Tag: Tokyo

金木犀

連休中、というより先週アフリカから戻ってきて以来、ほとんどずっと働きづめだったので、今日は丸一日オフ。昼から昭和記念公園に出かける。

今日のお目当ては、満開になっているというコスモスの花と、以前たまたま食べて以来ぞっこんの五浦ハムのハム焼きだったのだが、思いのほか心を掴まれたのは、金木犀の香りだった。西立川の駅を降り立ったとたん、青空の下を吹き渡る風に乗って、何とも言えない爽やかな匂いが漂ってくる。深く呼吸をして吸い込むと、身体の中の澱みがすっかり洗い流されていくような気がする。

公園内を歩いていると、それこそ至るところで金木犀の木々が花を咲かせている。昔、この公園の設計をした人は、秋になるとこんな風に金木犀の香りがたちこめることを想像していたのだろうか。だとしたらその人に、こんな清々しい気持にさせてもらったお礼を言いたいような気がした。

なぜかスニーカー

午前中、赤坂で打ち合わせ。来週末からの南アフリカ取材の件で、観光局の方からのブリーフィング。その後、依頼元の担当さんとランチがてら、記事にするネタを打ち合わせる。とりあえず、ワイルドな記事になるのは間違いない(笑)。

午後は目黒に移動し、10月のタイ取材の打ち合わせ。こちらは去年より1日だけ短くなるが、それでも油断できないスケジュールなのは変わらない。移動の連続なのでうっかり体調も崩せないし。勝手知った地域とはいえ、気を引き締めなければ。

その午後の打ち合わせで、結構大事な書類の束をたくさん受け取ったのだが、大判の封筒に入っていたので、そのままだと、大事なものだとわかっていても何かの拍子にうっかりなくしてしまいそうな気がした。で、渋谷あたりで何か入用なものを買って、その時に大きめの手提げ袋をもらって、それに書類を一緒に入れようと思いついた。

これはいいアイデアだなあと思ったのだが、それで選んだ買い物が、なぜかスニーカーだったという‥‥。そこまで大きな買い物をする必要もなかったのに。我ながらどうかと思う、ほんと。

つかのまの日本

昨日の朝、2カ月ぶりにインドから日本に戻ってきた。

今年のインド滞在は、大小いろんな仕事が入り乱れていて、あれやこれやとあたふたしてるうちに、いつのまにか終わっていたという印象。出発前には心配事がたくさんあったし、実際に渡航してからも、特にスピティでありとあらゆるトラブルに見舞われたのだが、最後の最後でツキに見放されずに、どうにか乗り切ることができた。そういう意味では、今年もソデチャン(ツイてる人)でよかったなあと思う。

で、ひさしぶりに日本に帰ってきたのはいいのだが、10日後には再び日本を離れることになってしまった。プレスツアーに同行しての取材で、南アフリカに10日間。そのツアーから戻ってきた後、10月初旬からは、毎年恒例のタイ取材に4週間。何が何だかわからないうちに、このまま2015年が終わってしまいそうな気配だ。

今も南アに出発する前にやらなければならない仕事が山積なのだが、とりあえず深呼吸でもして、目の前のものに一つずつ、確実に取り組んでいこう。

油断大敵

午前中から、矢継ぎ早の電話やメールで、ばったばた。半信半疑だった件、やはり油断大敵だった(苦笑)。これはもう、デリーに着いてイミグレを通過するまで安心できそうにないなあ‥‥。

午後から外出して、新橋で打ち合わせ。今年の夏、ラダックではいろんな取材に取り組むのだが、今日打ち合わせた分も含め、大小さまざまな記事の形で世の中に送り出すことができそうだ。目標が具体化すると、やはり俄然やる気が出てくる。

‥‥とはいえ、まだ油断大敵なのである(苦笑)。いろいろうまくいきますように。

気圧と体調

今日は不調。朝から身体が重くてだるく、頭がぼんやりと痛い。連絡業務をすませた後、頭痛薬を飲んで、部屋のソファでおとなしく休む。

こういう感じで不調に陥る時は、だいたい年に1、2度あるのだが、原因がいまいちはっきりしない。世間では天気が悪くて気圧が下がると頭痛になったりするとも言われるが、僕の場合、たぶんそれは関係ない。だって、ラダックにいる時は、気圧なんて600ヘクトパスカル台だし(笑)。

明日にはたぶん、何事もなかったかのようにけろっと治っているだろう。やれやれ。