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電話世論調査

東京都議会議員選挙についての世論調査の電話がかかってきた。昨日の午後だけで、二回も。

どちらも自動音声のナビゲートに従って、自分の意思に沿った番号を選んで押すという方式。調査内容はどちらも似たり寄ったりだったが、支持政党名を挙げる時の並び順が、一方は自民党が先で、もう一方は都民ファーストの会が先だった。都民ファーストの会を先に挙げた方の調査では、築地から豊洲への市場の移転問題についてかなり重ねて質問してきて、意図的に争点にしようとしているのを感じた。他にもいろいろあるだろうに。

結論から先に言うと、僕は都民ファーストの会&公明党にも、自民党にも、投票する気はございません。少数派で結構。あしからず。

牧畜民とカツサンドと時計職人

昨日はなかなか霧雨が止まなかったが、午後から出かけた。

まず、吉祥寺のキチムで始まった「ヤクとミルクと女たち チベット牧畜民のくらし展」へ。チベット・アムド地方の遊牧民の人々の暮らしぶりが丁寧に紹介されていて、ラダックのチャンタンの遊牧民との共通点や違いを考えながら拝見させてもらった。展示のあちこちに細かな工夫がなされていて、主催者の方々の思い入れが伝わってきた。見れてよかった。

夕方までに渋谷に移動し、またしてもユーロライブの南インド映画祭へ。夜の部のチケットを買い、時間が来るまで、宇田川町のマメヒコでカツサンドとジンジャーソーダをいただきながら、じっくり読書。これもまた、とてもいい時間だった。

で、この日観た映画はタミル語映画の「24」。タイムマシンを発明してしまった科学者とその双子の兄弟、そして科学者の息子である時計職人を、スーリヤという俳優が一人で演じ分けるという、すごい配役。その演じ分けにまったく違和感がなかったのもすごかった。例によってツッコミどころは数あれど(笑)、二転三転する物語はよく練られていたし、細かな伏線が綺麗に回収されていくのも気持よかった。しかしまあ、時計職人って、何でもできるんだなあ(笑)。

すっかり一日遊んでしまったので、今日からしばらく真面目に働きます。はい。

春の丹沢表尾根


今日はちょっとがんばって早起きして、丹沢表尾根を歩いてきた。小田急線で秦野まで行き、ヤビツ峠行きのバスに乗り、峠から二ノ塔、三ノ塔、鳥尾山、行者岳、そして塔ノ岳。気温は高かったと思うが、尾根に出ると思いのほか風が涼しくて、暑さはさほど感じなかった。春霞の向こうにずっと、富士山の白い頂が浮かんでいるように見えていた。


山桜、だろうか。標高の高い場所にはまだ少し咲き残っていた。

今日は最初の登りを意図的に速いペースで登ってみたのだが、あまり長続きはしなくて、尾根伝いに登ったり下ったりする頃にはだいぶペースが落ちてしまった。部屋でちょっと筋トレとかしてるだけでは、身体全体(筋肉だけでなく内臓とかも含めて)の体力や持久力はなかなか維持できないのだと、あらためて実感。とはいえ、今日ある程度追い込めたので、次からはぐっと楽になると思う。

脳をとっぷり浸す日

昨日は昼から、渋谷へ。まず、Bunkamura ザ・ミュージアムで一昨日から始まったソール・ライター展に行く。一年半ほど前に彼についての映画を観て以来、この写真展も心待ちにしていたのだが、期待に違わぬ、素晴らしい内容だった。実際にじっくりと拝見させてもらった彼の作品群についての感想は、また別の折にでも書こうと思う。

夕方からは、同じくBunkamuraのオーチャード・ホールで開催された、畠山美由紀さんのデビュー15周年記念ライブ。6名のゲストが入れ替わりながら登場するという、本当に贅沢な内容。圧倒的な演奏と、台本通りにいかないMCがたまらない(笑)。歌と音楽に対する愛情が、ぎゅうっと詰まった3時間だった。

丸一日、眼から、耳から、良質なインプットを注ぎ込んで、滋養の海に脳をとっぷり浸すことができた。こういう日は、時折必要だなあ、と思う。

夏がひたひたと

昼、歩いて吉祥寺へ。キチレコソニック2017の会場で、たかしまてつをさんたちのバンド、東京ハイボールズのミニライブを拝聴。楽しかった〜。会場にいた人たち全員が、本当に楽しそうだった。

連休に入って、みんな帰省したり遠出したりしてるのかと思いきや、吉祥寺の街は思いのほか、人が多くて、どこの店も大混雑。週明けの月火の平日、暦通りに仕事があって、この週末は普通に都内で過ごしてる人が多いのかもしれない。

運良く入って座れた武蔵野珈琲店で、今季初のアイスコーヒーをすすっていると、窓の外で、いきなりのどしゃぶり。で、すぐに何事もなかったかのように止んだ。ついこの間、やっと春になったかと思ったら、もう夏がひたひたと近づいているようだ。