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初夏の土曜日

昨日は梅雨っぽい天気だったが、今日は昼から晴れて、風も吹いて爽やかな日になった。

午後、広尾で昨日から始まった吉田亮人さんの写真展へ。今日は会場で吉田さんと石井ゆかりさんとの対談があるとのことで、すべり込みで拝見させてもらった。先日のKYOTOGRAPHIEで吉田さんが発表した「Falling Leaves」の制作過程の話も。写真家をやめようと思ったほど悩み抜いた末、写真家として、人としての原点と、これからの道を見出した吉田さん。大きな一歩を踏み出されたのだな、と思う。

その後、神保町に移動して、スヰートポーヅで餃子中皿定食をたいらげ、少し書店街をぶらつき、夕方から岩波ホールでチベット映画「草原の河」を観る。山あり谷ありの大感動作とかではないけれど、静かで、しみじみ、じんわりとくる映画だった。標高の高い場所が、少し恋しくなった。

……まあ、あと1カ月後には、行くんだけども。そう考えると、それはそれで、何だか茫然としてしまう。

だし巻き卵、そしてインディア

一昨日の夜は、ラダックのツアーでお世話になっているGNHトラベル&サービスの事務所で飲み会。三井昌志さん、小林尚礼さん、藤木ケンタさん、中田浩資さんという錚々たる顔ぶれ。今回の宴は、中田さんが得意料理のだし巻き卵をひたすら焼きまくって、皆にふるまうという趣向だった。大葉とじゃこ入り、まるごと明太子入り、穴子入り、そしてプレーンなだし巻き卵。中田さんの手際はどれもお見事で、ふわっふわのだし巻き卵は本当においしかった。ごちそうさまでした。

そして昨日は、日本橋で開催されたインド関連本の販売イベントと、矢萩多聞さんたちが出演するトークイベント「ぽかーんインディア」へ。4人の出演者がそれぞれインドにまつわる「ぽかーんとした話」をするイベントだったのだが、面白かった〜。特に多聞さんの「イングリッシュティーチャー」の話は、個人的に強烈にツボに入った。インドという国、本当に底が知れない……。

二日続けて、たくさん笑うことができて、なんだか気分がせいせいとしている。

雲の爆発

今日は昼過ぎ頃から不穏な天気で、都内ではあちこちで、いわゆるゲリラ豪雨が降ったらしい。家で仕事しながら時折アメッシュを見ていると、見事なくらい赤黒い(=降水量が多い)パターンが、上空をまだらに蠢いていた。

ゲリラ豪雨の直訳になるのかわからないが、集中豪雨のことを英語ではCloudburst、「雲の爆発」と呼ぶそうだ。僕がこの単語を知ったのは、2010年夏のラダック。深夜に突然発生した集中豪雨で、ラダック全土で約600名もの死者・行方不明者が出た災害の時だった。僕自身、山中でのトレッキングからほうほうのていでレーに帰り着き、街の中に貼られていた新聞の切り抜きの見出しを見て、この単語の意味するところを知った。Cloudburstという言葉は、たぶん、ずっと忘れられないだろう。

今日の東京みたいなゲリラ豪雨が、もしラダックで降ったら、家の何軒かは流されてしまっているかもしれない。草木の乏しい剥き出しの大地は、雨に対しては本当に脆い。ラダックを取り巻く自然の怖ろしさには、そういう側面もある。

電話世論調査

東京都議会議員選挙についての世論調査の電話がかかってきた。昨日の午後だけで、二回も。

どちらも自動音声のナビゲートに従って、自分の意思に沿った番号を選んで押すという方式。調査内容はどちらも似たり寄ったりだったが、支持政党名を挙げる時の並び順が、一方は自民党が先で、もう一方は都民ファーストの会が先だった。都民ファーストの会を先に挙げた方の調査では、築地から豊洲への市場の移転問題についてかなり重ねて質問してきて、意図的に争点にしようとしているのを感じた。他にもいろいろあるだろうに。

結論から先に言うと、僕は都民ファーストの会&公明党にも、自民党にも、投票する気はございません。少数派で結構。あしからず。

牧畜民とカツサンドと時計職人

昨日はなかなか霧雨が止まなかったが、午後から出かけた。

まず、吉祥寺のキチムで始まった「ヤクとミルクと女たち チベット牧畜民のくらし展」へ。チベット・アムド地方の遊牧民の人々の暮らしぶりが丁寧に紹介されていて、ラダックのチャンタンの遊牧民との共通点や違いを考えながら拝見させてもらった。展示のあちこちに細かな工夫がなされていて、主催者の方々の思い入れが伝わってきた。見れてよかった。

夕方までに渋谷に移動し、またしてもユーロライブの南インド映画祭へ。夜の部のチケットを買い、時間が来るまで、宇田川町のマメヒコでカツサンドとジンジャーソーダをいただきながら、じっくり読書。これもまた、とてもいい時間だった。

で、この日観た映画はタミル語映画の「24」。タイムマシンを発明してしまった科学者とその双子の兄弟、そして科学者の息子である時計職人を、スーリヤという俳優が一人で演じ分けるという、すごい配役。その演じ分けにまったく違和感がなかったのもすごかった。例によってツッコミどころは数あれど(笑)、二転三転する物語はよく練られていたし、細かな伏線が綺麗に回収されていくのも気持よかった。しかしまあ、時計職人って、何でもできるんだなあ(笑)。

すっかり一日遊んでしまったので、今日からしばらく真面目に働きます。はい。