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間違えまくる店員

週明けにネットで注文した、オンキヨーのネットワークCDレシーバーが今日になって届いた。スピーカーは、ネットで買うよりもヨドバシの方がポイントの分だけ得のようだったので、夕方、歩いて吉祥寺のヨドバシに向かう。

今回はスピーカーの他に、MacのiTunesにある音源をApple TV経由で出力するための光デジタルケーブルと、ネットワークCDレシーバーのインターネットラジオ機能を使うためのWi-Fiアダプタを買うつもりだった。で、店内に入って、店員さんの一人を呼び止め、こういう用途でスピーカーと光デジタルケーブルとWi-Fiアダプタが欲しいと言うと、

「Apple TVには、光デジタルポートはないですよ。HDMIだけです!」
「いや、ありますよ(だって僕Apple TV持ってるし)」
「えっ? じゃ、ちょっと他の売り場で確認してきます!‥‥‥‥お待たせしました! 光、ありました!」

このあたりは序の口で、この店員さん、僕がApple TVとWi-Fiアダプタを併用する理由について、そもそもの仕組みがよく理解できていないようで、全然違う答えをくりかえしていた。Apple TV経由ではradikoなどの音声は飛ばせない(Macの全サウンドを飛ばす設定にすれば可能だが、そうするとたぶんメール着信音まで飛んでしまう)のだが、オンキヨーの製品にはインターネットラジオ機能がついてるから、それを活かすためにWi-Fiアダプタを使うのだけれど。

で、最後に店員さんがレジにスピーカーの箱を運ぼうとしていた時、

「店員さん、それ、型番同じだけど色が違う! 僕がほしいと言ったのはブラックの方!」

危ないところだった。ヨドバシは、たとえ店員のミスで商品を取り違えたとしても、客が自ら返品交換に持ち込まなければならないのだ。昔、イヤフォンのイヤーピースを買った時にそういう羽目に陥ったことがあるが、こんな重たいもので同じ目に遭うのはさすがに困る。

みんながみんな、こんな感じではないとは思うけど、職場が職場なだけに、もうちょっと、知識と慎重さを、よろしくです。

音楽の力

昨日の夜は、恵比寿ガーデンホールで開催された、アン・サリーさんと畠山美由紀さんの「ふたりのルーツ・ショー」へ。お二人がそれぞれのルーツにある曲、好きな曲、歌ってみたい曲を披露するこのライブ、去年観た時も素晴らしかったのだが、今年はさらにしっとりと深みを増した、聴き応えのある選曲だった。

司会の中原仁さんとお二人とが繰り広げる曲間のトークもこのライブの楽しいところなのだが、アンさんがさらっと何気なく話したエピソードが、とても深く印象に残った。

普段は医師として病院に勤めているアンさんは、時々、患者さんのお宅に往診に行く場合があるそうなのだが、あるお宅で患者さんの元気のない様子を見て、「蘇州夜曲を歌ってさしあげましょうか?」と聞いて、その場で歌ったことがあるのだという。医学的な治療でもそう簡単には結果を出せないような、患者さんの心に安らぎを与えたり、元気づけたりすることのできる力が音楽にはあると思う、という内容のことをアンさんは話していた。

本当に、その通りだと思う。今の時代、CDもだんだん売れなくなり、音楽は二束三文でつかの間消費されては忘れ去られていく存在と思われるようになっているのかもしれないけど、それでも音楽は、確かに人の心の中に残り続けて、時に支えになってくれる存在であることは、昔も今もきっと変わらないはずなのだ。

僕も、自分の生活の中の音楽のポジションを、あらためて見直してみよう、と思った。

徒歩15分

僕が住んでいる部屋は、三鷹駅から徒歩15分の場所にある。

部屋探し中に不動産屋さんでそう聞いた時、「ちょっと遠いかな」と思った。それまで一人暮らしをしてきたいくつかのアパートは、どこも最寄り駅から徒歩5分か10分の範囲内だったからだ。でも、実際に何年かここで暮らしてきて、徒歩15分というのは、結構絶妙な距離だなと思うようになった。

駅にもよるけど、徒歩5分とかだと、周辺の交通量や店の多さ(三鷹ならパチスロ店とか)が、住んでるうちにうっとうしくなる可能性がある。でも、徒歩15分の今の場所だと、完全に住宅街なので、駅周辺の喧騒から離れて暮らすことができる。かといって、不便に感じるほど遠すぎることもない。そもそも僕は、歩くのが無駄に速いし(苦笑)。

今日も、駅を通って反対側の南口にあるまほろばさんまでコーヒー豆を買いに行ったのだが、本屋に寄り道しつつ往復してくれば、1時間ほどの散歩になる。部屋に籠りっぱなしで運動不足になりがちな身には、ちょうどいい環境なのかもしれない。

次にどこか引っ越すとしても、また徒歩15分を基準にしてみようかな。

出会うことの意味

昨日から、来年1月17日(土)に渋谷で開催する「撮り・旅!」のトークイベント第2弾の告知を始めた。おかげさまで、予約状況もかなり好調な出足のようだ。どうにか定員にまで達するといいのだけれど。

こうしたトークイベントは、ビジネスの観点で見れば、直接的な利益にはほとんどつながらない。今回も旅行会社3社に協賛していただいているけれど、満席になったとして、その入場料と協賛金を合わせても、会場代や出演者の方々への謝礼を引けば、ほとんど残らない。出版社も自発的にはこうした儲からないイベントはあまりやりたがらないので、もっぱら著者側が企画して主導することになる。もちろん、もっと有名な作家の方とかだと全然違うのだろうけど。

では、全然儲からないのにどうしてわざわざ大変な思いをしてイベントをやるのかというと‥‥単純に本のプロモーションのためだから、とは言い切れない気がしている。うまく言えないのだが‥‥自分たちが作った本の読者の方、あるいはこれから読者になってくれるかもしれない人に、イベントという現実の場所で、直接出会ってみたい、と思うのだ。そこで、自分たちが本に託して伝えようとしていたことは正しかったのか、間違っていたのか、ちゃんと伝わったのかどうかを、ほんのいくばくかでも確かめられないだろうか、と。

ともあれ、今回のは、めいっぱい面白いイベントにするつもり。興味のある方は、土曜の午後に僕たちに会いに来てください。お待ちしています。

忘れてきたもの

ほんと、やたらめったら忙しい。

今日は午後から、三田と赤坂でそれぞれ打ち合わせ。終わった後、四ツ谷のたけだでカキフライ定食を食べてほっとしたのもつかの間、家に戻ってみたらメールの山で、夜半過ぎまでひたすらキーボードを叩いていた。

赤坂で、冬だけ登場するアイススケートリンクのそばを通りがかった。スケートなんて、いったい何年やってないだろう‥‥さっぱり思い出せない。とりあえず、普通に前に進んだり曲がったりする分には普通に滑れるけど。あれ、そういえばスキーは? 何年やってない? 大学の時以来?

年を経るにつれ、いろんなことを経験していく一方で、忘れてきたものもある。寂しいような気もしないではないし、またやってみようかと思わなくもないけれど、うーん、どうだろ‥‥。何かきっかけがあれば、なのかな。

とりあえず今は、いろんな意味で余裕がない(苦笑)。