ち合わせ先の八丁堀まで、てくてく歩きはじめる。と、また降りはじめてしまった。後戻りするには微妙な距離。ピーコートの肩に落ちる雪を横目で見ながら、まあいいか、と歩き続ける。

この冬の雪も、さすがでこれが最後かな。あと三週間もすれば、木蓮や桜も咲くはずだ。

谷川俊太郎×竹沢うるま「コヨーテの旅」レポート

二月上旬に渋谷で開催された、詩人の谷川俊太郎さんと竹沢うるまさんによるトークイベント「コヨーテの旅」の模様を紹介するレポート記事の執筆を担当しました。小学館の雑誌「BE-PAL」のWebサイトに、前編後編に分けて掲載されています。貴重な顔合わせのトークイベントだったので、ご一読いただけるとうれしいです。

ぬるむ空気

午前中、堀切で取材。三鷹からだと地味に時間がかかるし、ラッシュアワーの都心を横断しなければならないのが結構大変。まあでも、首尾よく終えられてよかった。午後は目黒に移動して、別件の打ち合わせ。こちらの打ち合わせも、とても楽しい雰囲気で進められたので、ほっとする。

帰りに吉祥寺で途中下車して、追加注文していた名刺を受け取り、歩いて家路につく。朝のうち小雨がぱらついてた空も、すっかり晴れ上がった。夕方の五時半を過ぎてもまだ明るい。ずいぶん日が長くなったな。バングラに行ってる間に、空気もぬるんできて、大雪が降った頃のキリキリと締めつけられるような寒さはなくなった気がする。

じりじりと、少しずつ春が近づいてくる。

教会にて

昨日は、品川のグローリア・チャペルで開催された、羊毛とおはなのライブへ。

ちょうど一年前にも同じ場所で彼らのライブを聴いたのだが、今回の演奏は前よりもさらに深く、どこか凄みを感じさせるほどの完成度の高さだった。特に、ビョークの「ハイパーバラッド」から彼らの「はだかのピエロ」、そしてベッド・ミドラーの「ローズ」に至るあたりは、本当に素晴らしくて、身体中がぞくぞくしてくるような高まりを感じた。教会という場所そのものが音楽に与える力も大きかったのだろう。

はー。心のいい洗濯になった。それでは明日13日(木)から24日(月)まで、バングラデシュに行ってくるので、しばらくブログの更新をお休みします。ではまた。